子音発音の練習(音節単位で練習します)

ほとんどの子音は単独では発音されません。よって、このページでも母音と組み合わせて練習します。

母音のページでは、短母音と長母音・二重母音の2つに分けて練習しました。

ここでは、弱母音を加えます。これで母音については、通常の音声学の分類を網羅しています。

     
短母音 抑止母音 音節の最後に来ることができません
長母音 開放母音 音節の最後に来ることができません
二重母音
弱母音

しかし、ここでは、練習のために、普通の区別と違う区分をとります。

長母音は、すべて二重母音と考えます。音節の終わりは、弱母音([i]、[u]、[ə])か子音で終わると決めます。

抑止母音の音節の練習ををします。抑止母音の音節は2種類の練習をします。

<bad> /bæd/ [bæˑd] 

<bat> /t/ [bæt]

1つ音節に大体同じくらいの息を使います。英語語では無声音は有声音より強く発音されます。

無声音で終わる場合には子音に多くの息が使われますので、母音の長さが有声音で終わるときより

短くなります。また、母音は母音発音の練習でしたように、息をおなかや胸に共鳴させる感じですが、

子音と弱母音は日本語とほぼ同じようにのどを主体に発音します。ただし息の勢いは英語の方が強いです。

 

 

 

開放母音の音節の練習ををします。開放母音の音節は3種類の練習をします。

<car> /kɑː/ [kɑːə]

<card> /kɑː/ [kɑːd]

<cart> /kɑː/ [kɑˑt]

 

<car>は、<card>[kɑːd][d]の代わりに[ə]を付けます。それでイメージとしては[kɑːə]と発音しているような気持ちで発音します。

まず[kɑː]を母音発音の練習でしたように、息をおなかや胸に共鳴させる感じ発音して、[d]の発音をするときのように[ə]を発音します。

Top Page

 

Last updated on 31 December, ver. 1.

Copyright(c) 2007 Chikashi All Right Reserved.