ここでの注意としては、「自分のスタイルを持つ」ということがあげられます。いくつかのタイプの訛りが混じることは絶対に避けなくてはいけません。
ハミングをイギリス英語の練習に使うためのアドバイスとして考えつく2つの方法を紹介します。
1.ハミングはアルファベットまで、単語や文の発音の練習はイギリス英語で
ハミングはアルファベットまで、単語や文で練習するときは、イギリス英語で練習します。こうすれば実際の会話で、アメリカ英語が混ざってしまうことはないでしょう。ただし、イギリス英語の話せるネイティブにみてもらいながら練習しないと、むずかしいと思われます。
2.アメリカ英語とイギリス英語の英語の発音方法を変える
私は、最終的に次の方法を採っています。アメリカ英語のときは、歯の噛み合わせとRのときの舌の位置をハミングの方法でおこない、イギリス英語では、歯は日本語と同じように噛み合わせ(そういうイギリス人も多い。実際自分の先生も、この噛み合わせです。)、Rは舌を後ろにそらせる方法でします。(イギリス英語ではこのほうが一般的)。
アメリカ英語の練習を、歌か呪文のように考え、ふつうに話すときには使わないように意識する方法も有効です。ただ、どうしても意識だけではむずかしい面もあるので、身体の操作方法を変えることで、条件反射的に、使い分けられるようにするほうが、やさしいと思われます。