ここのところ、英語ネイティブのお客様が増えた。たぶん5%位がそうなんじゃないかと思う。とくに弁護士の撮影が多い。弁護士は英国や米国が本社の世界中にある支社のひとつである東京国際法弁護士事務所の弁護士達だ。いまはふたつの事務所を撮影しているが、事務所といっても、豪華なビル1〜2フロアを使うほど人数が多い。一つの方は眼下に皇居が一望出来る素晴らしいオフィスである。
ちなみに、打ち合わせはいつも同じカナダ人の女性で、彼女は日本語も勉強しているが、電話でのやり取りは英語でしかしない。よほど込み入った話でなければ、英語は苦ではないが、先月英語の勘違いで気絶しそうになるくらいのミスをしてしまった。なぜか、Octoberを11月と勘違いしてしまったのだ。 とにかく彼女ととの予約で、弁護士事務所20周年を祝うパーティーの撮影を頼まれたのだが、それが25th October、それをなんと11月25日と思い込み、別な予約を入れてしまったのだ。しかも、それを知ったのは撮影当日10月25日!「No it’s today!」彼女の絶叫に、亀田次男じゃないけれど、切腹しなければならないかと思うほどあせった。
さいわい、もう一つの予約の方は以前撮影した方で、平謝りにお願いしたところ別な日の予約を気持ち良く了承して頂き、まさに地獄で仏の心境というか女神さまか?
撮影に充分時間をかけたので却って
喜ばれてしまった.
|上はその夜のガーデンパーティー用
ディスプレイ
|右は後日撮影したそのルーマニア
人の女神、ジュリアナさん。
僕は英語で月を何月だったか忘れると、すぐ出てくる月から勘定する。今回の場合、September October Novemberまでは良かったが、なぜかDecemberがどっかに行ってしまった!?つまり逆算して12、11、10Octoberはこういう理由で11月になってしまったわけだ.
ちなみに10月に出した手紙やメッセージカードの日付は全部なんとSeptember !?恥ずかしいたらありゃしない、、、、、、、
日本にも師走とか五月とか、如月なんて美しい月の名前があるが、それが何月かを正確に言える日本人の方が少ないじゃない、などとみっともない言い訳はこの際しないでおこう。
これは最近なぜかもう一度しっかり英語を勉強したいと思っていた矢先の出来事だった。よく来るネイティブの若い子と話している時は会話中も積極的に間違いを直してもらったり、お薦めのペーパーバックを借りて読んだりしている。
なるべく辞書を見ないで読み進めると、解らなかった単語の意味がハッと閃いたりしてなかなか楽しい。
昨日、世田谷文学館に行って植草甚一展に行ったのだが、彼は自宅のペーパーバックとレコードに埋もれて、幸せな人生を送っていた。僕の余生も彼のように生きられたら、幸せかもしれない。その為にも今回 Octoberは10月なんだとしっかり頭に叩き込めたのはラッキーだったのかも!?
世田谷文学館 秋の企画展
植 草 甚 一
マイ・フェイヴァリット・シングス
Jin’ichi Uekusa : My Favorite Things
○c KOUICHI SAITO
2007年9月29日(土)~11月25日(日)
(財)せたがや文化財団 世田谷文学館
〒157-0062 世田谷区南烏山1-10-10
TEL03-5374-9111(代)
2007年11月1日
Octoberは11月じゃない!?
青山表参道アーニーズ日記