夏がいってしまうよ。 いってしまうよ。

たぶん今年最後の水遊び。
過ぎてゆこうとする季節を惜しむかのように、カナはいつまでも水から上がろうとしません。
私たちも「もう帰ろう」の一言を言い出せずに、ただ夕日を見つめていたのでした。