こんのまみこのおぼえがき


2003年7月



7月22日
20日は当初の予告通り日帰り取材。調査については正午過ぎに上野駅で終了しました。その後、コミケカタログを買ったりしながらこっしー君と合流し肉の万世で昼食をとり、私の希望で六本木ヒルズ世界都市展へ。

この展覧会を知ったのは、私がよく読んでいる「東京人」という雑誌の、7月号の小特集「ジオラマ東京」を読んだ時でした。掲載されていた写真だけでも軽い興奮を覚えるくらいでしたが、やはり実物はもっと凄い。間違いなく一見の価値があります。9月21日までですので、期間中に是非とも皆さんも見て頂きたいと思います。

と、素晴らしい体験の後、こっしー君の「泊まっていきませんか?」という有り難い申し出を受けながらも、彼は翌日仕事との事で申し訳なく断らせてもらい新幹線で帰る途中、重要な写真を撮り損ねた事に気がついたのは高崎到着前。引き返すわけにもいかず、結局こっしー君に写真撮影&データ送信をお願いする羽目に。かえって迷惑をかけてしまった・・・・申し訳ないです。
この埋め合わせは必ず。そして、楽しい面白い本を作るために原稿をやるだけです。
7月17日
最も早いコミケットサービスでは明日からカタログ発売開始。とうとう1ヶ月を切った訳です。何が何でも落とす訳にはいかない。
夜の執筆時間が制限される中、仕○中にもちょこちょこと書き溜めてきています。
7月15日
何故だ。例年7月はヒマになるはずなのに、一向に仕事が無くならない。毎週毎週会議だらけ。原稿活動に深刻なる影響が出ています。いくら超勤が増えたって、自慢にならない。大体、単価が安くて大した事にならないし。

今週中に日帰りで緊急取材だぁ。
7月8日
またテレビに映ってしまいました。これで4回目です。今回は地元テレビの街頭インタビューでした。出張で新潟市に出ている際、昼休みに昼食をとる為県庁前を食堂に向かって歩いている時に、インタビューされてしまいました。
「通勤には何を利用されてますか?」「クルマです」
「通勤時間はどれくらい掛かりますか?」「10分くらいですねぇ」
「通勤に水上バスの利用はどうですか?」「通勤の時間に合えば使いたいですねぇ」
実際の通勤時間はクルマで2分(歩いてなら10分)、ましてやこの山中に水上バスの利用なんか有り得るはずがない。ムリヤリ舟を使って通勤するとすれば、鮎釣りの舟しかない(笑)。
水上バスについては質問された瞬時に、「運賃が安かったら」と「頻発していれば」と「時間帯が合えば」の3つの答えを用意し、0コンマ何秒でインタビューに対し適切な答えを選択し、答えている始末。ついついカメラ(インタビュアー)の期待に応える殊勝な答え。
午後6時からのニュースにバッチリ放映されたそうです。午後7時から会議があるので、出張終了後即事務所に戻ってきても誰にも言わなかったのですが、放送直後即座に事務所を訪れた会員や携帯で突っ込まれました。いや〜見ている人は見ているものです。
7月3日
ヤミ金融対策法案なるものが与野党間で合意されたそうですね。本国会で成立は間違いないようですな。

最近は自己破産も出来るだけ破産者の負担を減らす方向に向かっていますが、本来これは間違っていると思います。甘い、むしろもっと厳罰化すべきと。このままではアメリカや韓国の例を出すまでも無く、モラルハザードが酷くなるだけではないでしょうか。
私の済む町にも自己破産をしている人は何人も居ます。しかし、はっきり言って破産しておきながら大きな顔して今も変わらずに町に住み続ける神経には呆れ返ってしまいます。「破産したのだから踏み倒して何が悪い」という姿勢には、怒りが湧き上がってきます。いったい何様なのだ、と。破産って簡単に言えば自分の好き勝手に金を使った挙句の踏み倒しですよ。昔だったら村八分になって、夜逃げになるのが筋でした。
自殺しろとか、そこまで極端な事を言う気はありませんが、破産倒産するということはそれだけ周囲の人に迷惑を掛けているのですから、せめて現在地を離れて再起を図るのが筋であるといえるでしょう。現時点でもあまりに保護され過ぎだと思います。

確かにこの不況の時代、どんなに誠実に仕事をしてきていても、急激に仕事が減って倒産、という事は有り得ます。天変地異も有り得ます。そういった事例に対し、救済策を設けるという事には理解が持てます。しかし、そういった誠実な破産・倒産はどれほどあると言えるでしょうか。私の職業の立場から冷静に事例を見ても、約半分の事業者の破産・倒産は、そもそも当事者の資質に問題があるだけです。ましてや事業者じゃない一般のカード破産、高利破産なんて。
妙にアメリカナイズされて、「失敗した人が再起を計れるように」と安易に救いの手を差し伸べるのは、どこか間違っているように思えてなりません。



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