こんのまみこのおぼえがき


2004年6月



6月14日
いつから近鉄という企業グループは此処まで文化に対する倫理観がなくなってしまったのでしょうか。本体さえ良ければそれでよいのでしょうか。

思い起こせば私が近鉄電車をはじめて利用したのは中学の時でした。広く安定した標準軌に、オイルダンパを駆使したシュリーレン台車を採用した近鉄特急は驚くほど揺れが少なく、強烈な印象となっています。カネの掛け方が違う、文化が違う、と。

昨年の命名権譲渡騒動の時から、とても一流企業がやる手際ではないなと感じていました。一体どうしたのだろう、と。稚拙過ぎます。

今回もファンや世論に対し明らかに根回し不足。日本の文化のひとつとも言える野球を冒涜しています。パ・リーグが5球団になれば1チーム試合が出来ない日が必ず出来る事になります。これでは観客を減らす様に仕向けているだけです。どうして努力している他球団に此処まで迷惑をかけるのでしょうか。しかも試合中に会見を開き、球団が減る影響については「野球界全体の問題で意見は無い」と答え切る無神経ぶり。

しかも、球団経営は近鉄とオリックス共同でやると聞いています。何故此処まで経営にこだわるのでしょうか。赤字解消が目的ならすっきり売却したらどうですか。
買い手がつくかどうか?さぁそれは苦しいかもしれません。ですが例えば新しいオーナーがつき易いようプロ野球機構にリーグ加盟金を免除してもらうべく働き掛ける、とか何が何でもセ・パ交流戦を開催するよう請願する、といった誠意が全く感じられません。
よくもまぁ自社の事を「公益企業」だなんて言えますね。

しかし僅か半年でこうもコロコロと経営方針が変わる始末、近鉄グループの末期的症状と言えなくもありません。

見損ないました。

ついでに一言、読売グループの倫理観の無さも呆れてものが言えない。
6月13日
6月に入ってからというものの非常に多忙で体調もよろしくありません。右手首の腱鞘炎はかなり悪化してます。先週は研修で生まれて初めて佐渡島に渡ったのですが、呑まされまくって二日酔いのところ、帰りの船が何故か混んでおり席が満足に確保できず食堂室で過ごす羽目になりさらに呑む事となり火に油。しかも意外と波があり船酔いしてしまいダブル酔い状態。その後も出張に会議に飲み会も、で休まる暇がありません。胃がキリキリしてます。

イッセー尾形のライブはとても印象に残りました。年休とった甲斐がありましたよ。多芸ぶりに驚愕、そして観察眼に圧倒。

コミケに関しましては、委託コーナーに出展する予定です。



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