稿料格安締切厳守(『月刊ぎふ』より転載)

 この仕事をはじめて意外に思ったのは、結構普通の小説家というのは、本当に普通の生活をしてるもんなのだということ。
 子供のころから読んできた、作家の生活とはずいぶん違う。締切を守らない人なんてそうしょっちゅういるわけではないし、何よりそうぽんぽん儲かるもんでもない。
 このコラムは、そんな普通の小説家の、普通の生活を描いたものです。平成7年から平成11年まで『月刊ぎふ』に連載し、割合好評なんで、こちらにも転載することにしました。


●追記・ここのページを大幅に加筆し、『何がなんでも作家になりたい!』(本体1300円)というタイトルで1冊にまとめ、河出書房新社から刊行しました。概略は下記のとおり。あれこれいうより、小見出しを列記したほうが早いっす ね。

1章 本の書きかた、書けるまで
 ●何はともあれまず打ちあわせ ●書くのはひとりでも作るのはひとりじゃない 本ができるまで ●作るのはみんなでも責任は一人でとる 本ができてから  ●小説家の一年ひと月そして一日
2章 転職先としての小説家
 ●小説家の就業資格 学歴不問・性別不問 ●小説家の収入 いくらぐらいでどうやって入ってくるか ●小説家の税務 領収書は忘れずに ●小説家の自衛  クレジットカードと同業者組合は、入れるときに入る
3章 小説家のなりかた
 ●小説家志望者と小説家になろうとする人は別物 ●小説外執筆環境を整えなさい ●取って当然新人賞 ●新人賞の選びかた ●まず書く 存在しない作品 には誰も感動しない ●最後まで書きあげる せめて駄作にたどりつこう ●常に結果を待つ サイクリック投稿法 ●絶対確実に新人賞を受賞できる方法

 例によって初版部数があまり多くなく、政令指定都市以外の書店店頭で陳列されているのを見るのは難しいと思います、すんません。
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●目次●
●99年
小説家と連載(5月号・最終回)●小説家と文庫化(4月号)●小説家の資料(3月号)●小説家と解説(2月号)●小説家とあとがき(1月号)

●98年
小説家の名刺(12月号)●小説家と師弟関係(11月号)●小説家とサイン会(10月号)●小説家と改稿(98年9月号)●小説家と人事異動(8月号)●小説家とサイン(7月号)●小説家と刷り部数(6月号)●小説家の入稿(5月号)●小説家の病気(4月号)●小説家の仕事場(3月号)●小説家の読書(2月号)●小説家の七つ道具・外出編(1月号)

●97年
小説家の打ち合わせ(12月号)●小説家は名付け親(11月号)●小説家とタブー(10月号)●小説家のスランプ(9月号)●小説家の転職年限(8月号)●小説家の原稿料(7月号)●小説家の休日(6月号)●小説家の福利厚生(5月号)●小説家の営業(4月号)●小説家の健康管理(3月号)●小説家とホームページ(2月号)●小説家と人付き合い(1月号)

●96年
●小説家とテレビ化(96年12月号)●小説家の不労所得(96年11月号)●小説家と映像化(96年10月号)●小説家の誤字(96年9月号)●小説家とインターネット(96年8月号)●小説家の取材(96年7月号)●小説家とパソコン(96年6月号)●著者写真のひ・み・つ(96年4月号)●原稿料の経済学(96年3月号)●小説家の確定申告(96年2月号)●小説家業界相撲部屋状態物語(96年1月号)
●95年
●小説家を開業しまーす(95年11月号)●作家が貧乏で何が悪い!(95年10月号)●普通の作家は普通の生活をしているものなのだ(95年9月号)

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