リース料・目安のつけ方。


 皆さんの会社でも色々なものをリース契約されていることと思います。
固定資産として計上しないので、事務上の煩わしさからは解放されますが、コスト的にはどうなのかお考えになったこともあるかと思います。今回は“「リース」について”です。



◎『メリット』と『デメリット』

まずはメリットを挙げてみます。

1 物品を揃えるための資金調達が要らない。

2 会計上「リース料」が費用となるので、節税効果が期待できる。

3 減価償却の計算・年始の償却資産税の申告・物品にかかる保険料‥などなどの
  事務処理が不要。

       ‥‥‥‥などと言った所ですね。


次にデメリットを挙げましょう。
 大体は途中解約が出来ない、もしくは途中解約する際には残りのリース期間分のリース料を、一括で支払うようになる。

 リース料の中には「リース物品の代金」の他に「償却資産税」「保険料」「リース会社の販売管理費」「リース会社の利益」が含まれているので(意外と見落としがちな点です)借り入れをして購入した場合より高くなってしまう場合がある。

 均一リース料なので、市場金利が下落した場合、不利になってしまう。
       ‥‥‥‥と、いった所でしょう。


ですので、借りる際は上記のデメリット部分を良く検討してください。(特に2番目。)


◎ 法人税法上の取り扱い方
   表にしました。参考にしてください。