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 岸生子のページ  <今を思う!!> 岸生子の日記 珈琲タイム

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◆2004/11/23 これからは増税?
◆2004/11/07 物忘れもトレーニング次第?
◆2004/06/13 「再建」は難しいのか?
◆2004/03/17 確定申告は終わった!!
◆2003/06/07 今を考える
◆2002/06/07 情報について考える!
◆2001/08/30 8月も終わりです!
◆2001/04/18 原稿を書く
◆2000/12/27 20世紀終わりにあたって
◆2000/11/01 サービス業を考える
◆2000/08/17 美容院の経営者との話より
◆2000/07/16 インターネットを思う!!


◆2004/11/23  これからは増税?

先日、関東信越国税局長の講演を聞いた。税金や社会保険料の国民負担率の国際比較という統計を最初に見せて、スウェーデン 74.3%、イギリス 50.2%、アメリカ 36.9%、そして日本は45.1%だから、けっして税金等が高いわけではない、むしろ国際的に比較すると安いんだ・・だから税金あげてもよいでしょ・・と必ず言う。物の値段や価値観、生活習慣が違うのだから、数字だけで単純比較はできない。
今年の年末調整では、配偶者特別控除の一部廃止(配偶者控除への上乗せがなくなる)があり、10月から厚生年金保険料が上がり、来年は老年者控除の廃止、公的年金控除額の縮小、その後定率減税の段階的廃止と続き、平成19年には消費税率アップもまことしやかに論じられている。納税者の負担はものすごいことになる。とくに高齢者にとっては、大変なことになる。「介護保険を使いたいなら払いなさい」と言っているようにもとれる。そして国税局長自ら「日本は税金が安いんだ」「国債という膨大な負債を抱え日本は破綻しそうだから、増税を」と国民にPRしている。
なんともやりきれない気持ちだ。


◆2004/11/07  物忘れもトレーニング次第?

最近、人の名前が思い出せないことが多い。40歳後半に入ったから仕方ないとか、忙しいからなどと言い訳していたが、「記憶力維持はトレーニング次第」(日経ベンチャー9月号)を見て少し安心した。
刺激的な環境にいると神経細胞の数が増え、記憶力が鍛えられるとある。好奇心や探究心、そして大切なのが感情豊かに生きること、そして運動がよい。刺激的環境などというと疲れてストレスがたまりそうだが、ぼーっとしていないでいろいろな方向にアンテナをはり、興味を持ってやってみる(趣味でもスポーツでも仕事も)ということが大切。
食べ物も大事。納豆、ご飯、卵という高レシチン食が効果的。納豆と卵であればご飯にのせてすぐ食べられる。私は大好きだし。早速今日から実行。
よくないのはずばりストレス。神経細胞が死滅するという。上記の「刺激的」が好奇心や探究心へ向かうとよいが、ストレスになると最悪だ。これは、性格や気持ちの持ちよう。すべてを楽天的・積極的に考えることと、体調を整えときには休養をとること、気分転換。
「覚える」あとは「思い出す」こと。効果的なのは「読み書きそろばん(計算)」。
自分では、頭を使っていると思っているが、一部しかまた同じ使い方しかしていないということかもしれない。


◆2004/06/13  「再建」は難しいのか?

昨日と今日と連続で研修に行ってきました。講師と内容は全く異なるが、どっちも最終的なテーマは「再建」でした。
昨日は、某銀行の経営支援の仕事をしている方が、法人等の決算書の分析や経営診断、経営の再建・支援のお話をされました。顧問先との決算打ち合わせの際に、「赤字は出したくない」とか「税金が多い」と無理な話がよく出ますが、この分析シートでは一目瞭然です。B/Sの改善、利益の出る会社への変革(売上をあげる・リストラする)等税理士のアドバイスできることを確認し、これからの仕事へ生かしていきたいと思いました。
今日は、経営者が、ご自分の会社だけではなく「再建請負人」として活躍されているお話でした。景気のせいにして努力をせず金融機関に見放されてから「再建」を他の者に頼むケースがあるけれど、そうなる前にも参考になる内容でした。現状の数字の分析・お客様の満足度から始まり、会社の売上や利益を上げられる事業の構築、コンセプトをしっかりさせ、計画に向かい努力するなどなど、今の私の顧問先にとっても大切なことばかりです。
お客様にとってよい税理士とは、昔からの「帳簿を作る」ことより、同じ方向を向いて厳しい意見も言いつついっしょに進んでいける人間なのではないかと思います。


◆2004/03/17  確定申告終わった!!

3/15に所得税の確定申告が終わり、残務整理はあるものの今は「終わった」達成感と仕事からの解放感でいっぱいです。毎年のことだし、内容等もわかっているのにばたばたと忙しくしてしまうのはなぜでしょう。能力不足だと反省するときでもあります。
事務所スタッフと反省会と慰労会を行い、今日からまた次の1年がんばろうというところです。私たちにとって今がお正月かもしれません。
今年の確定申告では「納税は少しでも減らしたい」「この後の住民税や国民健康保険料はいくらになるの?」とおっしゃる方が多いなと思いました。景気の回復と言われつつまだまだ厳しい状況の中、また将来の年金等の不安を抱え、皆自分を守るために必死です。
今年は、HPでもご案内のようにその場でできる確定申告(3000円から)を行いましたが、結果は大きく予想を下回りました。「税務署ならただですよね」「3000円出すメリットがない」などとお叱りのお電話が続きがっかりしていたところ、2月末から「税務署へ行く時間がなくて助かりました」という声が多くなりはげまされました。
「会計事務所の料金は決まってないのですか?」という質問の回答をこれからの課題としてよりよいサービスの提供に努めたいと思います。




◆2003/06/07  今を考える

不景気が続いている。いつまでも景気がよくならない。今日読んだ雑誌では「中小経営者の3割が自分の代で廃業希望」(2003年度版中小企業白書から)とあった。その理由は業績不振と後継者不在である。仕事でお会いする経営者さんたちも同様だ。
ところが、相続になると地主さんは子どもに継がせたい、残したいと相談にくる。子どもさんも相続税の負担を心配しながらも、争うことなくうまく相続しようと考える。
親から子へ、事業や財産の他にも「想い」を伝えていくことが大切だと思うようになった。昨年の秋、義父が癌で2ケ月の入院後亡くなった。葬儀が終わりほっとしたらすぐ義母が骨折で入院した。春の彼岸後にやっと退院してきた義母は痴呆がはじまり、介護が必要になった。夫の両親と私とは年齢が40歳以上も離れているせいか、まともに会話をしたことがなかった。夫の家の伝統・行事・料理・価値観・考え方などなど両親から聞きたかったし、もっと話をしたかったと思っている。草が多くなった庭をながめ、義父は庭の手入れが好きだったことを思い出している。




◆2002/06/07  情報について考える!

最近、メールによる仕事内容や報酬についてのお問い合わせや、「岸会計HPを見て・・」「インターネットタウンページを見たのですが・・」という電話が多くなった。
私も、仕事には(プライベートも)インターネットを使っているから、それも当然と思う。
HPのない企業やメールで連絡できない相手に対しては、不便と感じることや、情報のない相手方へ電話するときには緊張と警戒を抱いてしまうときもある。これが「選別」「差別」ということになると問題ではあるが、仕事や商売においては使えるに越したことはない。顔を合わせるのは初めてでも、話の運びが早く、トラブルも少ないのではないだろうか。
ただし、考えなくてはならないのは、片方だけ相手方の情報があって、もう一方には何も情報がないケースや、たとえ情報があってもそれが正しいとは限らないということだ。情報を持っているのが、お役所やマスコミ関係だとしたら怖いことになる。
情報の公開とセキュリティーは両方しっかりしていないといけない問題だと思う。



◆2001/08/30  8月も終わりです!

7月の完全失業率が5%に達し、情報技術(IT)不況、人員削減という文字ばかりが目立つ新聞を今日も読んでいる。
税理士のお客様である中小企業には、ますます厳しい環境となり、相談内容も弁護士を紹介するようなものが多くなった。
年間の売上が半分以下に落ち、金融機関からの借入金が返済できず、持っている資産を処分して返済にあて、従業員を減らすなどのリストラを行い、その中で利益をあげられるわけがない。経営者の責任とだけは言えない倒産が増えてきた。1998年から行われた貸し渋り対策のための特別保証による融資によりその時は倒産を免れたが、その返済が今になって重くなり、結果を先に延ばしたのではないかと思われるものが多い。そのため、会社の負債が増え法律的に会社を整理することもできないこともある。
経営者には、数字に強く(税理士への相談がいつでもできる)、正しい情報に基づく決断ができ、誠実な(うそをつかない)態度が求められるのではないか。
税理士としても、数字の説明、早い情報提供、話をきく(相談にのる)こと、経営者がいやがるような決断の必要性も話すことが大切ではないかと思う。
今年の秋は、中小企業(大企業)にとって試練の季節になりそうだ。



◆2001/04/18  原稿を書く

新世紀に入りあっという間に所得税の確定申告が終わり、
桜の季節も過ぎてしまいました。
ゴールデンウイークが気になる4月中頃です。
今年は、今までの仕事になかった「原稿を書く」ことに挑戦
する機会をもらいました。こういうことでもないと、なかなか
勉強しない性格だということ、でもやる気になるとけっこう
頑張るところもあるのだと自分の新しい発見にもなりました。
求人雑誌のHPにも書いてます。
         http://www.d-dj.com

新緑が眩しくて外に出たくなる気分です。



◆2000/12/27  20世紀終わりにあたって

今年も、そして今世紀も残りわずかとなりました。テレビなどで「20世紀の・・・」「新世紀」などと騒いでいるので、いつもの年の暮れよりあせっています。

とりあえず、今年の反省からこれからを考えたいと思います。
お客様へのサービスの向上と仕事効率のアップという相反する目標は、インターネットを利用したお客様からの資料収集、こちらからの情報提供という形で進めました。
保険会社・金融機関の破綻、自己責任の原則、年金制度の見直しなど問題がたくさんありますが、資産運用・管理等の知識を補い、よりよい情報提供ができるよう、ファイナンシャル・プランナーの資格をとりました。また、ISO認証資格を取得するための情報提供ができるよう、ISOネットワークビジネスにも参加しています。
そして、「IT革命」の中でこそ、顔を合わせて話をすることの大切さをこれからも強く訴えていきたいと思います。

HPをご覧の皆様にはいろいろとお世話になりました。
また、来年もよろしくお願いいたします。ありがとうございます。



◆2000/11/01  サービス業を考える

これからの時代(今もそうだが)は、サービス業が中心となる。
サラリーマンが銀行へ昼休みに行くと、窓口が「昼食のため」
半分はしまっているという。
昼休みの時間帯が一番混むのではないかと思うが、そのため
の対応はない。
デパートやお役所も夜はやっていない。
インターネットで対応できるサービスもあるが、直接話す必要
があることも多い。
これからは、働くのは昼間と決める必要もないかもしれない。

税理士の仕事も同じことだと思う。
「休めない・・・」と否定的になるより、いろいろな方法を考えたい。
アソビも仕事のエネルギーとして大事な要素でもあるから。



◆2000/08/17  美容院の経営者との話より

男性も床屋さんより美容院へ行くのが当たり前になってきたとのこと。
確かに、美容院の仕上がりの方がかっこいいしおしゃれだ。
熟年男性が妻に連れられてやってくるそうで、美容院のお客も変わってきた。
それに合わせて、美容院も変わっていかなくてはならない。
技術はもちろんのこと、店の雰囲気・会話の内容など、勉強することばかりだ。

美容の技術も一部では「今は明治維新だ・・・?!」と言われている。
「手に職」ということで、「資格があれば困らない」ということはなくなった。
私なんかは、「そのスタイルのどこがよいのかわからない・・・?」と思うが、
そのスタイルを作り上げるためには、常に努力が必要。
美容の材料の進化・流行の早さはものすごい。
今、ぼやっとしていると時代に取り残されることは確実だ。



◆2000/07/16  インターネットを思う!!

景気の底は昨年だったと言われても納得できませんが、確かにパソコン・インターネットの普及はものすごく進みました。お客様からもメールで連絡や資料をいただくようになってきています。電話やFAXとメール、それぞれの利点を生かした使い分けも必要ですが、とにかく「便利」です。
この「便利さ」のおすすめも私の仕事のひとつかなと思っています。最近はノートパソコンを持ち歩き、決算打ち合わせやインターネットのお試しをやっています。まだまだ、軽くなったとはいえノートも重いですが。そんな中から、新しい仕事や取引などをいっしょに考えていきたいと思っています。

税理士にとっても、規制改革の問題など「資格」にしがみついていられない状況になってきています。いかにお客様のお役に立てるか、情報を早く手に入れ提供できるかを常に考えていかなくてはなりません。そういうときにインターネットを利用して税理士の仕事も変えていきたいと思います。

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