1st Lecture


経済成長=人々の個人的・集団的欲望を充足するような財の産出が持続的に増大すること

近代の経済成長は
  1. 一人当たり生産物の持続的で顕著な上昇
  2. 人口の持続的で顕著な上昇
といった特徴を持つ。


人口が増加(=労働力が上昇)しつつあるときに一人当たり生産物が著しく上昇するのは、通常重要な革新によって(=新しい知識を経済的な生産過程に適用すること)のみ可能である。


一人当たり生産物の上昇は

  1. 需要される財の相対的な割合の変化(=構造変化)
  2. 技術革新
  3. 変化に対する社会の適応性
が必要とされる。


経済成長に関する国際的な比較を行う際の仮定
  1. 人間の性質が共通している
  2. 適用される概念やウェイトは発展した(最近の時点の)経済に関するもの
    ↑我々はより進んだ経済を目指しており、より進んだ経済とより最近の年代とが経済成長の基準を作る。


比較分析の対象→国家
(最もデータが入手しやすいだけではなく)それぞれの歴史的な過去は異なった合成物であり、経済成長についてそれぞれ特殊な条件を与える。また、政治・社会の組織は長期にわたる決定を行う上で非常に重要な役割を果たす。
#国際比較を行った際の各国の差異をを国民性等々に求めることが出来るはずである。


P.21 l.3 主として経済的に発展した国と現在認められるものに限っている
#経済的に発展しているかどうかは、観念的なものではないのか?


イギリスの産業革命の影響は1世紀半もの長期間にわたって、世界の限られた部分(=世界人口の1/4)にしか及ばなかった。


近代の経済成長の特質は過去の非常に長い期間にわたって、維持されなかったという意味において、高い増加率(人口・経済成長)であるといえる。

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