2nd Lecture



新しい科学上の発見は継続的な革新の基礎であり、高い成長率のための必要条件

科学が近代的な技術の基礎であり、近代的な技術が近代における経済成長の基礎であることは明白であるが、必要条件であっても十分条件ではない。


経済成長の基礎
  1. 科学上の発見
  2. 発明
  3. 革新
  4. 改良
  5. 革新の伝播
科学上の発見→発明→革新→改良→伝播→さらなる発見→・・・
  1. この経路において当初発見されたものが全て現実に適用されるわけではない。
    (発見されたもの全てが発明に利用されるわけではなく、発明から革新などの段階においても同様である)

    革新が新しい技術知識を凄惨に移すための要因
    1. 発明は革新として成功するために、巨大な資本投下を必要とする
    2. 革新は企業者的才幹と技術を必要とする
    3. 革新の現実への適用は実際の使用者の感応性に依存する

  2. 科学上の発見・発明・革新は少数の分野へ集中する傾向がある
    その理由としては
    1. 全ての分野で遂行できるだけの利用可能な知的資源と物的資源が十分でない
    2. 少数の領域だけが最も有望


P.41 l.3〜5 「科学上の発見と潜在的な新しい技術発展の深度の変化は、より進んだ国々における自然資源の制約が、自動的に世界の他の地域へインダストリアル・システムを伝播させる」=19世紀流の考え方

批判的に再考慮すべき #天然資源の制約があてはまる日本の場合も同様か?


世界各国によって異なる要素・経歴を持つ国々においても経済成長に関する一般的な順序を見つけることが出来る

→人口成長
成長率の上昇→不変→減退
一人当たり実質所得
長期的な上昇につれ、余暇がより選好される
→高い水準が達成されると、増大を促進する需要側の圧力が弱まるかもしれない


P.48第4表によると、他の国より遅く出発した国々は、早い加入者煮立ち送れているような地位から、まもなく、すでに減退の段階に入ってしまっている早い加入者よりも、決定的に高い成長率を持つに至るような地位へ移行することが明らかである。

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