PRAYING MANTIS(British)
ブリティッシュバンド。曲はどの曲も陰りがあって、まさにブリティッシュといった感じ。
メロディアスFANに安心しておすすめできる。
ただし、ギターはせっかくツインなのにあまり生かされていない曲が多い。

A CRY FOR THE NEW WORLD
このアルバムでVo.をとっている人はハッキリ言って上手い。
アルバムを出したあと、脱退したようだがオペラ歌手に転向したらしい。
ラスト前の曲JOURNEYMANでは、PRAYING MANTISらしくない格好良いソロが聴ける。


TO THE POWER OF TEN

EUROPE(Sweden)
全世界で始めて売れたともいえるメタルバンド。FINAL COUNTDOWNは日本だけでなく全世界で売れた。
ヴォーカルのジョーイ・テンペストもなかなか歌が上手いが、
何といっても曲が、万人に受け入れられるようないい曲ばかりである。


THE FINAL COUNTDOWN
雑談集にもあるとおり、nomが始めて出会ったMETALは1.FINAL COUNTDOWN。
その他にも良い曲多数あり、全世界で600万枚売れたのも納得の行くデキ。
4.DANGER ON THE TRACKや5.NINJA、10.LOVE CHASERなどがかなり良い曲で誰でも受け入れられると思う。


OUT OF THIS WORLD
ギターのJOHN NORUMが抜けて、かなりポップな方向に傾いた。
全体の曲の質としてはFINAL COUNTDOWNの方が上だが、
11.TOMORROWはかなり素晴らしいバラードである。
恋人と二人で車の中で聴きたいような曲である。


FORTUNE(Sweden)

MAKING GOLD
北欧らしい曲をたくさん詰め込んだアルバム。
1曲目のシンセのイントロから期待させてくれる。
前半暗めで、最後の方で明るくなる。
4.RENEGADE、5.LIFE GOES ONは、哀しいヴォーカルで泣かせてくれる。
かなりいいアルバムである。


LORD OF FLIES
FORTUNEの3作目、北欧らしさはあるが、どこか違うような展開の曲がある。
ヘビーな物を目指しているのか?1作目っぽい曲は2〜3曲しかない。


ROYAL HUNT(Denmark)

CROWN IN THE MIRROR
シンセを大々的に入れたROYAL HUNTの2作目。
ヴォーカルはどちらかといえばジャーマンメタルの方が
似合いそうな少しダミが入った声。でも曲は全体的に素晴らしく、
チョッパーベースを多用しており、なかなか面白いアルバムとなっている。
ギターは少なめだが、泣きを使っている曲は何曲かある。


MOVING TARGET
ヴォーカルにD.C.クーパーを迎えての3作目。
彼のヴォーカルは高域から低域までかなり充実している。
曲は相変わらずだが、ギターは更に押えられたような感じだ。
素晴らしいが、前作のような冒険はあまりない。


FALCON(Germany)

MYSTERY
FALCONのデビュー盤、ちょっと音はセコく、ヴォーカルも抑え気味だが曲はかなり良い。
まず1曲目のTAKE ME AWAYのイントロのシンセで期待させてくれる。
8.FEEL MY TEARSや9.OPEN YOUR EYESもシンセの使い方が見事であるが、
ギターも音がセコいながらもソロはかなり聴かせてくれる。

CHARTSCRAPER
線の細くなったジェフ・テイトのようなヴォーカルを入れた。
少しテクニカルになったが、セコい音とどこか寂しげな曲調は健在。
相変わらずギターとシンセの使い方は上手く、インストゥルメンタルでも行かされている。
8.MINDTAKERは最高に哀愁を帯びた展開とソロが聴き所


TEN(British)

TEN
TENの1stアルバム。英国の陰りが思い切り感じられる曲と音作りである。
暗めの曲が多く、明るい曲も中盤に何曲かあるがGary Hughesが歌うとどことなく暗くなる。
2.AFTER LOVE HAS GONEや10.THE LONELIEST PLACE OF THE WORLDで
哀しいギターのフレーズを堪能できる。


THE NAME OF ROSE
1stから5ヶ月で出した2ndアルバム。
曲を書き溜めていたたけあって、ほとんど変わらない。
1.THE NAME OF ROSEはイントロのアコースティックギターがとても印象的で、
突然激しくなる展開もたまらない。
その他の曲も全般的にギターがワイルドな音に仕上がっていて、1stよりはハードになっている。



220V(Sweden)

Eye To Eye


MINATON(Germany)

One day in Paradise

JOHN NORUM(Sweden)

TOTAL CONTROL

FACE THE TRUTH


TREAT(Sweden)

DREAM HUNTER
ちょっと古臭さが残るアルバムだが、曲はかなり北欧という感じがする。
ヴォーカルが何となく力んでいないのが良いね。あとギターソロのフレーズもいいね。


ORGANIZED CRIME
このアルバムの音は90年代後半の音と言っても通用するくらい、音が良い。
初めはアメリカンぽい曲が続くが、4.STAY AWAYから急に北欧らしくなってくる。
このバンドのギターは速弾きも上手いが、作るフレーズが本当に上手い。見事に心を捕らえる。
5.CONSPIRACYと10.FATAL SMILEのソロは見事な仕上がり。


PRETTY MAIDS(Denmark)

FUTURE WORLD

JUMP THE GUN


ASIA(British)

ALPHA
音は古いのだが、爽やかな曲あり、哀しい曲あり、とバラエティに富んでいる。
彼らの曲は何と言ってもイントロがすごく印象的だ。
1.DON'T CRYや5.THE HEAT GOES ONは、イントロで気持ちを高めてくれる。
3.NEVER IN A MILLION YEARSや10.OPEN YOUR EYESはもの哀しい曲だが、
実にドラマチックである。


THEN AND NOW
新曲4曲を含めたベスト盤。
1.ONLY TIME WILL TELLや3.WILDEST DREAMSのような古い曲ももちろん良いが、
新曲の9.SUMMER(CAN'T LAST TOO LONG)も爽やかで良い。
個人的にはベスト盤というよりは、ベスト+ミニアルバムといった感じである。


天空のアリア
少し現代的な感じの曲になったASIAのアルバム。
突然明るくなったり、展開が大きく変ったりする所はあるものの、
相変わらず湿った感じの良い曲を作ってくれる。
4.SUMMERの哀しいアコースティックの曲や、元気の出る10.MILLITARY MAN、
ドラマティックな3.DESIRE、7.FEELS LIKE LOVEなど
ほとんど良い曲に仕上がっている。





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