FOREVER IN TIME/PRAYING MANTIS

ブリティッシュでもかなり前からバンドを組んでいるPRAYING MANTISのニューアルバム。
IRON MAIDENのようなイントロ、どことなく哀しげなヴァース、きれいなコーラスライン
が彼らの特徴であり、全10曲どの曲にも感じられる。
93年の名作CRY FOR THE NEW WORLDを凌ぐほどの作品と言われているが、
nomはCRY FOR〜は軽く超えるほどの作品だと感じる。
新しく入ったVo.のハイトーンを100%生かしており、考え抜かれた曲順、
よりドラマチックでバラエティに富んだ曲を揃えている。
1曲平均6分以上あり、全10曲で64分だが、その長さを感じさせない。
nomはもう何度もこのアルバムをフルで聴いたが、全く疲れを感じず、
ラストのFOREVER IN TIMEを聴くたびに充実感を覚える。

個人的な感想をいえば、FOREVER IN TIMEを聴くとなぜか
ROYAL HUNTのCROWN IN THE MIRRORが聴きたくなる。
ギターソロがあまり生かされてないところや、ラストに泣きのギターを使うところが
似ているせいだろう。曲調もどことなく似ていると思う。
98.09.12

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