Live Report:FAIR WARNING LIVE 98.07.17

FAIR WARNINGのライブもこれで2回目。今回もまた渋谷公会堂、今日は来日最終日。
午後7時開演、この日は会社に遅刻してなおかつ大変な仕事がありながら、6時に見事終わらせた。
開演時間から10分ほど遅れて、FAIR WARNINGが登場。まずはウレ・リトゲンが登場。
そしてギターのヘルゲ、右側には長髪の…謎の病気から復帰したアンディが!!
1曲目から登場、アンディ完全復活だ!
そして爽やかなシンセから始まるあの曲、そうSAVE MEだ。
ヴォーカルのトミーが軽やかなダンスをしながら現れる
いきなりこんな高い声の難しい曲を余裕でこなす、さらに上手くなったぜ!トミー
そして2曲目はSAILING HOME、なんか選曲が予想とかなり違う。
次は、I'LL BE THEREだ、前回も聴いたし、LIVE AND MOREにも入っているが、やっぱりいい。
ヘルゲのスカイギターの速弾きが冴え渡る。
それからいきなりPICTURE OF LOVE。これは予想外の展開だ。
そして盛り上がるANGELS OF HEAVENをやって、次は何とALL ON YOUR OWN
GO!で唯一アンディがギターソロを弾いている曲だ、バッチリ聴かせてくれた。
その次は、これまたビックリ、やけにアメリカンハードロックだ、何じゃこりゃ?
と思ったら、1stに収録されているCRAZYだった。ライブだとイントロじゃ想像つかなかった。
次は、なんとHEART OF SUMMER、実に爽やかに歌いあげてくれた。
そして、前回もやったCHILDREN EYES、そしてアンディのインストゥルメンタル。
うぅーん、泣きのギターがたまらない、いい曲だよ、アンディ。
次は、RIVER OF LOVE、演るとは思ったけどこれもトミーの歌い回しがいい。
そして、LIVE AND MOREのMOREに入っている2曲、LIKE A ROCKMEANT TO BEを演奏。
相変わらずのFAIR WARNINGらしい曲だね、MEANT TO BEなんか特に泣ける。
それから、これだけは演らなきゃならないBURNING HEART、これはLIVE AND MOREと同じ。
次はDONT GIVE UP、これもLIVEアルバムと同じアレンジで、トミーが声を張り上げる所で、
本当にトミーは歌が上手くなったなぁ、と感じる。そして、ヘルゲお得意のインストゥルメンタル。
いったんステージが真っ暗になり、MAN ON THE MOON、トミーが訳の分からないポーズをしてた。
そして、ONE STEP CLOSERGET A LITTLE CLOSER、トミーはノリノリで空手のポーズを披露。
WHEN LOVE FAILSOUT ON THE RUNでしめくくった。
最後にバンドのメンバー全員が集まってFAIR WARNINGの布を持ってバンザ〜イ。
6人は楽しそうにして、ステージから立ち去っていった。

全2時間のステージ、トミーは最後まで声を切らさず歌いきった。
アンディのソロも3曲聴けたけど、やはり主役はヘルゲだろう。
ウレは黙々とベースを弾いて、目立つことなく終わった、何ともリーダーらしい。
今回はキーボードはかなり控えめ、ドラムはサポートながらなかなか上手で、
パワフルな演奏を聴かせてくれた。
今回は何故FAIR WARNINGが来日したのだろう?と思ったが、
バンドが、アンディを入れてもう一度ライブをやりたい、と考えたからだと思う。
それともZEROコーポのたくらみか?
おそらくアルバムが発売されるのは来年だろうが、またFAIR WARNINGはライブを見たい。
彼らのライブを見ると、いつもそう感じる。
98.07.18

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