実録2・残酷な悪戯に耐えた捨て猫の話



「捨てられた・・」を読んだ人からメール

前回紹介した「実録・捨てられた子猫の悲惨な末路」は多くの人にリンクしていただいたおかげで、予想以上の反響があり、メールで何通かの感想などを戴きました。しかしその中に、こちらがビックリしてしまうような話が書かれていたメールがありました。最初読んだときには余りのことに、呆然としてしまいました。そして、本人に掲載の許可と確認のメールを出したところ、快く掲載を承諾していただいたので、ここにそのまま紹介します。

〜〜〜〜〜〜以下戴いたメールより転載(原文のまま)〜〜〜〜〜〜

「実録・捨てられた子猫・・・」を読んで
今、「実録・捨てられた子猫の悲惨な末路」を読み、とても涙しました。と、同時に亡くなってしまった子猫ちゃんの無念さを思うと、涙を流すことしかできない自分に苛立ちを感じます。  どういう事情であれ、捨てた人にもこういう結果になるということは十分わかってい たはずです。生きるためにうまれてきた命を人間の手で葬っていいわけがないです。

先日、私も子供(2歳の娘です)と散歩中、子供が「にゃーにゃ」と私に教えるので耳を澄まして聞いてみるとか細い声が聞こえてくるのです。直感で捨て猫であるとわかり、様子を見にいったところでマンション暮らしの私たちには飼えないので、立ち去ろうとしたのですが、娘が近づいていき様子を見ていました。戻ってきた娘の顔は涙で一杯で、私の足にしがみつき「にゃーにゃ、助けてって言ってるよ。」って言うので「どうして助けて欲しいって言ってるの?」と私は言いました。娘は「お目目痛い痛い。足も痛い痛い」と号泣し、気になったので行ってみると、信じたくない光景が飛び込んできました。
段ボール箱の中には毛布とミルクと少しのパンそれ以外は猫も見あたらず、子供が指さすほうを見ると生後1ヶ月位であろう子猫が・・・その子猫はロープを足にまかれ逆さ吊り状態で目には釘が貫通して血だらけ、思わず目を覆いました。段ボール箱に捨てられている子猫を見つけた誰かが(おそらく子供だと思うのですが)いたずらしたのだと思います。
娘の「ママ 助けてよー」の声にハッとして箱の中の毛布にくるみ獣医へ行きました。何とか失明は免れるだろうけど、こんなに小さくて弱っているので釘を手術で抜いても体力的にだめかもしれない・・とドクターは言ったのですが、主人と「こんな姿で死ぬよりは釘を抜いてあげよう。一度は助かった命、何とかもう一度助かって!」と言いながら釘を抜いてもらう手術をしました。手術が成功して生きていても視力はほんの少ししか戻らない・・・でも生きてさえいれば・・・とずっとしたこともないお祈りをしてました。
手術が終わっても、子猫はぐったりとしてやはりだめかなと思うほど可哀想な姿だったのです。こんなひどい事した人と捨てた人を恨みながら・・・でもお祈りは天に通じました。「だめだろう」と言いつつ2日経ち、3日目朝一番に入院室へ入るとあの子猫が元気よく鳴いているのです。「助かったね。」と言う娘と看護婦さんの声に安心感と嬉しさの涙が止まらず、声をあげて泣いてしまいました。
この小さな命は助かったけど目が不自由で後ろ足を少しひきずっています。用心して一週間の入院生活の後、この話を知った友人が「私のおうちへおいで」と引き取ってくれることになりました。今、目が不自由で家の中でぶつかっても衝撃が少ないようにと壁や柱にはクッションをならべて対策しています。その小さな子猫は「ライフ(命)」と名付けられかわいがられています。

猫や犬など動物を捨てる人、いじめたりいたずらしたりする人に言いたい! 無責任、おもしろ半分、八つ当たり、たった今からやめて!そんなことをして 何になるのですか?何の罪もない動物たちをどうするつもりですか?生まれて きたからにはどんな小さな命でも幸福になるべきなのです。その命を人間の手で あやめることはゆるされません。そんなことをして平気な自分の事 よく考えて ください。あなたは間違ってます。平気で飼えないから捨てようなんてしないで ください。動物の命は貴方の命ではないでしょう?勝手に動物の処分を決めない で。 安易なことではないでしょう? こんな悲しいこと早くなくなることをねがって・・・       
〜〜〜〜〜〜引用以上〜〜〜〜〜〜

神戸の少年の事件以来、少しは世間でも猫などに残酷な出来る人間というのがどれほど危険なのかということを理解されたものと思っていました。しかし現実にはこの様なことが後を絶たないようです。どう考えても人間のすることとは思えないようなことを平気でする人がいる、こんな事でいいのか、と怒りが込み上げてきてしまいます。残酷なことをする人間と、かわいそうな猫などを助けようとする人間のイタチごっこはいつまで続くのでしょうか・・・・。

動物虐待 は、動管法により禁止されていますので、立派な罪になります。最近では犯罪として扱うケースが増えてきています。皆さんも動物虐待を見かけたら是非見て見ぬ振りをせず、警察に通報して下さい。そして上記の記事のように動物を助けてあげて下さい。お願い致します。
このページの内容を多くの人に知って戴きたいので、是非リンクなどして戴ければありがたいです。勿論リンクフリーとします。
★★★情報提供、協力・yu-kaさん★★★

文責・Y.Kimura 98.7.22

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