実録3・哀れな捨て猫とその母猫の話



「捨てられた・・」を読んだ人からメール再び

実録・捨てられた子猫の悲惨な末路を掲載以来多くの方からメールを戴いています。しかし残念なことに、この様な残酷な事件は幾らでも有るようで、また一つ悲しい事件の話がメールで送られてきました。

〜〜〜〜〜〜以下戴いたメールより転載(原文のまま)〜〜〜〜〜〜

「実録・捨てられた子猫・・・」を読んで
 「捨てられた仔猫の悲惨な末路」を読みました。世の中に不幸な猫ちゃんが たくさんいることに、悲しみと怒りを抑え切れません。
実は私も、2週間ほど前に捨てられた仔猫を拾ったのですが、その子達は、とて も普通では考えられない捨て方をされていたのです。

 その日は昼頃から雨が降り続いていましたが、夕方には雨が上がったので、彼氏 と二人で近くの公園に行こうという事になりました。 そこは、東京都町田市にある ジャストスポットというコンビニの裏にある 公園です。それで、ジュースなどを買ってその公園に行ったのですが、雨が降った後だとい うのに、1匹のグレーの猫がいて、ベンチの所にずっと座って動こうとしないのです。
その時は「どこかの飼い猫かな?」と思って、私たちも別に気にしなかったのです が、しばらくすると、仔猫の鳴き声らしきものが、かすかに聞こえてきたのです。 「そばの草むらに、仔猫がいるのかなぁ」と思い、その方向を見たのですが、何も 見当たりません。でも、声は確実にその方向からするので、注意して聴いてみると、 横にあったゴミ箱の中から声がして、一瞬 我が耳を疑いました。
2人とも「まさかゴミ箱になんていないだろう」と思っていたのですが、ゴミの 中を調べてみると、なんと3匹の仔猫が 固結びされたスーパーの袋に入れられ、ゴ ミのように捨てられていたのです。それも、生まれてまだ1日も経っていないような、 小さな小さな猫なのです。3匹とも へその緒がまだ付いていて、雨に濡れて体が冷えて おり、自らの汚物にまみれていて、それは悲惨な状態でした。一匹は、鼻から血を流し ており、あまりの事に、2人とも一瞬呆然としてしまいましたが、近くの動物病院に 連れていった方がいいという事になり、そのまま猫達を連れて行きました。
そして、先生から 「体をお湯で洗い、冷やさないようにして、つきっきりで授乳 してください」とのアドバイスをいただき、彼の家族にも協力してもらって、その子達 の世話をしました。

生まれたばかりの仔猫は、まだ自分で排泄することすら出来ません。こんな状態 で、しかもゴミ袋に入れて無造作に捨てるという事は、明らかにこの子達に対して殺意 があったということです。去勢させることも、里親を探すことも 何もせず、ただ無責任 にこの子達の命を放り投げた飼い主に対し、皆、怒りを抑えることが出来ませんでした。 でも、幸運にも私たちが見つけてあげられたので、良かったなあと思っていたのですが、 やはり1度親猫のもとを離れた仔猫が生きていくのは無理だったようです。
鼻から血を出していた子は、先生からも弱っていると言われていて、2時間ほど 経つと 鳴き声すら出さなくなりました。そちらのぺージにあった仔猫達のように、 何度拭いても鼻血がずっと止まらず、口だけで息をして とても苦しそうな声を出しながら、 とうとうその子は亡くなってしまいました。不思議なことに、その子は お湯で洗ってから 三毛猫だということは分かっていたのですが、死んでからしばらくすると、さらに模様が はっきりとしてきたのです。拾った時は、模様も分からないくらい汚れていた仔猫が、 死んでからは、綺麗な猫の姿になりました。まるで生きてるみたいで、今にも動き出し そうな姿なのに、もう二度と動かない。とても悲しい死に顔でした。

後の2匹も、しばらくは眠っていたのですが、徐々に鼻血を出し始め、苦しそう な声をあげるようになりました。やはり 鼻血は止まらず、ずっと悲痛な声を上げて泣いて いました。こんな小さな体には、あまりにもつらい苦しみです。また一匹が鼻血を出しな がら死んでしまいました。あんなに懸命に鳴いて、生きようとしていたのに、最後は大変 あっけないものでした。

最後に残った仔猫も、このまま亡くなってしまうの事は感じていたのですが、ど うかこの子だけでも生きていて欲しいと祈り続けましたが、それもむなしく、とうとう 5時間後に亡くなりました。
皆、悲しみと、悔しさと、怒りで言葉も出ませんでした。せめて、死んでしまう なら 安らかに逝かせてあげたかった。次々と仔猫が目の前で死んでいったのに、私たち は何もしてあげられませんでした。
あの子達は、まだ生まれたばかりで何もわからないのに、何故苦しんで 苦しんで、苦し みぬいて死ななければならなかったのでしょう、、、。

しばらくして、3匹の模様を見ていた時に気が付きました。はじめ、あの公園に いた猫は、この子達の親猫だったのです、、、。
後に亡くなった2匹は、あの猫と同じ 模様の、綺麗なグレイの毛色でした。おそらく、我が子の泣き声を聞き、側を離れるこ とが出来なかったのでしょう。あの母親の無念を思わずにはいられません。 きっと、私はこの夜のことを一生忘れることが出来ないとおもいます。

〜〜〜〜〜〜引用以上〜〜〜〜〜〜

こう言った生まれたての猫を捨てる事件は後を絶ちません。その原因は飼い猫を不妊去勢しない人が多いからです。不妊去勢しなければ、めったにしか外にでない猫でも簡単に子供を作ります。又オスだから平気と言う人もいますが、オスはメスに比べ手術も簡単でリスクも少なく、費用も安いのです。オスだから、妊娠しないから、と言うのは理由になりません。どうか貴方の猫を、上記の話のような、悲しいめに合わせないで下さい

不妊去勢を
産まれたら捨てればいいなどという、残酷で前時代的な考えはもう捨てて、ちゃんと避妊去勢しましょう。昔に比べずっと安くなってきてます。又知り合いなどで猫を不妊去勢せずに飼っている人がいたら、この様な事件のことを話し、不妊去勢を強く勧めて下さい。完全室内飼いだから大丈夫と言う人もいますが、さかりは、飼い続けることが苦痛になるほど大変です、猫にとっても激しいストレスになります。そしてそう言う猫が、うっかりちょっと外にでてしまったり、逃げ出してしまったりした時、不妊去勢しなかったことがあだになるのです。
このページの内容を多くの人に知って戴きたいので、是非リンクなどして戴ければありがたいです。勿論リンクフリーとします。
★★★情報提供、協力・香山さん★★★

文責・Y.Kimura 98.8.5

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