作 品 項目をクリックしてください。
購入する竹は、出来るだけ断面が丸く、傷のないものを購入します。竹の芽は出来るだけねじれの、
少 ないのを選ぶ事です。 表面のシミは古竹を使いますから、多少は仕方がありません。
購入した竹を切る前に曲がりの修正(火入れ)を行います。次ぎに竹を切るわけですが、竹の節(芽)が
先端から120mm、元側の80mmは芽が内側に入るように切って下さい。
私の場合は、竹の割れを防止するために、切り組を終えたら先に、糸を巻きます。竹の先から100mmの
処までヤスリで竹の表面を荒らして、根巻き糸をキッチリ巻芽の処にも、割れ防止の為に仮巻きで巻いて
ください。
以上の深さまで加工して、丸ヤスリで仕上ます。相手の込みにロウをぬり、軽く差し込み回すと当たっている
処が光りますから、その光っているところを、注意深くヤスリで削り、ロウを塗った箇所が均一に光るように
サンドペーパーで仕上げます。
4番の元側に付ける尻栓を、10φの丸棒から作ります
新聞紙(全紙大)4〜5枚重ねて、以下の寸法に切ります。好みで枚数を変えて作ります。
この様にカットした新聞紙を、5mm横に1枚ずつずらして、握り部分に木工ボンドで付け巻いていきます。
ボンドは最初に巻く位置の広い側の30mm位と、巻き終わりの30mm幅に塗り接着します。
巻いた紙と糸の固定
巻き終え乾燥させて、カッターナイフにて、テーパーを付けます。,仕上げにサンドペーパーで滑らかに
仕上げて竿尻側から手じり糸の4番で巻き上げていき、最後に薄く薄めた漆(カシュー)を1〜2回ほど
塗ります。
塗 装
竹表面にサンドペーパーを掛け、塗料が着きやすくします。また同時に、芽の掃除整形を行い黒色の
漆(又はカシュー)にて口巻き部分の塗装、芽の書き入れを行います(芽は火炎形に)口巻き部分は糸
目が消えるまで(4〜5回)、消えたら仕上げ研磨を行い、完全に乾燥させて、エンジンウレタンのクリヤ
ーで全体を塗ります。この後銘を鉄筆で書き、墨入れをします。
竹の胴部分だけは、本漆に勝る塗料は有りませんので、本漆を使用して下さい。本漆は私の場合,東
急ハンズ(江坂)店で,30gチューブ入り4200円で見つけました。胴拭きに使う布は、同じく東急ハンズ
で購入した漆用の摺りペーパーを使用しています。乾燥は風呂場に竿を置ける枕を作り入浴後に置い
ています。 (窓は開けておくこと)翌日には乾いており家族に怒られることはあまり無いです。
*注意 あまり風呂場の湿度が高いと塗装面が焼けます。 (茶褐色になるので注意)
竿を接いで込みを修正します。塗装の分きつく仕上がっているはずですから、込みのほうを削り合わ
せた後、ロウを塗り込んで防水処理をし、全体をコンパウンドで仕上げます。
最後に竿袋に記銘、朱印を入れ完成です。 お疲れさまでした。
以上でこの世に1つしか無い、マイロッドの完成でへらを掛けたときの、竿の曲がりがおかしかろうとも
市販品に無いものが味わえる事請け合います。何本も作れば、徐々に思いどおりの調子のものに、一歩でも
近ずけるものと確信しています。