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長芋、大和芋しか食べたことのない方へ

一般にはつくねいもと呼んでいますが、愛媛では「山の芋」と呼んでいます。
ほかに丸芋、伊勢芋とも呼ばれています。
「山の芋」は他の長芋や大和芋と比べて、肉質が緻密で粘りが格段に強く、 変色しにくいのが特徴です。
生産物の大半は高級和菓子の副原料として向けられていますので、 価格も高値で取り引きされ、なかなか一般には手に入れる事ができません。
関西では、料理の材料としても重宝されています。


山いも類の品質

種類 全固形分(%) でんぷん(%) 粗粘質物(%) 抽出液のレッドウッド秒(scc)
山の芋 34.1 23.6 3.33 474
長芋 17.3 10.6 1.30 56
大和芋 30.5 20.5 2.64 265

 

進藤清任社長、山芋を語る

土の塊りみたいな芋じゃけんな、味の良し悪しは外からじゃわからん。
形の悪いのは値段が安くなるけど、アクや粘りが強い物が多いよ。
逆に形のいいのは、アクがなくてすりおろしたとき濁りが出ないし、 仕事(皮むき)がしやすいだけで芋の味は変わらんね。

味の違いは獲れた時期で出てくるもんで、新ものほどアクも強いが甘味 もあるね。
10月中旬頃の物を少し寝かせて使うと、一番美味しくたべられるよ。
アクが弱い方がいいというなら、1年前のものを使うといい(3〜5℃以下なら 1年間保存が効く。)。
アクが抜けているし、味もまろやかになっていて、 わざわざこういう芋を買って行く料亭の職人さんもいる。
家庭でならラップにくるんで冷蔵庫にしまえば2週間は持保つね。

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