超簡単 グインサーガ

■ 梟の城跡INDEX ■グインサーガストーリートップ ■ グインサーガトップ

キレノア大陸、中原と呼ばれる地域。ゴーラ3大公国のうちの1つモンゴールが、中原最古の歴史を誇るパロを攻め滅ぼす。戦禍を逃れるべくパロの古代機械を使ってパロ王家の双生児リンダとレムスが転送されてきた場所は遥か北、中原地域と人外未踏のノスフェラスの境界であり、しかもモンゴール領内だった。迫るモンゴールの追っ手から2人を救ったのが、突然この世界に現れた豹頭の戦士グインである。
傭兵イシュトヴァーンが加わり、幾多の困難を経ながらも、グインたちはアルゴスに到着。アルゴスの黒太子スカール、パロの宰相アルド・ナリスの活躍でパロ勢力が回復すると、パロを占領していたモンゴールは滅び去る。

ケイロニアにやって来たグインは、皇位継承にからむ陰謀を解決。この時闇の司祭グラチウスに出会い、自分が世界生成の秘密を握る存在であることを知るのだった。

アリストートスを仲間にしたイシュトヴァーンは、赤い街道の「赤い盗賊」を味方につけ、クム支配下のモンゴールを復活させる。

一方、モンゴールの戦禍が去ったパロではレムスが正式に王位に就き、リンダとナリスが結婚する。

皇位継承問題の解決したケイロニアだが、今度は皇女シルヴィアが何者かによって誘拐されてしまう。グインはその背後にグラチウスの存在を嗅ぎ取り、シルヴィア捜索の旅に出るのだった。

この頃パロでは宰相ナリスと、国王レムスとの間に互いの勢力を巡って軋轢が生じていた。結果、ナリスは国政から退くことになる。

皇女不明のケイロニア、国力回復に努めるパロ、この機会にモンゴールを復活させたイシュトヴァーンの野心は膨らむ。クム公家とユラニア公家とが婚姻によって関係を強化しようとするが、混乱するクム・ユラニア内部の勢力関係を利用し、両国の併合にとりかかるのだった。

正編62巻まで 1998/11/15更新