G550 色々
Matroxの新製品G550についての情報です。


G550のPINファイルは?
- WARNING -
以下の内容はすべて自己責任の元におやりください。
最悪の場合G550のBIOSが飛ぶことになります。

G550 PINファイル
項目名G550 DualHead D-Sub + DVI
;MGA Bios Programming Utility v2.21.000d
;(C) Matrox Graphics Inc. (2001)
;
Fill: 0 127 0xFF
;Matrox G550 AGP
BIOSのバージョン;VGA Enabled - BIOS V1.0
0 2 0x412e
2 1 0x80
3 1 0xff
4 2 0x0502
6 2 0x316
8 2 0x0001
ボード名10 2 0x030b
シリアルナンバー12 16 'XXX00000'
リビジョン28 6 '301'
36 1 150
37 1 150
38 1 150
プライマリRAMDAC39 1 90
プライマリRAMDAC40 1 90
プライマリRAMDAC41 1 90
プライマリRAMDAC42 1 90
セカンダリRAMDAC43 1 58
セカンダリRAMDAC44 1 58
45 1 0xff
46 1 0xff
47 1 28
48 4 0x404a1520
52 4 0x0000ac00
56 1 83
57 1 83
58 4 0x0090a409
62 4 0x0a81462b
66 4 0x80000a04
70 4 0x01001220
74 1 83
75 1 83
76 4 0x0090a409
80 4 0x0a81462b
84 4 0x80000a04
88 4 0x01001220
92 1 83
93 1 0xaf
94 4 0x0090a409
98 4 0x0a81462b
102 4 0x80000a04
106 4 0x01001220
110 4 0xfffffffe
114 2 0xffa3
116 2 0x5312
118 1 90
119 1 90
120 1 0xff
121 1 32
122 1 32
123 1 32
124 1 58
125 1 51
126 1 13
注:ここでのRAMDACの値は実測の1/4です。90x4=360MHz、58x4=232MHzと言うことです。
ここに載っている情報を参考にカスタマイズしてくださいね。
今後、G550を入手次第クロック等の検証をしていきますのでもう少しお待ちください。

ただし自己責任でお願いします。いかなる損害を負っても責任は取れませんのでご了承ください。



G550って?
2001年6月20日ついにMatroxより新しいカードが発表になりました。
Millennium G550ですが、その実態はどうなっているのでしょう。
G550の位置付けとして、G450の後継モデルというものです。
そのため、スペックは以下のようになっています。

チップMGA-G550
メモリー64Bit DDR SDRAM 32MB以上
バス256Bit DualBus
プロセス0.18μプロセス
AGP1x、2x、4x
出力DualHead対応2系統出力
デジタルTMDS2系統内蔵
DVI2系統出力対応
TVエンコーダ内蔵
RAMDAC - プライマリ360MHz
RAMDAC - セカンダリ230MHz
3D EngineHead Casting Engine搭載(ただし対応アプリケーションに限る)
DirectXDirectX8対応
Programable Vertex Shader対応
Matrix Palette Skinning対応
Environment Bump Mapping対応
OpenGL対応
対応OSWindows95/98/98SE/Me
WindowsNT 4.0/2000/XP
Linux
対応プラットフォームx86ファミリー
AMD Hammer
Intel Itanium
ドライバ最適化3DNow!、MMX、SSE、SSE2
形状LowProfile PCI/AGP
冷却ファンレス(ヒートシンクのみ)
発売2001年8月中旬

っとまぁG450の後継モデルらしいスペックです。
Head Casting Engineが売りのようですが、これはインターネットコミュニケーション用の新しい形として載せたようです。
いわゆるMSN MessengerやNetMeetingをビジュアルでできるようにした技術のようで、3Dゲームのための技術ではないように感じました。
特徴として、未だないデジタル2系統出力を持っていることがあげられます。
GeForce2MXやRadeonVE、KYROIIをみてもGeForce系はSiliconImage社のチップでデジタル出力を実現しているほか、
RadeonVEでは内蔵しているものの、1系統のみとなっています。
つまりデジタル対応液晶ディスプレイを2台持っているばあいは現行のカードでは1台の方はアナログ変換をしなくてはならず、問題でした。
その点、G550は優れているといえます。


以上の点を踏まえて、G550はやはりG450同様3Dゲームユーザー向けではなく、ビジネス用途に向いているいうことです。
デジタル2系統や3Dのチャット等他社がやっていない部分もあり、非常に興味があるところですが、D3Dのパフォーマンスはそれほど良くないように感じました。
ターゲットとして、やはり3Dゲームはやらず、2D主体で、デジタル対応液晶モニターをお持ちの方は大変お勧めできるモデルだと思います。

ちなみにMatroxはハイエンドカードというジャンルもあきらめたわけでは無いようで、今年末には期待のハイエンドカードが登場するとのことです。
期待ですね〜
今後も情報が入りしだい載せていきたいと思います。




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