<Dream Police>(Cheap Trick)

1979年発売
(曲目)

  1. Dream Police
  2. Way Of The World
  3. The House Is Rockin'
  4. Gonna Raise Hell
  5. I'll Be With You Tonight
  6. Voices
  7. Writing On The Wall
  8. I Know What I Want
  9. Need Your Love

 本国アメリカよりも、先に日本で人気が出て、”At The Budokan”の大ヒットで、 世界的人気を博すようになったチープ・トリック。彼らの最高傑作アルバムがこの ”Dream Police”です。
 彼らのアルバムのジャケットをみると、表がロビンとトムの美形組、裏がニックと バニーのお笑い組というように、このグループの二面性が端的に現れています。日本 では、アイドル・グループといったとらえられ方をされることも多かったのですが、 演奏技術は、確固したものを持っており、実力派のグループでありました。
彼らの音楽は、分かりやすく、日本でシングル・ヒットした”Surrender”や”I Want You To Want Me” ”Clock Strikes Ten”を聴いていただければ、そのポップなセンスにビートルズのフレーバーを感じる ことでしょう。そのあふれるポップなセンスは、このアルバムにいっぱいつまっています。
 タイトル曲の”Dream Police”には、そのポップな甘さにやや辛めのプログレッシブな味付けがなされており、 彼らの成長がうかがわれます。”Way Of The World””The House Is Rockin'””I'll Be With You Tonight” 等のナンバーには、ハードなギターのフレーズとそれに乗ったポップなメロディーが、重すぎずかつ甘すぎずという 絶妙なバランスを取っております。全9曲どれも、佳曲でありますが、その中でも、 出色の出来は、”Voices”でございましょう。本当に美しいメロディ−で、ロビンの 甘い声、中間奏で泣くギター、厚いコーラス、全てが素晴らしく、彼らの代表作に間違いないでしょう。 今も、この曲を聴くと、ぞくぞくする感激を禁じえません。今後も彼らの活躍に期待したいです。

Cheap Trickの他のサイトへのリンク

  
Unofficial Cheap Trick Binaries Page(アルバム紹介、歌詞、サウンド、写真、映像)
Cheap Trick(ディスコグラフィ−、フォトギャラリ−、ツア−日程)
Brad's Cheap Trick Page(写真、ツア−日程、トレ−ド商品、リンク)
Talk Is Cheap-Web Site(ディスコグラフィ−、ニュ−ス)

Music Roomへ戻る