<Electric Youth>(Debbie Gibson)

1989年発売
(曲目)

  1. Who Loves Ya Baby?
  2. Lost In Your Eyes
  3. Love In Disguise
  4. Helplessly In Love
  5. Silence Speaks(A Thousand Words)
  6. Shoud've been The One
  7. Electric Youth
  8. No More Rhyme
  9. Over The Wall
  10. We Could Be Together
  11. Shades Of The Past

 このアルバムは、Debbie Gibson の2枚目のアルバムで、デビュー・アルバムに較べて 格段の進歩が伺え、彼女の人気を決定づけたものになりました。この前の年には、当時14歳の Tiffany が、全米NO.1ヒットを出し、ティーンの女性歌手に注目が集まり始めた時で、Debbieも その高い作曲能力を含めた将来性を高く買われていました。前年には、Tiffany の方がメジャーな 存在でしたが、このアルバムが出た後は、その位置が逆転していきました。
このアルバムには、”Who Loves Ya Baby?””Electric Youth””We Could Be Together” といった若さあふれる明るいポップなナンバーが多く、また一方では、”Lost In Your Eyes””No More Rhyme” のようなバラードに大人の女性としての深みに成長の跡を感じます。
2枚目でこれだけの進歩を成し遂げたので、これは将来相当凄いスターになるのではと思ったのですが、 彼女の人気は、このアルバムでピークをつけることになりました。直近、彼女の最近のアルバムを聴きましたが、 バラード中心の大人の歌を聴かせています。このアルバムの頃は、子供っぽい面もあった彼女ですが、もうすっかり 成熟した大人の女性となっており、時の映り変わりの早さを感じましたが、まだ、彼女の才能は枯れた訳ではなく、 今後、再び、注目される時も来るかと思います。

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