内部ハードディスク増設

 

このところシステムの調子が悪く、システムの再インストールしたかったのですが、バックアップを取らないとちょっと恐い....ということで、ハードディスクを内部増設することにしました。
内部増設をした方がコストがかからないし、見た目も綺麗ですしね。
どうせ増設するならちょっと高性能なディスクを入れようかな〜と思ったのですが、よくよく考えてみると自機(PowerMacintosh G3 DT266)の内部SCSIはただのSCSIではないか.....。
ちょっと悩んだが、結局安いSCSIボードも買うことにしました。

さっそく秋葉原にあるMacユーザー御用達の店、
秋葉館に行ってきました。
最初は4GB位のハードディスク(UltraWide SCSI)を入れようかと思っていたのですが、詳しそうな店員に相談したところ、DT266 は電源が弱いため2GB位が限界とのこと。
でも、4GB位の容量は欲しかったので、内部増設できない場合、今持ってる外付けSCSIケースに移行できるように、UltraWide SCSIをやめてUltra SCSIにしました。
SCSI ボードもそれに合わせて変更しました。
結局、最初に考えていた物と違う物を買ってきましまった。(^^;)

 


これが、買ってきたUltraSCSIボード、Century社CSAP-820UT/MACです。 何と9800円でした。(劇安!!)




 


SCSIボードをPCIスロットに増設しているところ。 右端に見えるのが増設するハードディスク、IBM社製DDRS34560N(Ultra SCSI 4.5GB 7200rpm)です。

 

 

増設も完了し、電源を入れてみるが.......反応なし。
システムプロフィールでPCIスロットにSCSIカードが入っていることは確認できるのだが、ドライブ設定や他のフォーマッタで見ても画面上に出てこない。
ハードディスクやSCSIケーブルのせいかと思って、試しにMacの内部SCSIに繋げてみると、ちゃんと認識してフォーマットできるではないか....。

 
しょうがなくCenturyの
サポートセンターに電話をかけたところ、左の図の赤丸の所にあるスイッチを外してみてくださいとの答えが返ってきた。
どうやら、スイッチをショートさせている時がMacモードで、外している時がPCモードらしい....。
早速外してみると....今までのことが嘘のように作動するではないか!!
でも、何でMacモードで作動しなくてPCモードで作動するのだろう....。 う〜む謎だ。(^^;)

 

ディスクの性能

せっかく新しいディスクを増設したんですから、性能を試してみました。
本来自機に内蔵されているIDEハードディスクは、QUANTUM社のFIREBALL SE4.3(4.0GB、5400rpm)なので、今回増設したIBM社製DDRS34560N(Ultra SCSI 4.5GB 7200rpm)ディスクの方が高性能です。
使用したソフトは、NortonUtilities 4.0 の System Infoで、正確な結果を得るために各種の設定はNortonに従いました。





ディスクの評価では、IDEハードディスクが518、増設Ultra SCSIハードディスクが602で、ディスク性能は16%向上しました。
驚いたのがビデオ性能で、なんと42%も向上しました。
全体では、8%の向上でした。

ディスク性能は思った程向上しませんでした。
Ultra SCSI(データ転送速度は20MB/秒)じゃなくUltra Wide SCSI (データ転送速度は40MB/秒)だったならもっとディスクの性能を引き出せたのかなと思います。
ビデオ性能は何でこんなに向上したのだろう....。
やっぱり、ディスク性能がビデオの足を引っ張っていたのだろうか....。