＜Ａブロック＞
�@宇部２軍 ４−５ 多摩１軍
試合は多摩１軍伊倉の先頭打者本塁打で幕を開けた。
２回には宇部２軍の祢宜谷の本塁打などで２点差を追いつくが、６回に多摩は再度２点を加え突き放す。
しかし、宇部２軍もその裏に１点を返し、８回には祢宜谷のこの試合２本目となる本塁打で追いついた。
最後は多摩１軍が水津の犠牲フライにより勝ち越し、最後は８回から登板したヤンカーが苦しみながらも試合を締めた。


＜Ｂブロック＞
�@宇部１軍 ３−１ 屋島２軍
試合中盤までは宇部１軍武類と屋島２軍蒔苗の両先発が持ち味を十分に発揮し無得点のまま試合が進んだ。
試合が動いたのは６回。屋島２軍の２本の２塁打で先制した。
宇部１軍の反撃は７回で、崎邊の本塁打で同点に追いつく。
しかし、最後は屋島２軍蒔苗が力尽き、宇部１軍が終盤の逆転で決勝トーナメント進出を決めた。


＜Ｃブロック＞
�@横浜２軍 ２−１２ 北海１軍
８回までは１点を争う緊迫した試合展開だったが、９回に横浜２軍のリリーフ陣が北海打線に捕まってしまう。
北海１軍は打者12人の猛攻で１イニングで８得点の大量得点を挙げ、最後は１軍の打力を見せつけた。
北海１軍は先発の築城が10安打を浴びながらも７回を２失点で乗り切ったのが大きかった。


＜Ｄブロック＞
�@三木２軍 ２−４ 名古屋１軍
先制したのは三木２軍で、２回に益永のこの大会２本目となる本塁打が飛び出す。
しかし、名古屋１軍もすかさず３回に追いつき、６回には嶺崎のタイムリーで勝ち越した。
三木２軍も７回に同点とし追いすがったが、最終回に名古屋１軍の代打三嶋木の２ランが飛び出し試合を決められた。
前回大会から続いた三木２軍の快進撃はここでストップした。


＜Ｅブロック＞
�@盛岡１軍 ８−７ 新居浜１軍
非常に見ごたえのある戦いとなった。
盛岡１軍百合草と新居浜１軍池宮の両先発はお互い上々の立ち上がりをみせた。
しかし、両投手が降板した６回以降は一転、点の取り合いとなった。
新居浜１軍の１点リードで迎えた７回に盛岡１軍が３点を奪い逆転するものの、直後の８回に新居浜１軍がお返しとばかり３点を奪い再逆転。
しかし、試合はこれからが勝負だった。その裏に盛岡１軍が設樂の２ランで再度逆転。
９回には新居浜１軍が押し出しで土壇場で同点に追いつき、延長戦に突入した。
勝負が決まったのは10回。盛岡１軍次郎垣内のサヨナラ２塁打で決着をつけた。


＜Ｆブロック＞
�@大分１軍 ５−４ 西武
大分１軍が有利かと思われたが、西武先発の牧田が好投をみせ、６回まで大分１軍打線を無失点に抑える。
打っても３回に中島の３ランで試合を優位に進めた。
大分１軍が追いついたのは７回で５本の長短打を集め、同点に追いついた。
西武は９回に勝ち越し逃げ切り体制に入ったが、菊池、ゴンザレスが捕まり逆転サヨナラ負けを喫してしまった。


＜Ｇブロック＞
�@世田谷１軍 ３−４ 沖縄１軍
両軍の投手陣が踏ん張り、延長戦までもつれる試合展開となった。
１回に世田谷１軍新後閑の本塁打で先制するが、６回に四球と敬遠の打者を置いた沖縄１軍南場のこの大会３本目となる３ランで逆転した。
世田谷１軍もその後１点ずつ返し、延長戦に持ち込む。しかし、最後は11回に６回から好リリーフをみせていた渕田が１点を失い、力尽きた。


＜Ｈブロック＞
�@阪神 ２−５ 佐久１軍
試合中盤までは両先発の好投で投手戦となったが、７回に佐久１軍が集中打で３点を、８回にはトルネオの本塁打で追加点を挙げた。
阪神も最終回に大和の３塁打からチャンスを作るものの、１点どまり。
佐久１軍先発の堀原は11安打を浴びながらも要所を締め、２失点の完投勝利を挙げた。