<Aブロック>  丸ノ内VS東北  1点を争う好ゲームとなった。東北里信と丸ノ内小武の投げ合いで7回を終わった段階で0−1で丸ノ内がリード。しかし、8回に東北の4番奥洞の2点タイムリーツーベースで逆転を許す。東北は里信の後を継いだ甲畑が誤算だった。四球を連発し、自滅。最後は丸ノ内荻津が予選リーグ全試合でのセーブを稼ぐ活躍で、決勝トーナメント進出を決めた。 <Bブロック>  屋島VS横浜  横浜は先発メンテナーが大誤算。1回を持たずに降板してしまった。急遽リリーフにあがった増本、堀部もそれぞれ5失点、3失点と早々と大差を付けられてしまった。打線は屋島田屋を攻略し、リリーフの野呂瀬を打ち込んだものの、時すでに遅し。屋島は1回戦から打線が好調で、いずれも大差を付けての勝利だった。 <Cブロック>  三木VS津2軍  三木が初回から津2軍を圧倒。先発西も6安打完封で、終わってみれば21−0という歴史的勝利を収めた。これで三木は予選トーナメント3試合連続2桁得点、計44点という圧倒的な打撃を見せ付けた。 <Dブロック>  津VS世田谷  点の取り合いとなったが、津の4回裏の3本のホームランが大きかった。世田谷は小刻みに得点を重ねるが、津のリリーフ陣を打ち崩すことができなかった。 <Eブロック>  阪神VS北海  北海有利と思われたこの試合だったが、勢いに乗る阪神の前に屈してしまった。7回まで2−2と白熱した試合となっていたが、北海リリーフ陣が8回に阪神打線に集中打を浴び、万事休すとなった。阪神はプロ野球チーム唯一の決勝トーナメント進出となった。 <Fブロック>  東北2軍VS名古屋2軍  2軍同士の決勝対決となったが、投げては先発岡留が粘りのピッチングで、打っては2本の2ランホームランで名古屋2軍に競り勝った。厳しいブロックを勝ち抜いた東北2軍だが、決勝トーナメントでもこの勢いは続くか。 <Gブロック>  日ハムVS大分   投手力で2軍チームを連破してきた日ハムだったが、1軍の大分には通じなかった。先発ケッペルがOKされ、リリーフ陣も打ち込まれてしまった。大分はオズワルドが10安打されながらも、完投勝利。決勝トーナメントに向け、リリーフ陣を休ませることができた。 <Hブロック>  盛岡VS三木2軍  戦前の予想では盛岡の決勝トーナメント進出が濃厚と思われていたが、三木2軍先発のスパークルの前に打線が沈黙。逆に盛岡の先発百合草が早々とOKされ、苦しい展開となった。終盤に反撃を開始するものの、最後は三木2軍の抑え末川によって、決勝トーナメント進出が絶たれた。