12.フラップ、エルロン、スポイラー

 

前に主翼のところで、またの機会に写真入りで紹介します。  
って約束をしていました。
今回はその約束の写真を紹介しましょう。
 
右の写真は B747 の主翼で、まだ出発前のものです。
これから、どの様に翼が変化していくのでしょう?
     
スルスルとフラップが伸びてきました。  
いよいよ離陸します。エンジン全開で加速します。
(本当はエンジン全開ではないかもしれません。)
 
2つのフラップの間にあるのが、高速エルロンと呼ばれるもの
です。(逆光になってしまいました。スミマセン。)
     
ある程度上昇したところでフラップを元に戻します。  
 
右の写真で、高速エルロンが少し下がっています。
すると、機体は左へ傾きゆっくりと旋回を始めます。
翼の先端の方にも低速エルロンと呼ばれるものがありますが、
ほとんど動いていません。
     
   
いよいよ着陸体制に入ったようです。
シートベルトはしっかりと締めてください。
 
再びフラップが伸びてきました。
 
     
   
さらにフラップがいっぱいに伸びてきました。
それにしてもやはり B747 のフラップは大きいです。
風をいっぱいに受けているのが分ります。
 
 
     
着陸しました。すると今度は、スポイラーと呼ばれる翼の上の  
部分が立ち上がりました。
同時にエンジンは逆噴射を開始し、ブレーキをかけています。
 
このように、主翼は見ているといろいろな形に変化します。
私のようにヒマな人は、じっと観察してみてください。

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