<

もう戦争が終わって63年もたつのに靖国の境内では未だ戦争が終わっていない。国としては終わったのですが個人としては

未だ戦争の痛みを引きずっている人が大勢いる事がありありと見えるのです。霞ヶ浦の自衛隊構内にある雄飛館(入場無料)

には故なくして特攻に参加した20歳にも満たない若人達が明日の出撃を前にして肉親に当てた心の叫びが資料(肉筆の手紙)

として展示されている。愛する国の為、愛する家族の為と信じて若い大切な命を捧げた心情は察するに余りある。彼等の犠牲の上

に今の日本の繁栄があることをどれだけの日本人が理解しているのだろうか。そして多くの残された肉親はどのように今を受け止めているのだろうか。

同じ時代を生きた私としては今も尚、心が疼くのです。そして、若しも、あの時代の中で只管に真剣に生きた人達が今生きていたとするならば

今の世相をどの様に嘆くのであろうか!

BGMはより

Johan Friedrich Burgmuller作曲25Edition Op100-13

Consolation(なぐさめ)