１．　なぜかモデムが・・・

パソコン通信を始めたのは、約３年半前なのだがモデム自体はその１年前から持っていた。
その理由はあまり触れたくないので、こっちに置いておく（爆）
パソコン通信は興味はあったのだが、課金が結構かかるんだろうということで貧乏学生だったわたしは見送らざる負えなかった。（今は金持ちということではない（爆））
その後、就職したので「まぁ大丈夫だろう」という適当な判断でパソコン通信を始めることにした。
ＰＣ−ＶＡＮかＮＩＦＴＹか迷っていたのだが、当時ＴＶでＮＩＦＴＹ−Ｓｅｒｖｅに情報があるというテロップが良く出ていたので、ＮＩＦＴＹに決めた。
その番組名とは

「さんまのなんでもダービー」と「東京フレンドパーク」

である（爆）

２．　缶詰の中の缶切り

アクセスする前に、ひとつの問題点が浮上した。
それは、

ＰＣ−９８用の通信ソフトがない

ということである。
所有していたワープロには申し訳ない程度の通信ソフトがあったが、それではいろいろと不便なのでPC-98でやりたかったのである。
何かのついでに近所の本屋で漁ってみるが、あまり芳しいものはない。
その中に１枚のフロッピーが付いた本を見つけたのでゲット。
そのディスクに通信ソフトが入っているという。
当時はＤＯＳの知識がほとんど皆無だったわたしは、何とかセットアップしアクセスを実行する。
イントロパックを使って入会作業は滞りなく終了。
ちなみにこのイントロパックはどう手に入れたかは記憶にない（爆）

しかし、しばらく使っているとある重大な事態に陥る。

バイナリ受信ができなかったのである。

これでは新たな通信ソフトもダウンロードできないということになる。
原因は当時の知識では追求不可能であった。
いま考えると、たぶんBPLがセットアップされてなかったんだろうと推測できる。
ソフト名も記憶にないが、たぶん「KTX」系だったと思う。
当時、知識が皆無だったのが大きな要因となってしまったのであろう（爆）
しかたなくその数日後、市販ソフトの「まいと〜く」を購入したのである。

最近ならパソコンに標準でソフトが付いており、雑誌付録でCD-ROMにたくさんソフトが入っているものもある。
う〜ん、便利な世の中になったものよのう。

３．　まいと〜く

市販での通信ソフトとして定番だった「まいと〜く」機能も基本は全て揃っており簡単に使うことができた。
ところがしばらく通信をしているとやりたくなることがある。

「オートパイロット」

である。
自動で会議室やデータライブラリを巡回しあとでゆっくり読むというための機能である。
オンラインで会議室を読むという、課金の無駄になる行為はずっと続けるわけには行かないので、これは早急に解決したい問題であった。
「まいと〜く」には、マクロ機能が付いているのでこれを使えば何とかなる。
しかし、マクロを作れるほどの知識も時間もないのでこれは没。
それ以上に

面倒は嫌い

であるからだ
「まいと〜く」のメーカーのサポートフォーラムがあったのでそこに行ってみると、やっぱりあった専用のマクロが。
それをダウンロードして早速使う。
今から見れば機能は弱いが、当時は十分使えた。会議室巡回も自動ででき、課金も節約できるであろう。
実際は、

会議室の巡回量が増えたので課金が増えた

のだが・・・

４．　14400bpsモデムとの戦い

とあるフォーラムに入り浸り、前からいるメンバーと仲良くなってきたので、早速ＯＦＦに参加した。
当時から、フリートークに良く参加していたわたしは、このころからとある場所に誘われていた。
それは、

「壁」

である。
しかし、ここを巡回するためには2400bpsでは辛い。
既に毎日１時間近くかけて巡回していたのである。これに追加というとなるとあまりにも辛い。
このころから課金のピークが２万円／月を超していた。
ちょうどこのときNIFTYはROAD4のサービスを開始しようとしていたため、「14400bpsの環境が整ったら行く」と言っておいた。

そして、数ヶ月後とうとうOMRONの14000bpsのモデムを購入したのである。
早速テストしてみると

「ピ−−−−−−−−−−−−−−−・・・プツッ プ−ップ−ッ・・」

というように、ダイアルはできても相手のモデムに反応できないのである。
「なんでやねん」と考えながら色々試すが結果は同じ。
仕方がないので、会社までわざわざ持っていき会社の環境で試す。
ここでも結果は一緒。
翌週、フォーラムのメンバーが集まったので聞いてみるが事例的にないので判らずじまい。買った店に相談する。
ここで助言を受けるがやっぱりダメなので、翌週に商品を持っていって交換してもらう。
帰ってテストすると、

あっさり繋がりやがった。

いわゆる初期不良に当たったのである・・・

５．まいと〜くとの別れ

「壁」にもはまって、優雅な通信（？）を送っていたところまたまたひとつの問題にぶつかった。
会議室の巡回は2400bpsの時に比べたら十分に速くなった。
ところが、アップロードが遅いのである。１文字ごとに、ちょっとした間が空くのだ。
これではアップロードに大量の時間を費やしてしまう。
しばらくは我慢して使っていたが、発言量が増す度にそうも言ってられない状態になる。そこでマクロの改造に着手した。
まいと〜くのマクロマニュアルを探してみると・・・
ありましたよ、送信タイミングの設定が。
これをほとんど間が空かないように設定してから、再度試すととおっても速くなった。
文字化けもでなかったので満足満足。
しかし・・・
これとは別問題でB-PLUSが正常に動かなくなった。
14400bpsにしてからは、頻繁に途中でストップしてしまうのだ。
これでは、せっかく速くした意味がない。
仕方なく、ROAD3でダウンロードをしたりしていた。
でも、結果的にフォーラムのメンバーの多数が愛用していた「air craft」に乗り替えたのであった。
このソフトは他に比べて快適なので今でも愛用している。


このあとは、特に変わったこともなくパソコン通信を満喫した。
壁で色々やったのではあるがそれは壁のページがあるのでここでは省略

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