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真珠の選別

真珠ネックレスができるまで

1.真珠の選別

 入札会で落札した真珠は、選別されていますが、様々な等級の真珠が混ざっているため、
 先ず、原料選別で、光沢ムラ、色ムラがある珠を除きます。
 次に、色選別で、ピンク系、ホワイト系、イエロー系、ブルー系に分けます。

真珠に孔あけ
2.穴あけ

 珠に傷があれば、その場所へ穴の位置がくるように、穴あけ機にセットします。
 穴がきれいにあくように、2本のドリル刃で両側から半分ずつ穴あけします。

 参考: 人造真珠は、既に穴があいてあるプラスチックや貝玉などに真珠光沢塗料を塗布しているため、
     穴の周囲の塗料が剥がれます。また、養殖真珠特有の成長過程の模様がありません。

ネックレス組み
3.連組み・ネックレス組み

 ふつう、ネックレス5〜10本分の珠を同時に連組みします。
 連組中も、それぞれの真珠の揃い方を注意深く見ながら、並べ替えを行います。

ネックレス糸とおし
4.糸通し

 連台の真珠は、2列の真珠で一組のネックレスができるように並べられています。
 下列の右端から絹糸を通しを始め、上列の右端で終わるように絹糸を通してゆきます。
 糸通しの間も真珠のチェックを怠りません。
 糸通しが終わった糸通連を、さらに責任者が厳しく検査を行います。

ネックレス組みの写真は、
Mikimoto Pearlさんを訪問したときに撮影した写真です。

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