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紅の密使 グインサーガ12
紅の密使
―SCARLET SECRET‐SERVICE―

沿海州諸国では各国代表がアグラーヤ首都ヴァーレンに集い、パロ奪回軍の蜂起に際し、奪回軍につくか、モンゴールにつくか、将来の命運をかけた会議が行われていた。
会議は海洋貿易航路をめぐる各国間の軋轢、各国内部の勢力争いなどがからみ、結論の出ないまま延々と続いた。

一方、草原でカウロス軍と対峙したレムス率いるアルゴスのパロ奪回軍も一進一退の攻防を繰り返し、王としての威厳を得るためにも早急なパロ奪回を狙うレムスは焦りを隠せない。

そして遂にヴァーレン会議では、各国の陰謀を含んだままパロへ味方することで決断が下される。
この時、草原でグインと別れたイシュトヴァーンは、ヴァーレンに来ていた。そこでモンゴールの間者と関わり、彼からアムネリス宛の密書を託されるのだった。

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ヴァーレンで間者と疑われたイシュトヴァーンをかばう女性ミリアが、イシュトを信じたままヴァラキアの兵士によって命を落とす。
まぁ、確かにイシュトが災いを運んできたと言えば、運んできたのだが、ってこれだけじゃねぇ・・・・・・。
最新刊とか読んでみても、《災い》ってほどのものでもないと思うんだけど。
しかしヴァーレン会議、モンゴールへ味方することに決まれば面白かったのに残念だ。

ってイシュトの良き理解者であるカメロン親父の初登場。
ってカメロンって醜男みたいに描かれているが、そうだったのかΣ(@@)

んでレムス、なにをそんなに焦ってるんだ(泣)
すでにナリスに対するコンプレックスの塊である。

1999/03/03更新