[10月31日の相場予想]
かなり、過熱感は出てきているが、125.10を超えてきたので、#5の3が拡張している
と取らざるを得ない。
(#5の波動) 1 (10.18)122.40−−(10.28)124.96 2 (10.28)124.96−−(10.29)124.33 3 (10.29)124.33−− T (10.29)124.33−−(10.29)124.88 U (10.29)124.88−−(10.29)124.50 V (10.29)124.50−−(10.30)125.00 W (10.30)125.00−−(10.30)124.72 X (10.30)124.72−−
この取り方が成立するには、X<Vが成り立つ、すなわち、3の天井が125.22以下に
なる必要がある。だから、今日、押さずに125.22を超えた場合は、また、Vが拡張する
波動の取り方になり、さらに上値が高くなる。もし、125.22を超えずに、押した場合は、
#5の4になり、30−40銭程度の押しが予想され、その後、#5の5で125円台半ばで
#5の天井か。Vが拡張した場合は、上値のメドは、相当高くなる可能性があり、今の段階
では、正確な予測は難しい。126円台乗せも十分に可能となる。
ただ、8連騰の後、1日、押した後、再び昨日急騰というように、ここにきてのスピードの
速さは、次に迎えるべきCの調整の厳しさをも暗示するので、リスクを取るよりも、下落に
備えたいという人は、この相場にあえてつく必要はない。あと1円取れるかもしれないが、
その後の調整で2−3円程度の押しが予想されるので、両天秤にかけてリスクを取らないのも、
りっぱな戦略なのである。早く乗って早く降りるのが相場でのけがが少なくなるコツでもある。
[10月31日の相場予想]
ここのところ、下値不安が少なくなってきたと思ったとたんに大きく下げている。今日は、
0.618押しで止まったが、10月18日からの下げで、戻り(A−B−CのB)の
波動が見受けられないまま、ここまで下げてきたのは、不安材料である。まだ、このあたりまでの
下げで終われば問題はないのだが、これ以上下げて来ると、9月3日から10月18日の<5>波は、
未達成で終わってしまう可能性も考えなくてはならない。
ただ、オシレーター、マーケットのセンチメント(皆が弱気)からして、ここでの売りは、
すすめたくない。ここは、じっと我慢の時であろう。おそらく、目先の株の底値と債券の高値は、
ほぼ同時に起こるのではないだろうか。9月27日、10月18日と株式が直近の高値をつけている時に、
債券は、押して直近の安値を付けている。9月3日の株式の安値の時は、債券が直近の高値を付けている。
債券の目先の天井は、今週中に付ける可能性が高い、ということは、株式の目先の底値は、今週で、
来週は、期待できる可能性が高いということになろう。
[10月30日の相場予想]
昨日は、入札の好調をはやしていったん124.88まで戻したが、やはり、入札発表後に売られた。
このように入札前に入札の好調を先取りして上昇した場合は、入札発表後に売られるケースが多い。
昨日は、その典型的なケースである。しかも昨日までに8連騰した後だけに、相場のプロであれば、
ここは、クールに売っておくところである。相場の雰囲気にのまれて強気になった人は、まだ、修業が
足らないということになる。相場というのは、博打ではない。いちかばちかということに、大きく賭けては、
いけない。9連騰、10連騰する確率と、8連騰の後に調整する確率を考えれば、後者に軍配が上がるのは、
当然であろう。もちろん、9連騰、10連騰となる可能性はあるが、もし、それに賭けていったん儲けて
次に同じようなことをしたら、手痛い目に遭うであろう。私が、ここで述べ続けているのは、リスクを最小限
にする運用である。リスクが高いと思ったら、深追いをする必要はない。
さて、昨日は、また寄り引け同値である。今日、下落する確率はかなり高いであろう。
Cに入っているならば、2−3円程度の調整は考えておかなくてはならないので、今日は、
少々の下落では、押し目買いをする必要はない。少なくとも、押し目買いは、123円台に
入ってから。今日は、おそらくそこまで行かないであろうが、25日移動平均の手前では、
まず、試しに買ってみて良いであろう。
[10月30日の相場予想]
20900円前後で買って、まず、0.382戻りの21115を試す展開か。RSIや謄落レシオの
値からして、下値の不安は、非常に小さくなってきた。従って、安いところは仕込んでおくというスタンス
で良いのではないか。
21200円の移動平均の収斂ゾ−ン突破は、多少、時間がかかるかもしれないが、1993年の3月初旬
に同じように移動平均が収斂し、その直後に急騰した例があるので、このゾ−ンを抜ければ、同様に急騰する
可能性がある。下にその時と最近の動きをグラフにしてみた。参考にして欲しい。
[10月29日の相場予想]
28日の高値124.96がBの天井になる可能性がある。
(#5の波動) 1 122.40−−124.36 2 124.36−−123.82 3 123.82−−124.68 4 124.68−−124.24 5 124.24−−124.96
もし、上の様な取り方でよければ、おそらく、Cでの下落幅は、Bの上昇幅の0.382から
半値程度となろう。Bは、8月28日の119.06からなので、0.382押しで、122.70。
半値押しで122.01。その他の節としては、10月18日と21日の間に開いている窓
(122.85−91)、25日移動平均あたりであろう。
125.10を超えれば、#5の3が拡張ということになるが、もうすでに8連騰しており、さらなる上伸より、調整のリスクを考えた方が良いであろう。
[10月29日の相場予想]
ようやく、落ち着きをとりもどした様だ。
(9月3日からの波動)
(1)( 9. 3)19920−−(10.18)21788 +1868 45日 @ ( 9. 3)19920−−( 9. 5)20487 + 567 2日 A ( 9. 5)20487−−( 9. 6)20123 − 364 1日 B ( 9. 6)20123−−( 9.27)21603 +1480 21日 [1] ( 9. 5)20123−−( 9.11)20579 + 456 5日 [2] ( 9.11)20579−−( 9.12)20375 − 204 1日 [3] ( 9.12)20375−−( 9.17)21365 + 990 5日 [4] ( 9.17)21365−−( 9.19)21023 − 342 2日 [5] ( 9.19)21023−−( 9.27)21603 + 580 8日 C ( 9.27)21603−−(10.11)20805 − 798 14日 D (10.11)20805−−(10.18)21788 + 983 7日 [1] (10.11)20805−−(10.14)21030 [2] (10.14)21030−−(10.14)20905 [3] (10.14)20905−−(10.16)21478 [4] (10.16)21478−−(10.17)21330 [5] (10.17)21330−−(10.18)21788 (2)(10.18)21788−−
(2)が25日の20700で止まったと考えることもできるが、まだ、(2)のAに
すぎないと慎重に考えた方が良いであろう。というのも、18日から25日の下げ過程で、
きれいに3波動で下げたとは取りにくいからである。
しかし、今が、(3)に入っているか、(2)のBかは別として、戻りの波動にあることは
確かである。下げの0.382戻しで21115、半値戻しで21244。そして、移動平均
が収斂している21200円台。このあたりが戻りのポイントであろう。この節を超えるには、
時間が多少必要かもしれないが、超えてくれば、(3)に入っていることの証となろう。
[10月28日の相場予想]
25日に示した波動の取り方のうち、(2)の#5の拡張という方に軍配があがった。
(#5の波動) 1 122.40−−124.36 2 124.36−−123.82 3 123.82−−124.68 4 124.68−−124.24 5 124.24−−
現在、#5の5にあると見るのが妥当であろう。(さらなる3の拡張という可能性もあるが)
3が86銭の上昇なので、5はそれ以下になるはずである。(第3波は一番短くなることはない、
という法則より)とすると、#5の天井は、最大で124.24+0.86=125.10と
なる。とすると、今日は、125円前後では、売っておいた方が良いということになる。
逆に、125.10を超えてくるようだと、この取り方ではなく、#5の3が拡張
しているという取り方になるであろう。しかし、7連騰もしており、今回の上昇相場の中で
最大の25日移動平均からの乖離となっていることから、上の取り方をメインとして考え、
125円前後での売り。そのまま下落すれば2−3円程度の調整となろう。もし、125.10
を超えれば、いったん売りの手仕舞いでそのあとは様子見。
[10月28日の相場予想]
先週は、とことん売り込まれたが、今週は、週初はその影響が残ろうが、次第に売り飽き気分
が出て先物の踏み上げから戻すのではないか。
今日は、朝方は、先週からの下落をうけ、甘い展開となろう。下値のメドとしては、9月3日の
19920から10月18日の21788までの上昇幅の0.618押しの20633。
朝方に売られれば、その後は、少し戻す展開となるのではないか。戻りは、移動平均が収束して、
しかも半値戻り付近となる21200あたりが非常に重要なポイントとなろう。
[10月25日の相場予想]
23日は、調整局面に入ったと思わせるような動きであったが、24日には、不死鳥の様に
甦って高値を更新した。高値を更新し続ける相場の強さであろうが、このような相場では、
売り時期が難しい。
波動の取り方としては、
(1)23日の124.36からのフラット調整とみる。 a 124.36−−123.82 b 123.82−−124.42 c 124.42−− (2)18日の122.40からの#5の上昇波動が拡張している。 #5 1 122.40ーー124.36 2 124.36−−123.82 3 123.82−−
の2つが考えられる。
今日、昨日の高値124.42を超えて来れば、(2)の取り方にならざるを得ない。
だから、売りポジションは閉じて、買い持ちにせざるを得ない。一応今のところ、#5
の波動の形は、ダイアゴナル・トライアングルになる可能性が強いと思う。3は、124円
台後半、#5の高値=Bの高値は125円を超えてくる可能性が高い。
124.42を超えない時は、(1)のフラット調整となり、5波動で調整となろう。
その時の調整幅と期間は、昨日述べた通りである。
[10月25日の相場予想]
昨日、朝方20855まであったが、結局、2番底となり、その後は戻した。まだ、
弱含みの動きが続くかもしれないが、こうして売り叩かれている間に、反発の芽が育って
きている。RSIの7日も25日もかなりの低水準になっており、(特に25日は、
9月上旬以来の低さ)次第に売り飽き気分が出てくるであろう。
節は、引き続き、0.382戻しの21171、200日移動平均の21200あたりであろう。
移動平均の短期(25日)、中期(90日)、長期(200日)が21200円台で収斂しつつ
ある。こうした動きは、相場の変動を予感させる。
今日から来週にかけては、戻りを期待できるので、弱気にならずに仕込みたい。
[10月24日の相場予想]
([5]の波動) [5] ( 9.27)121.34−−(10.23)124.36 #1 ( 9.27)121.34−−(10. 1)122.41 #2 (10. 1)122.41−−(10. 2)122.02 #3 (10. 2)122.02−−(10. 7)123.45 #4 (10. 7)123.45−−(10.18)122.40 a (10. 7)123.45−−(10. 8)122.92 b (10. 8)122.92−−(10.11)123.44 c (10.11)123.44−−(10.18)122.40 #5 (10.18)122.40−−(10.23)124.36
昨日の前場に調整せずに大きく上昇したので、#5、すなわちBが終了した可能性が高い。
ローソク足で見ると、寄り引け同値で上ひげの長い十字足となっており、高値圏で出ている
ことから、上昇トレンドから下落トレンドへの転換を予感させる。株式との逆相関関係から
しても、昨日の株式の動きは底打ちを暗示し、今日以降の戻りを予想させるので、逆に
債券は下落となる可能性が強そうだ。
Bが終了してCに入っているとすると、Cの調整幅は、Bの0.382押しの122.33、
半値押しで121.71。時間でみると、0.382で11月13日、半分で11月20日。
[10月24日の相場予想]
いきなり昨日は、下限とみていたところまで下がってしまったが、その後の戻りをみると、
ひとまずはこれ以上の下値不安は、当分大丈夫か。ローソク足では、下ひげの長い小陽線と
なっており、底入れのパターンを示しており、今日は、多少の戻りが期待できよう。
投資家は疑心暗鬼ながら先物から戻していくという展開であろう。
18日の21788から昨日の20791までの下げの0.382戻しの21171が、
今日のまず第一の節となろう。次は、21日と22日の間に開けた窓(21299−21245)。
半値戻しは21289。0.382戻しまではあっても、半値戻しのところには、窓があるので、
半値戻しの達成には多少の時間がかかるであろう。
[10月23日の相場予想]
昨日は、押しもなくもみ合った後、入札の結果発表を契機に上昇し、124円台に
あと少しのところまできた。
18日の122.40から、ほぼ一本調子で上げており、今日あたりに若干の調整が
予想される。122.40からの短期の波動は、次の様になるであろう。
122.40−123.06−122.91−123.70−123.49−123.96?
一応、5波動であらわせることができ、この波動の最終局面にきている。この波動で#5が
終了するのか、それともこの波動が#5の1で数十銭の調整波2の後、3、4、5と拡張する
のか、今日の朝方の動きがポイントとなろう。昨日の123.96を抜き、一気に124円台半ば
へ急伸した場合には、#5が終了する可能性があるので素早く利食い売りをし、急落に備える。
逆に、甘く始まってきた場合は、#5が拡張する可能性が強くなるので、調整の局面では、買いとなる。
基本的には、過熱感が出てきたら警戒する必要があるので、マーケットの雰囲気にのまれず、常に
冷静に相場を見ること。
[10月23日の相場予想]
昨日の取り方では、0.618押しを下回ってきたので、波動の取り方を次の様に
修正する。
(9月3日からの波動)
(1)( 9. 3)19920−−(10.18)21788 +1868 45日 @ ( 9. 3)19920−−( 9. 5)20487 + 567 2日 A ( 9. 5)20487−−( 9. 6)20123 − 364 1日 B ( 9. 6)20123−−( 9.27)21603 +1480 21日 [1] ( 9. 5)20123−−( 9.11)20579 + 456 5日 [2] ( 9.11)20579−−( 9.12)20375 − 204 1日 [3] ( 9.12)20375−−( 9.17)21365 + 990 5日 [4] ( 9.17)21365−−( 9.19)21023 − 342 2日 [5] ( 9.19)21023−−( 9.27)21603 + 580 8日 C ( 9.27)21603−−(10.11)20805 − 798 14日 D (10.11)20805−−(10.18)21788 + 983 7日 [1] (10.11)20805−−(10.14)21030 [2] (10.14)21030−−(10.14)20905 [3] (10.14)20905−−(10.16)21478 [4] (10.16)21478−−(10.17)21330 [5] (10.17)21330−−(10.18)21788 (2)(10.18)21788−−
9月3日から10月18日までの5波動を一くくりにして(1)とする。とすると、
(2)の調整は、(1)の半値押しで20854となる。昨日は、21000円台は
キープしたが、少し戻した後、再び21000円台を試す動きがあるであろう。半値押し
あたりまでは、考えておく必要があろう。おそらく10月11日の20805の手前では
止まるであろう。
今日は、戻りを試す動きであろう。(2)は、A−B−Cの調整波動となるので、
今日は、Bの戻りの波動となろう。(1)の0.382戻しで21314、半値戻しで
21405。そのあたりまで今日から週末にかけて戻すであろう。今日は、21000
−21100あたりでは、買いであろう。
上昇かなと思わせておいてこけてしまう相場が続いているが、9月3日からの上昇相場
が続いているのは、間違いない。波動から見ても、上昇トレンドは崩れていない。今の
マーケットには、暴落するほどのエネルギーがまだ溜っていないのである。これから、
2−3カ月でそのエネルギーを蓄えにいくのである。しかもまだ今、マーケットには
強気の意見は少ない。だから、今は暴落を心配する必要はないのである。
波動の取り方の変更により、戻りの天井の時期は、予想よりも遅くなりそうだ。初めは
この秋かなと思っていたが、このままでは秋より遅れ、来年の2−3月くらいかなと
軌道修正を考えている。
[10月22日の相場予想]
高値を抜いてきたので、波動の取り方がはっきりした。15日の波動の取り方で示した
うちの(2)の取り方でおそらく間違いないであろう。窓埋めがあったため、(1)の可能性
を考慮し少し回り道をしたが、結局、以前にメインで考えていた取り方で良かったということになる。
Bの波動 [1] ( 8.28)119.06−−( 9. 3)120.93 [2] ( 9. 3)120.93−−( 9. 5)120.35 [3] ( 9. 5)120.35−−( 9.19)122.54 [4] ( 9.19)122.54−−( 9.27)121.34 [5] ( 9.27)121.34−− #1 ( 9.27)121.34−−(10. 1)122.41 #2 (10. 1)122.41−−(10. 2)122.02 #3 (10. 2)122.02−−(10. 7)123.45 #4 (10. 7)123.45−−(10.18)122.40 a (10. 7)123.45−−(10. 8)122.92 b (10. 8)122.92−−(10.11)123.44 c (10.11)123.44−−(10.18)122.40 1 (10.11)123.44−−(10.15)122.79 2 (10.15)122.79−−(10.16)123.07 3 (10.16)123.07−−(10.17)122.55 4 (10.17)122.55−−(10.18)122.85 5 (10.18)122.85−−(10.18)122.40 #5 (10.18)122.40−−
この#5の波動でBが完了することになる。おそらく124ー125円程度まで上昇
した後、Cで2円−2円50銭程度調整するか。今週から来週にかけてBの高値をつけに
行くであろう。
今日の戦略であるが、18日の122.40からの上昇が1円30銭となっており、
その0.382程度とすると50銭前後の調整があってもおかしくない。波動で見ると、
#5の1の最終か2に入っているところであろう。ただ、その調整の場面では、買わなく
てはならないであろう。新発国債の入札前に押しがあれば、入札後は高くなり、入札前
まで高ければ、逆に入札発表後に押すであろう。いずれにしても、押した場面では買いたい。
[10月22日の相場予想]
大きく下げたが、それほど心配することはないと思う。次のような波動の取り方に
なるであろう。
(9月3日からの波動)
(1)( 9. 3)19920−−( 9. 5)20487 + 567 2日 (2)( 9. 5)20487−−( 9. 6)20123 − 364 1日 (3)( 9. 6)20123−−( 9.27)21603 +1480 21日 @ ( 9. 5)20123−−( 9.11)20579 + 456 5日 A ( 9.11)20579−−( 9.12)20375 − 204 1日 B ( 9.12)20375−−( 9.17)21365 + 990 5日 C ( 9.17)21365−−( 9.19)21023 − 342 2日 D ( 9.19)21023−−( 9.27)21603 + 580 8日 (4)( 9.27)21603−−(10.11)20805 − 798 14日 (5)(10.11)20805−− @ (10.11)20805−−(10.18)21788 + 983 7日 #1 (10.11)20805−−(10.14)21030 #2 (10.14)21030−−(10.14)20905 #3 (10.14)20905−−(10.16)21478 #4 (10.16)21478−−(10.17)21330 #5 (10.17)21330−−(10.18)21788 A (10.18)21788−−
昨日の下げは、(5)のAに当たろう。@の半値押しで21296であるので、昨日の 下げは、調整の範囲内である。この半値押し近辺では、買っておいて良いであろう。 0.618押しは、21170、200日移動平均は21189で下値は、このあたりまで 考えておれば良いと思う。まだ、市場全体に強気ム−ドが少ないので、逆に、売っても それほど下がらないであろう。皆が強気になる前に買っておこう。
[10月21日の相場予想]
122.53の窓埋めをしたので、今週は、下値を試す展開になろう。15日の相場予想
で述べた(1)の波動で考えると次の様になろう。
Bの[5]からの波動 [5] ( 9.27)121.34−−(10.11)123.44 #1 ( 9.27)121.34−−(10. 1)122.41 #2 (10. 1)122.41−−(10. 2)122.02 #3 (10. 2)122.02−−(10. 7)123.45 #4 (10. 7)123.45−−(10. 9)123.10 トライアングル調整 #5 (10. 9)123.10−−(10.11)123.44 C (10.11)123.44−−(10.18)122.40 #1 (10.11)123.44−−(10.18)122.40 1 (10.11)123.44−−(10.15)122.79 2 (10.15)122.79−−(10.16)123.07 3 (10.16)123.07−−(10.17)122.55 4 (10.17)122.55−−(10.18)122.85 5 (10.18)122.85−−(10.18)122.40 #2 (10.18)122.40−−
18日の安値からの反騰もこの波動では、#2にあたり、当然の反発局面に当たって
いるだけであろう。戻りのメドとしては、半値戻しで122.92、0.618戻しで
123.04。2つも窓を埋めたので、従来、考えていた(2)の波動の可能性はかなり
薄くなった。それでも0.618戻しを超えてくると、その可能性が少し頭をもたげてくる
だろう。ただ、株式相場が堅調に推移しそうなので、その面からは債券にとってマイナスの
要素である。Bの[5] は、9月27日から10月11日までであるが、丁度この期間は、
株式相場の調整期に当たっており、株と債券の逆相関が浮き彫りになっている。(過去にも
良く見られる)
今日は、朝方の戻りで半値戻し近辺の122円92銭前後をトライするかもしれないが、
そこは、いったん売ってCの#3の下落トレンドに備えなくてはならないだろう。もし、
戻りが0.618戻しを超え16日の123.07をも超えてきたら、(2)の可能性も
考えていったん売ったポジションを買い戻してニュ−トラルにしておく方が良いだろう。
今日の下値のメドとして、25日移動平均を、まず考えたい。25日移動平均を引け値で
割り込むと、調整期間は、やや長くなるであろう。Cのメドとしては、Bの上昇幅の
0.382−半値押し程度と考えておけば良いだろう。とりあえず、今日の戻り具合に
よって、波動の取り方がかなりはっきりしてくるであろう。
[10月21日の相場予想]
9月27日の戻り高値は、選挙後かなと思っていたが、見切り発車で18日に抜いて
しまった。これで、6月26日の高値が<3>であり、9月3日からの戻りが<5>であり、
この波動で6月26日の高値22750を抜いてくる可能性がかなり強くなった。これで、
6月26日の高値が<3>の天井か<5>の天井かという論争に決着がつき、波動での
取り方がすっきりしてきた。6月26日から9月にかけての下落の時は、もう、あと
1つの上昇波動が残っているとは、確信が持てなかったが、やはりこう考えて見ると、
6月26日で上昇波動が完了と取れず、悩んでいたのは、間違いではなかったのである。
波動は、素直であるなと改めて感じた。
今日は、引き続き、強気スタンスを保ってよいだろう。(5)の@がどこで終わるのかという
問題はあるが、大きな節を超えてきたので、しばらくは、その勢いに乗っていきたい。
次の大きな節は、6月26日の22750くらいであるが、その手前までは、意外に
あっさり行くかもしれない。
[10月18日の相場予想]
昨日は、122.53の手前の122.55で止まったが、今日もこのポイントを
守れるか。
#4が続いているとすると、11日の123.44からの波動は次の様にあらわされる。
C 1 123.44−122.79 2 122.79−123.07 3 123.07−122.55 4 122.55−122.81? 5 122.81?ー
昨日の122.81が第4波の天井かはまだわからない。今日の朝方、そこを抜ければ
その高値から第5波の下落が始まろう。この第5波で122.53の手前で止まれば、
まだ、#5の上昇波動が残っていることが確認できる。この形だと第1波>第3波>第5波
というダイアゴナル・トライアングルなので、調整の最終の可能性が高い。
ただ、122.53を割り込めば、いずれにしても売りシグナルとなり、Cの波動の
取り方も変わって来る。リスクを取れる方ならば、窓埋めの手前で買うのも一考であろう。
しかし、122.53をつけたら、すぐに投げなくてはならない。リスクを取れない方は、
様子見に徹する方が良いであろう。
かろうじて、窓埋めを回避できた場合は、まず、半値戻しの123円がタ−ゲットと
なろう。逆に、窓埋めをした場合は、122円以下の押し目買い。
[10月18日の相場予想]
16日の21478を超えれば、21603に近いところまで行くであろうが、超えなければ
いったん21200円台を見るかもしれない。しかし、ここで、もみ合ってエネルギ−を
貯めていれば、来週にそのエネルギ−が上方に発散される可能性が強い。選挙の結果が
株式市場にとって好ましいものになるのかもしれない。来週への期待を込めて、21200円台
では拾っておきたい。
[10月17日の相場予想]
朝の戻りの後、伸び切れず、引け間際に下値を切ってしまった。やはり、窓を埋めるということは、
相場の基調が強くないことを現わすのだと改めて実感。今日は、次の窓(122.56−53)
を埋めるかが焦点。埋めれば、122円割れを覚悟しなくてはならない。
昨日、123.44から122.79まで5波動で完結していると書いたが、その通りだと
すると、まだ、(2)のシナリオが生きているとした場合、昨日の123.07からの下げが
Cの第3波になり、あと1波動の下落で#4が完結することになる。とすると、例えば、今日の
朝方、昨日より高く始まった場合、123.07から122.60までの下げに対する0.382
から半値程度(122.78−122.84)戻した後、再び、下落となり122.53の手前で
何とか止まるというシナリオが考えられる。このシナリオがベストであろう。
まだ、(2)の可能性を残す理由としては、先物の建て玉がピ−クの9月19日の24兆4430億
から10月15日には、19兆4146億と5兆余り減っており、建て玉の重さから投げが出る可能性
が低いこと。最近、投資家が見送り姿勢であるので、逆に言うと、大きく売る人がいないこと。等が
あげられよう。
いずれにしても、122.53の手前で止まる可能性があるが、抜けた場合は、期待感を捨てて、
売らなければならない。抜けた場合は、波動の取り方は、(1)になると思うが、あと、下がっても
1円ちょっと(119.06−123.45の上昇の0.382から半値押し)であろうから、この相場に
乗れていない人は、逆にチャンスなので、122円割れから買い下がって良いだろう。
[10月17日の相場予想]
前日、400円余り上げた後の相場としては、底堅い動きであった。昨日も書いたように9月27日の
21603の手前まで行って、その後少し調整する可能性が強いと思うが、もし、今日の21478で
@が終了したとした場合は、20805−21478の0.382押しで21220程度までは
あるかもしれない。
朝方、高く始まれば、21603の手前での利食い売りを考え、安く始まれば先程の21220
付近での押し目買いが良いのではないか。
[10月16日の相場予想]
波動の取り方を昨日の(2)とした場合、123.44からのCの下落波動が、次の
形で完了した可能性もある。
C 123.44−123.15−123.37−122.86−123.07−122.79 (122.86から123.07まではフラット調整ーー[122.86-123.02-122.83-123.07])
今日、昨日の安値122.79を下回らなければ、122.79が#5のスタート
になる可能性が強い。とりあえず、今日の戻りのメドは、7日の123.45から昨日の
122.79までの下げの0.382戻しで123.04、半値戻しで123.12。
そのあたりまで戻した後の調整で、下値を切らなければ#5の上昇波動が確定する。
もし、122.79を切った場合は、昨日同様、次の窓(122.53)を埋めるか
どうかを確認して、埋めたら売り。
[10月16日の相場予想]
昨日は、安値圏での寄り安値、引け高値の大陽線であり、相場のセオリ−からすれば、この流れに
つかなくてはならない。200日移動平均も、半値戻しも0.618戻しも簡単に超え、
一目均衡表の上値抵抗線21386も抜けた。次は、9月27日の21603が大きな節であり、
この手前では、さすがに、一服するであろう。
10月11日の20805が(5)のスタ−トと考えると、その@が21603の手前まで、
次にBで6月26日の22750の手前、そしてDで高値トライか。
今日は、21603の手前では、いったん利食い売り。今日、一気に21603を抜けるとは
考えにくいが、万が一、抜けた時は、追撃買い。