[2月14日の相場予想]
1月6日の123.60からの波動を考えてみた。
<5>の(3)のD D(97. 1. 6)123.60 [1](97. 1. 6)123.60−−(97. 1.14)126.01 + 2.41 8日 [2](97. 1.14)126.01−−(97. 1.16)125.39 − 0.62 2日 [3](97. 1.16)125.39−−(97. 1.27)126.83 + 1.44 11日 [4](97. 1.27)126.83−− #1 (97. 1.27)126.83−−(97. 1.29)125.83 − 1.00 2日 #2 (97. 1.29)125.83−−(97. 2.10)126.80 + 0.97 12日 #3 (97. 2.10)126.80−−(97. 2.13)125.96 − 0.84 3日 #4 (97. 2.13)125.96−−
昨日は、126.15を下回ったが、ずるずる下がることはなく、戻して引けた。この動きから すると、上の取り方のように、現在は、Dの[4]でトライアングルを形成中と考えるのが妥当かなと思う。 その考え方を進めると、#4で126.80の手前まで上昇し、#5で少し押した後、[5]で127円台を目指すと いうシナリオが描ける。
[2月14日の相場予想]
戻りの波動が予想よりも、長く続いているが、波動から見ると、決してイレギュラ−なわけ
ではない。1月初旬の下落の凄まじさから、戻りは、やや鈍いかなと予想をたてたが、ここまで
戻したということは、通常の戻りのパタ−ンを踏んでいるということである。
11月27日の21460から1月13日の17019までの下げに対する戻りとすると、
0.382戻りで18715、半値戻りで19239である。12月10日の20853から
1月13日までの下げに対する戻りとすると、0.382戻りで18483、半値戻りで18936
である。
来週以降に戻りの高値をつけるとなると、12月10日からの1月13日までの下げの日柄を
この戻りの波動で超えてしまうことになるので、11月27日から1月13日までの下げに対する戻り、
すなわち、<3>の(4)である可能性がかなり強くなる。おりしも、今日は、オプションのSQであり、
転換になる可能性を秘めた日であるので、今日の動きには注意。
ショ−トを振って踏み上げられている人は、信念を持って売り持ちのまま、もしくは、さらなる売りを
考えて良い。NT倍率は、昨日で13.51倍。暴落の準備は、着々とすすんでいる。今は、苦しいかも
しれないが、1−2ヶ月後には、大きな花が咲くであろう。
[2月13日の相場予想]
昨日も、狭いレンジ内での動きであったが、126.15はとりあえず守ったので、上昇トレンドの
継続で考えて良いだろう。今日も引き続き、126.15を割れば、ポジションはニュ−トラルに
しておくことで良いであろう。上値の方は、もちろん126.83を抜ければ、追撃買いである。
25日移動平均が126円近辺と、近づいてきており、近々、上下どちらかに大きく動く予兆か。
[2月13日の相場予想]
2月4日の18629に近いところまで来たが、抜いてくるのは、難しいであろう。
もし、抜いたとしても、引け値では、ダレるであろう。昨日のNT倍率は、13.45と
高水準。日経225銘柄が、裁定買いで上昇したことをあらわし、これは、次の下落の準備
である。マ−ケットのセンチメントも1月初旬の急落の時の悲観的ム−ドはなくなり、
楽観ム−ドが出始めている。これは、危険な証拠である。皆が、暴落を心配している時には、
暴落は起きず、暴落などないとたかをくくった時に暴落は起こるのである。今週のオプションの
SQ後は、気をつけたい。
さて、波動で見ると、現在は、1月13日からの戻り波動の最終(もう、戻りは終わった可能性も
ある)であろうが、11月27日の21460から1月13日の17019に対する戻りか、または、
12月10日の20853から1月13日の17019に対する戻りなのか、まだ、不確定であるが、
この戻りの波動の終了がはっきり解った時点で、どちらの波動なのか、答えが出るであろう。
[2月12日の相場予想]
この1−2週間は、狭いレンジでの動きとなっている。1月27日の126.83と
29日の125.83の間での動きで、どちらに抜けて来るかがポイントであろう。10日までの
動きでは、下値を切り上げているので、上に抜ける可能性を考えておきたい。ただ、7日の
126.15を切って来た時は、その下値切り上げが崩れるので、ポジションは、ニュ−トラルに
しておきたい。
今月の中下旬には、限月交代があるので、その影響を考える必要がある。限月交代前後に大きな
動きが出てくる可能性がある。一目均衡表の先行スパンの2つの線が来週あたりから交差するので
注意が必要。(先行スパンの2つの線が交差する時は、大きな動きになることが多い。これは、
債券だけでなく、株式、為替等でも、過去に例として良くある)
[2月12日の相場予想]
2月4日の18629が、戻りの高値と見て良いであろう。現在は、そこから7日の
17792までの下げに対する戻りではないかと思う。10日の上昇で、半値戻りは達成、
0.618の戻りは、18309。基本的には、18000台は売りゾ−ン。10日は、
蔵相の大手銀行20行を支えるという発言で上がったが、非効率でしかも実質債務超過の
銀行を支えることは、決してこれからの日本経済にとってプラスとはならない。かえって、
構造改革を遅らせる元凶ともなろう。これからの政府当局の発言や対策は、目先のことより、
21世紀の日本にとって、プラスなのかマイナスなのかという視点で考えるべきであろう。
[2月第1週の相場予想]
1月31日には、125.93まであったが、29日の125.83は下回らなかった。
株があれだけ上げた中で、この程度の下げで留まったのは、やはり強いとみるべきなのだろう。
30日の126.46を超えて来れば、27日の126.83をトライし、抜けてくる可能性が
強い。あと、株の大幅下落があれば127円台も可能であろう。
[2月第1週の相場予想]
17日の18446を抜けたので、強気になられる方も多いと思うが、逆に、波動としては、
すっきりした型となり、思い切って売ることができる。
<C> <V> (3)(11.27)21460−− @ (11.27)21460−−(12. 3)20478 − 982 6日 A (12. 3)20478−−(12. 6)21001 + 523 3日 B (12. 6)21001−− [1] (12. 6)21001−−(12. 6)20171 − 830 [2] (12. 6)20171−−(12.10)20853 + 682 4日 [3] (12.10)20853−−( 1.13)17019 −3834 34日 1(12.10)20853−−(12.13)19951 − 902 3日 2(12.13)19951−−(12.17)20500 + 549 4日 3(12.17)20500−−(12.26)18819 −1681 9日 4(12.26)18819−−( 1. 6)19500 + 681 11日 5( 1. 6)19500−−( 1.13)17019 −2481 7日 [4] ( 1.13)17019−−( 1.31)18610 +1591 18日 1( 1.13)17019−−( 1.17)18446 +1427 4日 2( 1.17)18446−−( 1.28)17195 −1251 11日 3( 1.28)17195−−( 1.31)18610 +1415 3日 [5] ( 1.31)18610−−
[4]は結局、[3]に対し、値幅で0.382戻し、日柄で半分、とリ−ズナブルな戻りとなった。
途中、戻りも押しも0.618超えが相次ぎ、イレギュラ−な形の動きが多かったが、やはり、
当初、考えていた18000円台後半、1月下旬から2月上旬といった線で落ち着いた様だ。
今週は、[5]の下落トレンドとなり、13日の17019に近づくことが予想される。ここは、
売りに徹するべきであろう。17000円の節を割れば、次は、92年8月、95年7月につけた
14000円台前半の手前までいく可能性がある。3日は、朝方から売りで良いであろう。17019
の手前では、いったん止まるであろうから、そこでは買い戻し、17019を割った時点で追撃売りで
良いであろう。