[7月31日の相場予想]
鉱工業生産指数の発表前に上伸したが、発表後も反落はなく、相場の強さをうかがわせた。
ここから上の節としては、4月15日の126.41、去年の11月6日の126.52、
12月3日の126.55があり、相当の売り物をこなさなくてはならない。今の勢いからすると、
高値更新も簡単のように思う方も多いであろうが、95年7月から96年4月までの動きが参考に
なろう。
[7月31日の相場予想]
6月26日の20910からの波動は、次の様になるのではないか。
(6.26)20910−(7. 9)19495 −1415 13日 (7. 9)19495−(7.29)20698 +1203 20日 (7. 9) 19495 − (7.17) 20584 (7.17) 20584 − (7.23) 19999 (7.23) 19999 − (7.29) 20698
昨日、7月23日から29日までの上昇の0.618押しを下回ったので、6月26日の20910 からの第3波の下げのトレンドに入っている可能性が出てきた。とすると、目先の節は、23日の 19999。その手前では、いったん反発する可能性はあるが、その場合の戻りのメドは、20698 からの下げ幅の半値あたり。
[7月30日の相場予想]
昨日は、前日の値幅内での動きで、次のトレンドを模索している感じであった。おそらく、今日の
鉱工業生産指数の発表待ちといったところであろう。鉱工業生産指数の発表後、上昇するという予想が
多いが、天邪鬼の私としては、逆の動きを考えた方が良いのではないかと思う。126円近辺での水準
では、余程の悪い数字でなくては、新高値をトライする動きにならないであろう。楽観的なム−ドが
高まっている時こそ、逆に慎重にならなくてはならない。
[7月30日の相場予想]
この水準に来ると、ザラバでは高くても、引け値まで持たないケースが多い。7月23日の19999
から昨日の20698までの上昇の半値押しが20348、0.618押しが20266であり、
今日の下値は、そのあたりまで考えておく必要がある。0.618押しを下回った場合は、2万円割れを
再びトライする可能性が出てくる。引き続き、上値は追わずに戻り売りで良いだろう。
ただ、ボラティリティが低く、急落も望み薄なので、ショートを振る必要性も低いであろう。
[7月29日の相場予想]
125.84の窓は埋めた後、戻し、25日の戻り高値に面あわせしたが、抜き切れなかった。
先週からの強い基調を受け継いでいるが、126円台で推移するには、もっと、多くのエネルギ−が
必要となろう。3兆程度の出来高では、厳しい。次の下値の節は、125.46。
[7月29日の相場予想]
昨日、17日の20584を抜いたので、7月9日(19495)からの戻りが17日で終わったのではなく、
まだ続いていると考える必要が出てきた。そうした場合、7月9日から17日(20584)までを第2波のA、
17日から23日(19999)をB、23日からCと考えなくてはならない。このときの上値は、6月26日の
高値20910近辺。もし、20910の高値を少しだけ抜けた場合は、6月26日からのフラット調整と考える
必要もあろう。ただ、この水準は、5月から6月にかけて相当揉んだところだけに、ここから積極的に買いに出ても、
実りが少ないので、様子見で良いだろう。
[7月28日の相場予想]
久々の126円台乗せであるが、ローソク足で見ると、短い陰線で、引け味は良くない。
23、24、25日と3日続けて、窓を開けたが、古い相場格言で、”三空は売り”と言われて
おり、気をつけなくてはならないシグナルの1つである。今週の下値は、これらの窓埋めが
ポイントとなろう。上から、125.84、125.45(125.46の窓は、いったん
埋めたのでこれより下のこの値がポイント)、125.23である。
25日の相場でもそうであったが、126円以上は、相当重いと言わざるを得ない。ここを
抜いて新高値を付けにいくには、雨、あられの売り物をこなさなくてはならない。値幅では、
あと1円ちょっとと、手の届きそうなところであるが、ここからが、戻り売りの本番である。
ここからリスクを取って買いにいくことは、私は、賛成できない。90日移動平均が200日移動平均
とデッド・クロスしており、本格的上昇相場には、時期尚早と見る。
[7月28日の相場予想]
25日は、上下100円もない膠着相場であったが、しばらくこの夏は、ボラティリティに欠ける
展開が続きそうである。今年は、1月に大幅下落でボラティリティーが大きく上昇したが、それ以降は、
低下に向かっている。次の大きなトレンドが出るまで(おそらく秋か)、ボラティリティーはさらに
低下の方向を辿るであろう。7月23日の19999からの戻りは、25日に0.618を超え、ほぼ
3分の2戻しに達しており、戻り売りで臨むのが良いのではないだろうか。しばらくは、夏枯れのような
面白くない相場が続きそうである。
[7月25日の相場予想]
5月安値からの戻り相場は、考えられる戻りの上限近辺にきている。昨日の高値125.84は、
9月限で4月23日の高値に面あわせ。残る9月限の高値は、4月8日の126円ちょうど。
中心限月で126円以上は、相当な日数滞留しており、ここを抜けて4月高値にトライするのは、
難しいという考えは、今も変わらない。4月8日から5月29日までの2カ月弱の調整で、(4)が
終了とは考えにくい。上昇してくると、資金が余っている投資家は焦ってくるが、週が変われば、
上昇の勢いが止まる可能性があるので、今日は、売りたい銘柄を売ったあとは、じっと我慢。
[7月25日の相場予想]
昨日の戻りで、7月17日の20584から23日の19999までを1つの波動と
考えるべきであることがはっきりした。この戻りは、昨日の20290で半値戻しということで
終了する可能性もあるが、一応、今日は、0.618戻しの20360程度の戻りまで、考慮して
おく必要がある。半値戻し超えの20300以上では、売りを考えて良いだろう。
[7月24日の相場予想]
18日の戻り高値を抜いたが、ここからは、追いかける必要は、全くなし。
<6月25日の122.96からの波動> 1 (6.25)122.96−(6.27)123.55 + 0.59 2 (6.27)123.55−(6.27)123.25 − 0.30 3 (6.27)123.25−(7. 4)125.24 + 1.99 4 (7. 4)125.24−(7. 9)124.48 − 0.76 5 (7. 9)124.48− $1 (7. 9)124.48−(7. 9)125.04 $2 (7. 9)125.04−(7.10)124.62−(7.11)125.09−(7.11)124.56 フラット調整 $3 (7.11)124.56−(7.18)125.32 $4 (7.18)125.32−(7.18)124.91 $5 (7.18)124.91−
7月18日の125.32を抜いたことにより、波動は、上の取り方ですっきりまとまることになった。 124.91からの波動も、今日の終値の125.46で5波動完成と取ることも可能で、あとは、 最後の波動がどこまで続くかだけである。125.41を超えてきたので、4月8日から5月29日までの 上昇幅の0.618戻しを達成。(4)波がトライアングルになる可能性がより高まったと言えよう。 5月29日から昨日までの日数は、フィボナッチ数の55日であることは注目すべきことがらであろう。 最後の一波動にかけるよりも、その後の押しを考えて対処すべき。
[7月24日の相場予想]
7月17日の20584からの波動は次の様に考えて良いだろう。
20584−20308−20545−20055−20324−(19999)
昨日の19999が20584からの下落の第5波の底とすると、半値戻しの20291から
0.618戻しの20360程度の戻しがあろう。もし、19999が第5波の中の1とすると、
20160−200程度の戻りの後、再び、下落に転じるであろう。戻り売りが基本。
[7月23日の相場予想]
昨日、高値が125.23で止まったのは、4月8日の高値からの1X1の上値抵抗線に頭を
押さえられているためであろう。昨日は、商いも2年半ぶりの低水準で、上にも下にも行きにくい
展開であった。ボラティリティは、しばらく低下の方向で動こう。従って、下がる場合でも急落という
形よりも、ジリジリとゆっくり下がるという形を取るのではないか。現在は、(4)波であり、ここで
(5)波の上昇波動でのエネルギ−を貯める時期である。次の(5)波では、130円を目指す動きに
なるであろうが、そのためのエネルギ−貯蔵は、まだまだ足りない。(3)では、265日の日数を
かけており、(5)波で130円をつけるためには、秋の半ばくらいまで調整、または、もみ合いを続ける
必要があろう。そういうことからすると、(4)は、トライアングルになる可能性の方を多くみておいた方が
良いのではないだろうか。逆に、あまり下がらないからと言って、待ち切れずに買ってしまう投資家が多く
出てくるであろうが、ここは、じっくり買い場になるまで待った方が良いであろう。焦りは、禁物である。
[7月23日の相場予想]
9日の19495から17日の20584までの上昇の半値戻し(20039)の手前で
昨日は、とりあえず止まった。17日からの下げの波動は、20584−20308−20545−
20055となっているが、この波動通り、現在、第4波に入っているとすると、半値戻りの20300
から0.618もどりの20357程度の戻りは、考えておいて良いだろう。ただ、その後、再び下落の
トレンド第5波に入るので、半値戻り以上では、売っておきたい。
[7月22日の相場予想]
18日には、125.32という戻り高値をつけたが、これは、ちょうど、4月8日の127.34
からの1X1の上値抵抗線にあたる。これより上は、26週移動平均を超えることにもなり、そう簡単に
戻り高値を次々に更新していくことは、難しいであろう。日柄の面でも、先週末がタ−ニング・ポイントで
あり、18日で戻りのトレンドが終わった可能性は高い。このところの出来高の少なさも上へのエネルギ−が
大きくないことを示しているのだろう。下値のポイントは、7月16日の124.56から18日の125.32
までの上昇幅の0.618押しの124.85、そこを下回ると、黄信号。赤信号は、7月9日の
124.48。ここを下回ったら、5月からの戻りのトレンドは、完全に終了したと思わなければならない。
今週以降は、下値での買い場探し。124円台では、買う必要なし。5月29日の122.31に近いところで
買いたいところ。
[7月22日の相場予想]
20500以上は、なかなか厳しい。5月中旬から6月下旬にかけての20000円台後半
での撫で肩のような上昇は、6月26日の高値で上昇が終了とあらわしているようだ。
17日の20584で戻りが終わった可能性も高く、下値としては、9日の19495から
17日の20584までの0.382押しの20168、半値押しの20039。迷う事なく
戻り売りで良い。
[7月18日の相場予想]
もう一度、(4)波の波動をおさらいしてみたい。
<ジグザグの場合> (4) @ (4. 8)127.34−(5. 9)122.70 − 4.64 31日 A (5. 9)122.70− [1] (5. 9)122.70−(5.21)124.91 + 2.21 12日 [2] (5.21)124.91−(5.29)122.31 − 2.60 8日 [3] (5.29)122.31− #1 (5.29)122.31−(6. 2)124.37 + 2.06 4日 #2 (6. 2)124.37−(6. 4)122.41 − 1.96 2日 #3 (6. 4)122.41−(6.24)124.41 + 2.00 20日 #4 (6.24)124.41−(6.25)122.96 − 1.45 1日 #5 (6.25)122.96− Aは、フラット調整。
<トライアングルの場合> (4) @ (4. 8)127.34−(5.29)122.31 − 5.03 51日 [1] (4. 8)127.34−(5. 9)122.70 − 4.64 31日 [2] (5. 9)122.70−(5.21)124.91 + 2.21 12日 [3] (5.21)124.91−(5.29)122.31 − 2.60 8日 A (5.29)122.31− [1] (5.29)122.31−(6.24)124.41 + 2.10 26日 [2] (6.24)124.41−(6.25)122.96 − 1.45 1日 [3] (6.25)122.96−
<6月25日の122.96からの波動> 1 (6.25)122.96−(6.27)123.55 + 0.59 2 (6.27)123.55−(6.27)123.25 − 0.30 3 (6.27)123.25−(7. 4)125.24 + 1.99 4 (7. 4)125.24−(7. 9)124.48 − 0.76 5 (7. 9)124.48− $1 (7. 9)124.48−(7. 9)125.04 $2 (7. 9)125.04−(7.10)124.62−(7.11)125.09−(7.11)124.56 フラット調整 $3 (7.11)124.56−(7.17)125.23 $4 (7.17)125.23− $5
昨日は、7月4日の高値にあと1銭まで迫ったが、今日、そこを抜いてくる可能性は十分にある。 ただ、次の上昇波動$5で、5月の安値からの戻り波動が完成し、その後調整に向かう可能性が強いので、 高値を抜いたからといって、そこから買い上がることは、避けたい。一応、時間的な戻りのポイントも 明日なので、高値近辺では、売れるものを売って良い週末を迎えたい。
[7月18日の相場予想]
全値戻りの可能性もあるが、個別オプション開始の前の上昇は、何か胡散臭いものを考えてしまう。
6月26日の20910からの1X1の上値抵抗線が20500あたりなので、そこを大きく
上に放れることは、難しいのではないか。朝方高いところは、いったん逃げておいた方が良いのではないか。
[7月17日の相場予想]
昨日は、朝方の安値が124.56止まりで、7月9日の124.48を下回らなかったので、
その後戻ることとなった。ただ、昨日の引け値は、ちょうど200日移動平均と同じであり、ここを
上回って上昇を続けるのには、エネルギ−不足である。まだ、トレンドを形成しての上昇、下落は、
難しそうである。現在、4月8日からの上値抵抗線1X1は、125.35、5月29日からの
下値抵抗線1X1は、123.30で、しばらくは、それを結んだ三角形の間での動きになろう。
その2つの抵抗線の交点は、9月上旬で、124.30あたりである。今日も、引き続き125円以上
では、売りで良いだろう。
[7月17日の相場予想]
昨日、戻ったので、19642からの波動の第3波が19725から20242までと考えて良い
のだろう。第5波が20037から20435まで5波動で構成していると取れるので、波動で見ると、
戻り相場が終了したと考えることができる。ザラバで、0.618を超える戻りを記録しているので、
全値戻りの可能性を全く否定することはできないが、ここからの戻りには、慎重に対処したい。
[7月16日の相場予想]
上値も重いが、下値も固い相場が続いている。昨日の前場は、上下7銭しかなく、逆に、どちらかに
振れる前触れのような変動のない相場つきであった。移動平均を見てみると、7日が124.84、
90日が124.91、200日が124.94と3本の移動平均が非常に近い位置にあり、これも、
近々相場が上下どちらかに振れるシグナルの1つである。上値は125.09、下値は124.71の
レンジからどちらに抜けるかである。上下のどちらに抜けるかを考えた場合、下に振れる可能性を
強くみているが、もし、上に抜けた場合でも4月8日の127.34からの1X1の上値抵抗線が
現在125.35あたりにあり、そこを大きく超えて上昇する可能性は小さいと見る。従って、上値の期待
よりも、下値のリスクの方を多く考えておくべきであろう。
[7月16日の相場予想]
25日移動平均を超えるのは、そんなに簡単ではない。波動でみると、7月11日の19642から
15日の20236までを5波動とし、そこからのフラット調整と取るか、19725から20242までを
19642からの第3波とみるかの2通りの取り方があるであろう。後者の取り方の場合は、半値押しで
19983、前者の場合は、9日の19495から20242の半値押しの19868が、まず、第一の
ポイントになろう。