[8月29日の相場予想]
昨日は、127.16を下回らなかったので、反発に転じた。再び、高値をトライする勢いである。
もし、高値を抜けた場合は、6日の126.04からの上昇波動を126.04−126.87−126.24−127.68−127.16−
というように取り直す必要が出てこよう。そして、(5)波に入っているという可能性を真剣に考慮すべきであろう。
[8月29日の相場予想]
昨日は、4月21日の窓の途中まで下げたが、まだ底打ち感は出ない。もう少し出来高が増えてこないと
いけないであろう。昨日で、25日移動平均が200日移動平均を下回るいわゆるデッド・クロスとなったが、
これは、現在のトレンドが下落トレンドであるという確認となる。(1)の@がフィボナッチ数の13日であったので、
Bもフィボナッチ数の34日になる可能性を考えておく必要があろう。その場合、Bの底は、9月1日ということに
なる。今日か来週初でいったん底打ちになる可能性は高い。
[8月28日の相場予想]
高値127.68をつけた後、久しぶりの押しが入り、昨日で目先の高値をつけた可能性が
あるが、トレンドが変わったと、まだ、決め付けることはできない。8月6日の
126.04からの波動を126.04−126.87(11日)−126.24(13日)−
127.08(15日)−126.83−127.68とすると、上昇波動が83銭、84銭、85銭
というような美しい関係になる。私としては、このような関係を重視し、27日の127.68が
目先の高値になる可能性を強く考えたい。ただ、昨日の下値の127.16は85銭の上昇に対する
0.618の押しで、際どいところで踏み止まっている印象である。従って、まだ、完全に
下落のトレンド入りとするには、決定打に欠けるので、127.16を下回るまでは、むやみに売ることは
避けたい。
今日の下値のポイントは、まず、22日の127.05、6日の126.04から127.68
までの上昇幅の半値戻しの126.86、それから15日の126.83。上値は、昨日の高値と安値の
半値戻しの127.42。
[8月28日の相場予想]
少し戻るかと思ったが、戻らずに再び下値模索となった。4月21日の窓(18399−18370)
を埋めるかが大きなポイント。そこを埋めると、18150近辺の95年7月安値からの下値抵抗線を
トライする可能性が強くなる。ただ、Bが終了した後のCの戻りは、20698からの下げに対する戻りに
なるはずなので、半値戻りでも1000円以上の戻りになるはずなので、売っている人は、踏み上げには、
注意しなくてはならない。
[8月27日の相場予想]
昨日が、転換点であったかどうかは、今日の動きを見てみないと何とも言えない。182回債の
利回りが昨日は、ちょうど2%まであったが、目先の目標の達成感もあるし、先物は、7連騰して
いるので、調整がいつあってもおかしくない状況である。無理をせずに、調整を待ちたいところ。
[8月27日の相場予想]
25日、26日と下値は切り下げてはいるが幅はわずかで、下値は煮詰まっており少し戻りが
ありそうである。その場合、21日の19394からの下げに対する戻りの可能性が大きく、
半値戻しの18966程度はあってもおかしくない。0.618戻しの19067を超えて
きた場合は、Bが昨日の18538で終了したと考える必要が出てくる。下値は、次のポイントは、
4月21日に開けた窓(18399−18370)。
[8月26日の相場予想]
昨日も高値更新しており、なかなか下がりそうにない相場であるが、今日は、重要な転換点に
なる可能性を秘めた日である。5月29日の122.31の安値から今日で89日(フィボナッチ数)
であるので、転換点になる可能性を考えておくべきであろう。しかも新発国債の入札もあり、入札が
良さそうだとの予想が多い場合には、逆に気をつけるべきであろう。まだ、私は、(5)に入っている
との考えには、疑問が多々あり、現在、強気になることは避けたい。
[8月26日の相場予想]
取りあえず、昨日は4月28日の18545の手前で止まったが、まだ、下げ止まったとは言い切れない。
昨日の予想で書いた波動の取り方のうち、<B>の取り方の方が良いのではないかと思っている。次の
戻しがどこまであるかを見ないと、最終的な判断はできないが、13日から15日の戻しをCと見るのは、
値幅、日柄の両方の面から難があるので、<B>をメイン・シナリオでしばらく考えて見たい。<B>の
場合だと、現在Bにあるということになるので、その後のDの波動まで考えると、(1)の底値は、18000円割れ
もあることを考えておくべきであろう。(1)は、9月中旬くらいまであり、その後、(2)で10月中旬から下旬くらい
の戻りがあり、(3)で年末から来年3月末近辺まで大幅な下げというのが、今、私の描いている大ざっぱな
スケッチである。そして来年中には、92年8月の安値を切るであろうと、予言しておく。
[8月25日の相場予想]
4月8日の127.34の高値をあっさり抜いてしまったのは、まさに予想外であった。これにより、
(4)の調整波が、フラット調整であると考えるか、(4)が4月8日から5月29日の122.31
までで現在(5)に入っていると考えるしかない。日柄からすれば、当然前者のフラット調整を支持する
しかないと思っている。今日以降、22日の127.38を抜けなければその見方が確認されるが、今週、
127.38を超え、どんどん高値を更新するならば、不承不承ながら後者の(5)に入っていると
考えざるをえない。
[8月25日の相場予想]
<A>の取り方 (1)(6.26)20910− @ (6.26)20910−(7. 9)19495 −1415 13日 A (7. 9)19495−(7.29)20698 +1203 20日 [1] (7. 9)19495−(7.17)20584 +1089 8日 [2] (7.17)20584−(7.23)19999 − 585 6日 [3] (7.23)19999−(7.29)20698 + 699 6日 B (7.29)20698−(8.13)18801 −1897 15日 [1] (7.29)20698−(7.31)20041 − 657 2日 [2] (7.31)20041−(8. 1)20399 + 359 1日 [3] (8. 1)20399−(8. 6)19233 −1166 5日 [4] (8. 6)19233−(8. 7)19772 + 539 1日 [5] (8. 7)19772−(8.13)18801 − 971 6日 C (8.13)18801−(8.15)19466 + 665 2日 D (8.15)19466− <B>の取り方 (1)(6.26)20910− @ (6.26)20910−(7. 9)19495 −1415 13日 A (7. 9)19495−(7.29)20698 +1203 20日 [1] (7. 9)19495−(7.17)20584 +1089 8日 [2] (7.17)20584−(7.23)19999 − 585 6日 [3] (7.23)19999−(7.29)20698 + 699 6日 B (7.29)20698−
今まで、<A>の取り方で考えて来たが、CがBの下げに対し、0.382戻りも達成していないし、 日柄も2日と少なすぎるので、<B>のように、まだ、Bが続いていると考える必要が出て来た。 下値のポイントとしては、4月28日の18545、4月21日に開けた窓(18399−18370)。 それから95年7月3日の安値14295から今年の1月と4月の安値の抵抗線になっている4X1の 下値抵抗線が現在18150あたりで、この非常に重要な線を切ると今年1月の安値をトライする可能性が 極めて強くなるので要注意。もし、<B>の取り方の通りだとすると、(1)の波動でその線を切る可能性が 高くなる。
[8月22日の相場予想]
ほんのあと少しで新高値なのだが、そう簡単には抜けない。いずれにしても、そんなに簡単に
高値を抜けるものではなく、波動の形も、最終波動で良く見られる上昇ウェッジ型であり、
しかも昨日は、ほぼ十字足であり、一回下に振れないと、高値更新は厳しいと思う。無理せずに、
売れる物は、売って様子を見ておくべきであろう。
[8月22日の相場予想]
朝方すぐに窓は埋めたが、そのあとすぐにダレてしまった。しかし、Cの3がまだ継続している
と考えて良いのではないか。19日の18803からの波動は、18803−19228−18960−19394−
と取ることができ、あともう1波動ないとCの3が完成しない。おそらく次の上昇波動で
15日の19466を抜いてCの波動が完成ということになるのではないかと思う。
ただ、ザラバでは、200日移動平均を抜いても引け値では抜くのは厳しいであろう。
200日移動平均を超えるところでは、利食い売りを考えて良いであろう。
[8月21日の相場予想]
4月8日の高値127.34まで、ほんのあと少しのところまで来た。この場面でも、
私の基本感には、大きな変更はない。相変わらず高値を抜ける可能性は低いと考えているし、
万が一抜けたとしても、その時は、ほんの少し抜けた後に5波動で調整するフラット調整では
ないかと思っている。(4)が4月8日から5月29日までのたった51日で終了することに
対しての疑問が強いからである。いずれにしても、抜けるか抜けないか、じっくり見る必要が
あろう。
[8月21日の相場予想]
相変わらず引け際の公的年金によると思われる買いで戻す展開で、13日の18801が目先の
底とはまだ言い切れない。ただ、昨日は、前日の高値、安値とも上回っており、目先は、窓(19312)
を埋める動きか。窓を埋めれば、おそらく現在Cの3で、次は、15日の戻り高値19466、
それから200日移動平均がポイントになろう。
[8月20日の相場予想]
(4)(4. 8)127.34− @ (4. 8)127.34−(5.29)122.31 −5.03 51日 A (5.29)122.31− [1] (5.29)122.31−(6.24)124.41 +2.10 26日 [2] (6.24)124.41−(6.25)122.96 −1.45 1日 [3] (6.25)122.96− 1 (6.25)122.96−(7. 4)125.24 +2.28 9日 2 (7. 4)125.24−(7. 9)124.48 −0.76 5日 3 (7. 9)124.48−(8. 4)126.91 +2.43 26日 4 (8. 4)126.91−(8. 6)126.04 −0.87 2日 5 (8. 6)126.04−
昨日は、戻り高値を更新し、6日の126.04からの上昇5波動目に入っている可能性が強い。 Aの日数が昨日で82日と@のちょうど1.618倍にあたり、転換点になる可能性を考えておく必要 がある。4月8日の高値を抜きそうな感じを持たれる方は多いであろうが、ここからが厳しいところで ある。95年の7月高値後の戻りも、あと十数銭というところまで行ったが、結局抜けなかった。 抜けるかどうかを確認してから動いても、問題はないだろう。こういう場合は、焦りが禁物。
[8月20日の相場予想]
(1)(6.26)20910− @ (6.26)20910−(7. 9)19495 −1415 13日 A (7. 9)19495−(7.29)20698 +1203 20日 [1] (7. 9)19495−(7.17)20584 +1089 8日 [2] (7.17)20584−(7.23)19999 − 585 6日 [3] (7.23)19999−(7.29)20698 + 699 6日 B (7.29)20698−(8.13)18801 −1897 15日 [1] (7.29)20698−(7.31)20041 − 657 2日 [2] (7.31)20041−(8. 1)20399 + 359 1日 [3] (8. 1)20399−(8. 6)19233 −1166 5日 [4] (8. 6)19233−(8. 7)19772 + 539 1日 [5] (8. 7)19772−(8.13)18801 − 971 6日 C (8.13)18801−
昨日も、13日の安値ぎりぎりのところで止まった。やはり、窓を埋めるには、まだ、時間が かかりそうだ。引き続き、13日の安値18801を下回るかがポイント。下回った場合は、 Cが15日の19466で終了したと考える必要が出て来る。(ただ、18801をほんの少しだけしか 下回らない場合は、フラット調整ということでもう一度19500をトライする可能性がある) Dに入った場合は、2つの窓(4月30日 18764−18684、4月21日 18399−18370) を埋めるかどうかが重要なポイントとなろう。
[8月19日の相場予想]
昨日は、朝方、株安で上昇したが、15日の高値は抜けず、上値の重い展開が続いた。6日の
126.04からの波動は、126.04−126.87−126.24−127.08−と
なっており、126.76から126.66程度までの押しの後、もう一度15日の高値をトライ
して5月29日からの戻りが終了か。今週は、下値としては、先程のポイントと14日に開けた126.52
の窓。その窓を埋めなければ、まだ高値のトライが継続中ということになろう。ただ、ここで買っても
望むべき利益とリスクを天秤にかければ、リスクの方が遥かに高い状況なので、引き続き見送るのが賢明。
[8月19日の相場予想]
(1)(6.26)20910− @ (6.26)20910−(7. 9)19495 −1415 13日 A (7. 9)19495−(7.29)20698 +1203 20日 [1] (7. 9)19495−(7.17)20584 +1089 8日 [2] (7.17)20584−(7.23)19999 − 585 6日 [3] (7.23)19999−(7.29)20698 + 699 6日 B (7.29)20698−(8.13)18801 −1897 15日 [1] (7.29)20698−(7.31)20041 − 657 2日 [2] (7.31)20041−(8. 1)20399 + 359 1日 [3] (8. 1)20399−(8. 6)19233 −1166 5日 [4] (8. 6)19233−(8. 7)19772 + 539 1日 [5] (8. 7)19772−(8.13)18801 − 971 6日 C (8.13)18801−
昨日は、13日の安値の手前で踏ん張り、Cがまだ続いている可能性を残した。ただ、15日と18日の 間に大きな窓(19326−19213)が空き、次の戻りでここを埋めるかが、ポイントとなろう。 今日も、13日の18801を割り込まなければ、Cの[3]での戻りが期待できる。その場合は、窓の途中 までの戻りの可能性はあるが、完全な窓埋めには、少し時間が必要であろう。
[8月18日の相場予想]
(4)(4. 8)127.34− @ (4. 8)127.34−(5.29)122.31 −5.03 51日 A (5.29)122.31− [1] (5.29)122.31−(6.24)124.41 +2.10 26日 [2] (6.24)124.41−(6.25)122.96 −1.45 1日 [3] (6.25)122.96− 1 (6.25)122.96−(7. 4)125.24 +2.28 9日 2 (7. 4)125.24−(7. 9)124.48 −0.76 5日 3 (7. 9)124.48−(8. 4)126.91 +2.43 26日 4 (8. 4)126.91−(8. 6)126.04 −0.87 2日 5 (8. 6)126.04−
15日は、127円台に乗せたが、引けではダレて安値で引けた。週足でみると、先週は、寄り引け同値の 十字線で、高値圏に出ているので、下方への方向転換と解釈することが可能である。問題は、先週末のNY株安 による影響をどう予測するかである。NY株安−−東京株安−−日本の金利低下というパタ−ンをたどり、債券相場が 一段高となる、そう単純な構図だけで考えて良いのか疑問がある。11日のダウが780円安の時には、朝方買われた後、 ダレて終わっている。9月中間決算が近くなっており、株安が債券による益出し売却を促したり、政策当局の株価対策発言が 出てくる可能性も絶えず考えておく必要がある。また、これは、あとで別の項で詳しく触れておこうと思うのだが、円債とNYダウは、 極めて似通った動きをしていることに注意しておいていただきたい。この相似性を解明することが、今後の相場予測に 大いに役立つかもしれない。
[8月18日の相場予想]
(1)(6.26)20910− @ (6.26)20910−(7. 9)19495 −1415 13日 A (7. 9)19495−(7.29)20698 +1203 20日 [1] (7. 9)19495−(7.17)20584 +1089 8日 [2] (7.17)20584−(7.23)19999 − 585 6日 [3] (7.23)19999−(7.29)20698 + 699 6日 B (7.29)20698−(8.13)18801 −1897 15日 [1] (7.29)20698−(7.31)20041 − 657 2日 [2] (7.31)20041−(8. 1)20399 + 359 1日 [3] (8. 1)20399−(8. 6)19233 −1166 5日 [4] (8. 6)19233−(8. 7)19772 + 539 1日 [5] (8. 7)19772−(8.13)18801 − 971 6日 C (8.13)18801−
13日から15日の戻りは、0.382にも足らず、これで、Cの戻りが終了したと決め付けることは できない。おそらく、今日は、NY株安の影響で、朝方から大幅安で始まるであろうが、13日の18801 を割り込まなければ、まだ、Cが続いていると考えて良いだろう。もし、18801を割り込んだ場合は (ほんの少しの場合はCがフラット調整とも考えられる)、Dに入っていると考えるか、実はまだBが続いている と考えるしかないであろう。
なお、NYダウ、TBONDの最新の相場分析、予想を”その他のマ−ケットの分析”のペ−ジで行なっております ので参考にして下さい。