[11月28日の相場予想]
25日の大幅な踏み上げ上昇の後は、次のトレンド待ちで膠着状態。昨日も下値は、26日の129.81の
手前の129.85で止まり、依然として底固さを示している。限月交代はおそらく来週の半ばくらいに
なるだろうが、いつもの限月交代の時にも見られるように、現物債は、先物に較べ鈍い動きが続こう。
今日も、下値は26日の129.81がポイント。そこを下回ると129円台前半へのトライの可能性が
強くなる。上値のポイントは、昨日の高値の130.37。そこを上回れば25日の戻り高値130.76
に近づく場面も出てこよう。基本的には、押したところを拾っていくのが良く、無理をしないこと。
[11月28日の相場予想]
(2)(11.14)14966− @ (11.14)14966−(11.18)17006 +2040 4日 A (11.18)17006−(11.19)15745 −1261 1日 B (11.19)15745− #1 (11.19)15745−(11.21)16808 +1063 2日 #2 (11.21)16808−(11.25)15774 −1034 4日 #3 (11.25)15770−
一応、19日の15745を下回らずにここまで反発してきたので、(2)のBの#3と考えるのが 良いのではないだろうか。上値のポイントは、21日の16808、そこを超えた場合は、18日の 17006だが、17000円台の手前では、多少、抵抗するかもしれない。しかし、いずれ、Bで 17700−18000程度を目指すと考えて良いのではないか。
[11月27日の相場予想]
昨日の下げは、20日の129.00から25日の130.76までの上昇の半値押し強であり、
このあたりで止まっておれば、上値を試す可能性は残る。昨日の安値の129.81を下回って
来るようだと、再び129円をトライする動きとなろう。11月7日の130.99から20日の
129.00までの下げの日数がフィボナッチ数の13日であり、これを直近の高値である25日から
同日数とすると12月8日が転換点になる可能性がある。
[11月27日の相場予想]
昨日は反発したので、まだ、(2)のBの#3の可能性は残る。ただ、値幅の範囲は、前日の値幅内で、まだ、
トレンドが完全に上向いた訳ではない。今日も昨日同様、19日の15745を
下回れば、(2)のAが続いているとして、15000円の手前までの下げの可能性を考えなければならない。
[11月26日の相場予想]
昨日は、踏み上げの要素が強かったが、とにもかくにも大きく戻した。11月7日の130.99
からの調整は、ジグザグ以外のフラット、トライアングルのパターンも考える必要があろう。
今日の下値は、20日の129.00から25日の130.76までの上昇の0.382押しの
130.08、半値押しの129.88あたりを考えておけば良いであろう。上値は、7日の130.99
の最高値であるが、ほんの少し抜けただけでは、フラット調整の可能性を考えて深追いしないこと。
[11月26日の相場予想]
昨日は、19日の15745を下回らなかったが、もし、今日、そこを下回った場合は、18日からのA波がまだ
続いていると考えるのが良いかもしれない。その場合は、14日の14966に近づく場面もあるかもしれないが、
下回らなければ、今年の1月のパターンと同じ(1月13日安値17019、1月18日高値18446、1月28日安値17195)
で2番底という形になるであろう。とすると、15000円台前半では、勇気を出して買ってみると、報われる可能性が高い。
[11月25日の相場予想]
(5)のCの[1] #1(11. 7)130.99−(11.13)129.40 −1.59 6日 #2(11.13)129.40−(11.13)130.66 +1.26 #3(11.13)130.66− 1 (11.13)130.66−(11.17)129.48 −1.18 4日 2 (11.17)129.48−(11.19)130.18 +0.70 2日 3 (11.19)130.18−(11.20)129.00 −1.18 1日 4 (11.20)129.00−
まだ、#3の4の戻りが129.00−129.66−129.30−という波動で続いている と考えている。この取り方からすると、次は、5の下落波動で128円台への下落が考えられる。 山一証券破綻後のマ−ケットの動きを読むのは難しいが、公的資金導入を求める声が高まることは 債券相場にとってマイナスに働くのではないだろうか。短期債が買われ、長期債が売られ、長短スプレッドが 開く可能性が強いであろう。
[11月25日の相場予想]
(2)(11.14)14966− @ (11.14)14966−(11.18)17006 +2040 4日 A (11.18)17006−(11.19)15745 −1261 1日 B (11.19)15745− #1 (11.19)15745−
21日の高値16808をBの#1の天井として考えた方が良いのかもしれない。山一証券破綻 後の今日、大きく下がって始まればその様な取り方で考え、半値押しの16276、0.618押しの 16151程度までの調整は考えておかなくてはならない。ただ、波動から考えると、戻りのBの波動に 入っているので、ズルズル下げ続ける可能性は低く、半値押し以下では、戻り狙いでの買いも考えて良いのでは ないだろうか。
[11月21日の相場予想]
(5)のCの[1] #1(11. 7)130.99−(11.13)129.40 −1.59 6日 #2(11.13)129.40−(11.13)130.66 +1.26 #3(11.13)130.66− 1 (11.13)130.66−(11.17)129.48 −1.18 4日 2 (11.17)129.48−(11.19)130.18 +0.70 2日 3 (11.19)130.18−(11.20)129.00 −1.18 1日 4 (11.20)129.00−
上の取り方でみると、#3の1と3がともに1円18銭の下落で、昨日の129.66が 4の天井でその後再び下落波動5になる可能性がある。下値の節は、10月15日の128.79、 10月13日の128.52、10月3日の128.44。
[11月21日の相場予想]
(2)(11.14)14966− @ (11.14)14966−(11.18)17006 +2040 4日 A (11.18)17006−(11.19)15745 −1261 1日 B (11.19)15745− #1 (11.19)15745−(11.20)16544 + 799 1日 #2 (11.20)16544−
19日の15745(0.618押し)がAの底と考えて良いだろう。昨日の高値16544から 後場の安値16168までが#2であれば、今日は、#3の波動で昨日の高値をトライするであろう。 引け値で25日移動平均を抜けて来れば、一安心。
[11月20日の相場予想]
昨日の高値130.18は、130.66から129.48までの下げの0.618戻しの手前で、
上に抜けた訳ではない。下値も129.70で止まっており、トレンドが出ない状態。下値の節は、
引き続き129.66、129.48、129.40で、特に、129.40を下回れば調整局面を
考えなくてはならない。
[11月20日の相場予想]
(2)は、A−B−Cのジグザグかフラットだと思うが(現在Bであろう)、今年の1月の
安値後の動きもそうであるが、大きく下げた後の戻しの局面でBが0.618を大きく超える
ことも良くあるので、昨日の安値(ちょうど0.618押し)を少し下回っても、波動の取り方を
変える必要はないのではないかと思う。今日は、多少の反発があってもおかしくないだろう。
[11月19日の相場予想]
公的資金導入の話題で一時、振れる場面もあったが、結局、変わらずで引けた。昨日の高値も13日の
130.66から17日の129.48までの下げの半値強の戻りで、本格的な反騰の始まりとは考えにくい。
株の急激な戻りもあり、11月7日の130.99からの調整の局面が続いていると考えた方が良いであろう。
129.40を下回ればその見方が裏付けられる。
[11月19日の相場予想]
この2日間の急騰を見ると、現在(2)の戻り波動に入っていると考えざるを得ない。
(1)( 6.26)20910−(11.14)14966 −5944 141日 @ ( 6.26)20910−( 7. 9)19495 −1415 13日 A ( 7. 9)19495−( 7.29)20698 +1203 20日 B ( 7.29)20698−( 9. 1)17884 −2814 34日 C ( 9. 1)17884−( 9. 8)18775−( 9.17)17563−( 9.25)18439 フラット調整 D ( 9.25)18439−(11.14)14966 −5944 50日 [1]( 9.25)18439−(10. 3)17402 −1037 8日 [2](10. 3)17402−(10. 7)17889 + 487 4日 [3](10. 7)17889−(10.28)16218 −1671 21日 [4](10.28)16218−(10.29)16920−(10.31)16082−(11. 4)16640 フラット調整 [5](11. 4)16640−(11.14)14966 −5944 10日 (2)(11.14)14966−
昨日のパターンのうち<A>で考えるしかないであろう。半値戻しの17938あたりを考えておく 必要があろう。そこまでの上値の節は、10月22日の17694、10月16日の17763、 10月7日の17889などがある。(2)の戻りの天井の時期としては、21日目が12月5日、 34日目が12月18日、55日目が1月8日、あたりを注意しておきたい。今日は、2日間急騰した あとだけに、連騰が続くと考えるよりも、少しの押しを考えた方が良かろう。0.382押しで16226、 半値押しで15986であるが、そのあたりぐらいまでの押しは、今週から来週にかけてあると考えなくては ならないだろう。
[11月18日の相場予想]
拓銀の問題で、短期債は買われたが長期債は売られ、イールド・カーブはスティープ化した。
7日の130.99からの調整が続いている可能性がある。今日は、戻りは13日の130.66
から昨日の129.48までの下げの0.382戻しの129.93から半値戻しの130.07
程度は考えておく必要があろう。下値としては、13日の129.40。ここを下回ると、130.99
が(5)のBの天井である可能性が強まるので、ポジションは絞っておきたい。
[11月18日の相場予想]
昨日の急騰で、波動の取り方を次の様に再考してみた。相場の転換の可能性を考えてみなくては
ならない。
<A>のパターン (1)( 6.26)20910−(11.14)14966 −5944 141日 @ ( 6.26)20910−( 7. 9)19495 −1415 13日 A ( 7. 9)19495−( 7.29)20698 +1203 20日 B ( 7.29)20698−( 9. 1)17884 −2814 34日 C ( 9. 1)17884−( 9. 8)18775−( 9.17)17563−( 9.25)18439 フラット調整 D ( 9.25)18439−(11.14)14966 −5944 50日 [1]( 9.25)18439−(10. 3)17402 −1037 8日 [2](10. 3)17402−(10. 7)17889 + 487 4日 [3](10. 7)17889−(10.28)16218 −1671 21日 [4](10.28)16218−(10.29)16920−(10.31)16082−(11. 4)16640 フラット調整 [5](11. 4)16640−(11.14)14966 −5944 10日 (2)(11.14)14966− <B>のパターン (1)( 6.26)20910−(11.14)14966 −5944 141日 @ ( 6.26)20910−( 7. 9)19495 −1415 13日 A ( 7. 9)19495−( 7.29)20698 +1203 20日 B ( 7.29)20698−( 9. 1)17884 −2814 34日 C ( 9. 1)17884−( 9. 8)18775−( 9.17)17563−( 9.25)18439 フラット調整 D ( 9.25)18439−(11.14)14966 −5944 50日 [1]( 9.25)18439−(10. 3)17402 −1037 8日 [2](10. 3)17402−(10. 7)17889 + 487 4日 [3](10. 7)17889−(11.14)14966 ー2923 38日 [4](11.14)14966−
上の取り方のうち、<A>のパターンはDの[1]、[3]、[5]の値幅が、1:1.618:1.618という美しい 比率になっており、なおかつ[3]の日柄が21日とフィボナッチ数であること。昨日が1200円高で、底値圏で相場の転機となる 大陽線となっていることから、このパターンの可能性の方が強そうだと感じている。その場合は、(1)の下げ幅の0.382戻しの 17236から半値戻しの17938のあたりまでの戻りの可能性がある。日柄としては、1カ月半から2カ月くらいかかるかもしれない。 ポイントとしては、11月4日の16640でここを超えて来ると、<B>の可能性がなくなり、<A>と考えるしかなくなるだろう。
[11月17日の相場予想]
14日は、130.75の窓を埋め切れず、上値のトライは出来なかった。今日も、上値は、
その窓を埋めるかどうかで、埋めれば7日の高値130.99をトライしよう。窓埋めが出来ない
場合は、11日の安値129.40から高値130.66までの上昇に対する0.382押しの
130.18、半値押しの130.03あたりまでの押しは考えておくべきであろう。
[11月17日の相場予想]
(1)のD [1]( 9.25)18439−(10. 3)17402 −1037 8日 [2](10. 3)17402−(10. 7)17889 + 487 4日 [3](10. 7)17889−(10.28)16218 −1671 21日 [4](10.28)16218−(10.29)16920 + 702 1日 [5](10.29)16920− 1(10.29)16920−(10.31)16082 − 838 2日 2(10.31)16082−(11. 4)16640 + 558 4日 3(11. 4)16640−(11.13)15083 −1557 9日 4(11.13)15083−
昨日は、[5]の3の底を11月13日の15083としたが、そこからの戻りが0.382にも 達しなかったので、3の底を14日の14966(とすると、値幅が1のほぼ2倍)、または、今日の 朝方、安値を更新すれば(ただし、14800円台くらいまで)そこを3の底とする(とすると、日柄がフィボナッチ数の13日) 考えも可能性の中に含めておくべきであろう。14日も引け際少し戻したが、このような中途半端な戻りが 続けば、12月上旬に(1)の底がずれこむ可能性が強い。そして、底値は14000円台半ばか。14000円割れは、(3)で 起こると考えている。今日、朝方、売られれば、後場には、少し戻る場面があろうが、安値から521円以上戻せば、 [5] の4の戻りと考えて良いだろう。