[8月30日の相場予想]
限月交代で生じた9月限と12月限のギャップを早くも埋めてしまった。次の節としては、
9月限でつけた、8月21日の高値121.04。その手前で多少、もむことがあっても、
いずれは、抜いてくるであろう。
来週も、引き続き、堅調な動きが予想される。調整があるとすると、最高値手前の
122円台付近にきてからか。
[8月30日の相場予想]
28日の21039から昨日の20503までの下げの0.382戻しで20707。
半値戻しで20771。その程度までの戻りは、あるかもしれないが、そこでは、売り場
となろう。200日移動平均が、上値抵抗になっており、そこまでは、戻りそうにない。
下落に向かった後は、12日の20448をトライし、抜けたら2万円割れを目指す。
来週にかけて、2万円の攻防が繰り広げられるであろう。もし、割れたならば、いったん
そこで買戻し、様子を見たい。3月13日の19627が、次のポイントになろう。
そこを、割り込むようだと、昨年7月3日からの戻り相場が、今年の6月26日で終了した
可能性がかなり高くなる。
来週は、夏休みで休ませていただきます。また、9月10日から相場予想を始めますので、 よろしくお願いします。
[8月29日の相場予想]
予想通り、日銀の短観は、債券にプラスの材料となった。材料から相場を判断する
ファンダメンタルの手法を取れば、相場が上に放れてからでないと、買えないということが
おわかりであろう。テクニカルの手法を使えば、9月限で119.50をつけた時点で、
この相場に乗ることができたのである。
いずれにしても、上に放れた相場で、しかも、売り方の買戻しが続く状態では、サーフィン
と同じでこの波にできるだけ乗らなくてはならない。こんなに上がったから売るというのは、
愚の骨頂である。上値の節は、12月12日の122.29までない。この波に乗った人は、
できるだけ波乗りを楽しんでいただきたい。
[8月29日の相場予想]
21000円台に戻る場面もあったが、結局、下落トレンド入りを確認することと
なった。200日移動平均も下に切ってきただけに、明日も下値を試す展開となろう。
12日の20448円をトライしてきそうである。そこを、下回れば、おそらく2万円の
大台は、切らずには終わらないであろう。
今のところ、昨年の7月3日からの戻り相場が、6月26日で<3>が終わったとする
波動の取り方と、<5>が終わって、下落トレンドの<C>に入っている取り方があり、
私も迷っているところである。
6月26日からの下落相場を今はAーBーCという形で表現しているが、前者の取り方
では、90年からの波動で見ると、<B>の<V>の<4>の(3)、後者の取り方だと、
<C>の<I>の<3>ということになる。とりあえず2万割れと言うのは、前者の取り方で
考えた<4>の(3)の下値で、後者の取り方にすると、来年にかけての大暴落相場の序章と
なり、底値は、底なし沼である。
波動の形から見れば、前者の取り方の方が自然だが、この取り方だと、<5>の上昇相場
がまだ、残っていることになる。が、その<5>がある可能性に多少の疑問が残る。
一方、後者の取り方は、4月26日から6月26日にかけての動きをうまく波動で表しにくい。
が、これからの株式相場を考えると、もう、大きな上昇相場はないと考えるこの取り方の方が
ぴったりくる。これからの下げが、どこで止まるかで、結論が出るであろうが、それまでは、
両方の取り方を考慮していく。
[8月28日相場予想]
今日は、いよいよ、日銀短観の発表である。先週後半からこの発表を意識して、
静観を決め込んでいた投資家も、これを期に、動かざるを得なくなるであろう。先週後半
から、調整気味の展開であったので、逆に、売られる可能性は低くなったと言える。
12月限で考えると、
(8.21)119.70−−(8.23)119.32 (8.23)119.32−−(8.26)119.65 (8.26)119.65−−
となり、119.70からの3波での調整が終わりつつある。
朝方の安いところは、積極的に拾っていって良い。
[8月28日の相場予想]
昨日の相場は、イメージ通りの展開であった。21000トビ台の戻りは、昨日で
終わり、今日は、再び、下げのトレンド(<C>の<3>波)に入る可能性が強い。
200日移動平均の20808をいったん割り込むと、下げ足が加速するであろう。
割り込めば12日の安値の20448の手前の20500円前後くらいまで、覚悟が
必要であろう。下げのトレンドへの対応で、先物、オプションをも積極的に使う必要
あり。
[8月27日相場予想]
23日の引け方から見ると、高値を抜く可能性が強いと思ったが、抜けずに、もう一度、
下値を確かめにいった。上に、抜けるのは、短観後かもしれない。
今日から、12月限に限月交代となったが、この9月限との間に開いた、1円30銭もの
ギャップをどのくらいのスピードで埋めて来るかが、12月限の将来を占う意味でのポイント
となろう。
今日は、株式相場が、再び、下落。この株式相場の下落も債券相場を下支えする材料と
なろう。短観発表前で多くの投資家は見送りであろうが、119円50銭前後は、買いを
考えて良い。短観を見てからという言い訳は、プロフェッショナルの間では、有り得ない。
[8月27日の相場予想]
<A>(6.26)22750−−(8.12)20448 −2302 47日 <1>(6.26)22750−−(7.17)21281 −1469 21日 <2>(7.17)21281−−(7.19)21702 + 421 2日 <3>(7.19)21702−−(7.24)20627 −1075 5日 <4>(7.24)20627−−(7.29)21284 + 657 5日 <5>(7.29)21284−−(8.12)20448 − 836 14日 <B>(8.12)20448−−(8.23)21398 + 950 11日 <C>(8.23)21398−−
<B>が終わり、<C>の下落トレンドに入った様だ。昨日は、寄り付き直後から、窓埋め
となり、その後、急落した。とりあえず、窓埋め後すぐに、売った人は、正解であった。
<B>の半値押しが、20923で、すでに達成。0.618押しは、20810。あと、
200日移動平均が20794。ひとまず、下げ止まるところとしては、200日移動平均の
手前の20800円台前半か。そこから、戻りが0.382から半値(23日の21398
から下げ止まったところまでに対して)程度(21000トビ台)あった後、再び、下落の
トレンドとなり、今週中には、12日の20448をトライするであろう。
[8月26日の相場予想]
先週後半は、何度も、120円60銭台をトライしたが、63銭でとまり、窓埋めは、
しなかった。下値は、相当固いということの証明である。下値を試して、あまり下がらな
かったので、今度は、上値を試しに来たのである。この動きが今週、続くであろう。
今週は、28日に短観が発表になるが、先週の後半の下値試しの動きが終わったあと
だけに、この上値トライのトレンドを支えるような、結果になるのではないかと思う。
ほとんどの人は、短観の数字等、ファンダメンタルから相場を読み取ろうとするが、私は
全く逆で、相場から、ファンダメンタルを判断するのである。
これが、春の時のようなもみ合い相場であれば、なかなか予想しにくいが、今は、
はっきりと、上向きのトレンドが出ているのであるから、これをくつがえすような材料が
出るとは、考えにくい。もし、短観で景気回復を確信させるような、数字がでるのであれば、
先週、おそらく、窓埋めをしたであろう。そう、私は、考える。
多くの方の思考形態とは、かなり異なると思うが、このような、考えに立たないと、
いつまでたっても、相場をあと追いすることになってしまうであろう。
アメリカのT−BONDが売られているが、私は、日本の債券相場に対する悪影響は、
少ないと思う。この件については、後日、くわしく説明したい。
明日は、限月交代の可能性が高いが、9月限で121.04、12月限で119.70の
高値をトライして、おそらく抜いてくるであろう。
[8月26日の相場予想]
23日は、反落したが、窓埋めはしなかったので、まだ、戻りの波動が継続している
と考える。23日の安値が21188.20と8月5日の高値の21188.10(この
戻り過程での前の節であった)のほんの少しの手前で止まったことになる。上値抵抗線
をいったん抜くと、今度は、そこが、下値支持線になることを見事にあらわしている。
このように、相場は非常に、基本に忠実に動いていることがおわかりであろう。
引き続き、先週からの基本姿勢、半値戻り(21599)までの可能性を考える一方、
もし、窓埋め(21163)をしたら、その瞬間に売りを出す、ということで良かろう。
[8月23日相場予想]
昨日は、予想よりも大きく下げたが、とりあえずは、21日の安値で踏ん張った。ここで、
踏ん張れるということは、トレンドに勢いがまだ、続いているということである。
今日も、この120.64、それから、窓の120.56を守れるかがポイント。
昨日の下げは、14日の120.03から、21日の121.04への上昇に対する調整
とまず、考えている。とすると、昨日の120.64は、0.382押しでちょうど良い。
もし、窓の120.56を付ければ、少し、下押し(120円前後)の可能性が出てくるが、
その時は、おそらく、7月17日の117.78から121.04への上昇に対する調整
と考えなくては、ならないであろう。しかし、その可能性は、今のところ小さいと考えて
いる.ただ、もし、120.56をつけた時は、いったん売って、120円前後での買いを
考えるべきだ。
相場で注意しなければいけないのは、自分の思惑とはずれた時に、いつまでもその思惑に
しがみつくことである。考えていた節を切ったならば、即座に、手仕舞いしなければならない。
相場には、温情は禁物。常に、冷静さが求められる。
[8月22日の相場予想]
基本的には、昨日のスタンスと同じで良い。窓を埋めない限りは、まだ、戻り相場
の継続と考え、売りは、利喰いにとどめるべきで、ショート・ポジションは、窓を埋めた
直後までは、避けるべき。<A>の日柄が、47日かかっているので、<B>の日柄も
その3分の1程度は必要か。とすると、来週のはじめくらいまでは、戻りの上値を試す
動きが続く可能性が強い。そして、裁定残を増やして、次の下落トレンドに入っていく
のであろう。
[8月22日相場予想]
やはり、窓は、簡単に埋まらず、下値は、その手前までであった。この窓を埋めずに
いれば、強気スタンスを継続して何ら問題はない。今日も、下値は固そうだ。昨日の
安値の120.64から高値の121.04までの上昇の半値押しの120.84
あたりを考えておけば良いであろう。
RSIの値が80を超えてきているが、過去の上昇時を調べてみると、上昇相場時
には、80以上の値が10日以上続くことも珍しくない。今のところ、投資家が大挙
して買っている様子も見られず、昨日の入札も静かで、過熱感は全くない。このような
相場は、息が長くなる。単なる踏み上げ相場だとたかをくくっていると、大変なことに
なる。債券のポジションを減らしているところは、至急増やさなければならない。
[8月22日の相場予想]
予想を超えた戻りになった。0.618をはるかに超えてきたので、これは、波動の
取り方を考え直さなければならないかなと思っている。
(新たな波動の取り方)
<A>(6.26)22750−−(8.12)20448 −2302 47日 <1>(6.26)22750−−(7.17)21281 −1469 21日 <2>(7.17)21281−−(7.19)21702 + 421 2日 <3>(7.19)21702−−(7.24)20627 −1075 5日 <4>(7.24)20627−−(7.29)21284 + 657 5日 <5>(7.29)21284−−(8.12)20448 − 836 14日 <B>(8.12)20448−−
A−B−Cの調整の中間反騰のBに入っているようだ。
20日と21日の間に窓(21163ー21215)が開いているので、目先の下値
は、この窓の下の21163がメドとなる。これを上回っている限りは、<B>の戻り
が継続中と考えれば良い。ここを、下回れば、<C>波入りのシグナルとなり、売らねば
ならなくなる。この<B>の上値メドは、<A>の半値戻しの21599。今週から
来週にかけて、その目標にトライしてくるであろう。
[8月21日の相場予想]
昨日も、下値は、120.59と窓の下の120.56をつけず、強い相場基調を
維持した。今日も、下値は、この窓の120.56で、この値段を付けると少し、
下を試す可能性が出てくるが、この値段を付けなければ、また上値を試す展開となろう。
今日は、10年国債の入札があり、投資家は、この入札の結果を見ようという雰囲気
が強いが、待てば待つほど高いところを買わざるを得なくなるだろう。
ファンダメンタリストは、材料が出てからしか買えないので、相場の初動期について
いけない。おそらく、景気鈍化がはっきりした景気指標が出ないと、買っていけないで
あろう。これが、ファンダメンタリストの限界である。
テクニカルでは、材料の出る前に買いまたは売り、材料が出た時に反対売買で閉じる
ことが可能である。今、マーケット参加者が考慮している材料は、すでに、マーケット
で織り込み済みなので、今後、相場が動く材料は、現在、マーケット参加者が考慮して
いない材料になる。
ひとたび、トレンドがはっきり出れば、後は、それを支える材料が出てくるのである。
だから、今、買われる材料がないと言って、見送るのは、テクニカル・アーティスト
からすると、怠慢としか思えない。
[8月21日の相場予想]
昨日は、引け際に戻し、まだ、戻りに脈があることを示した。引き続き、上値メドは、
昨日と同じ、8月5日の21188と0.618戻しの21222。しかし、そのあたり
をトライした後、<5>の下落サイクルに入る可能性があるので、素早く売り逃げなく
てはならない。NT倍率が高いということは、そのうち、裁定売りが出る可能性を含んで
いる。相場を見る場合、単に上げ下げを見るだけでなく、その上げ(下げ)が、本格的な
上げ(下げ)なのか、それとも次の下げ(上げ)の準備の為なのかを見極めなければ
ならない。日経平均だけが上がる状況は、裁定売りを誘発し、下げの準備がされている
と考えるのが妥当であろう。
[8月20日の相場予想]
窓(120.63ー120.56)を開けて上げてきた。昨日は、結局、この窓を
埋めなかったので、このまま、埋めなければ、相当強い相場ということの証明となる。
今後、下落の時に、この窓が大きなポイントとなる。いずれにしても、13日の高値
120.73をあっさり抜いてきたので、当面、この強い相場についていくしかない。
売り方が、総投げする状態にならないと、この相場は、終わらない。今日は、121
円台をトライする動きがありそうだ。
[8月20日の相場予想]
<4>が、まだ、続いていたようだ。<3>の日数が24日に対して、15日で<4>
が終わりとすると、3日で若干、短いかなと思ったら、案の定であった。やはり、日柄を
軽視してはいけない、と反省。
今日は、8月5日の21188にトライ、そこを抜けると0.618戻しの21222
の可能性が出てくる。しかし、ここから、さらなる上値を期待するより、次の下落
トレンド<5>に備えた方が良い。今日の高いところは、売っておくべきであろう。
[8月19日の相場予想]
120.03で調整が終わったことが確認できた。再び、高値追いの展開となるで
あろう。まず、13日の高値120.73をトライし、今週中には、121円台
(中心限月)乗せの可能性が強い。今週は、限月交代の可能性があるのだが、まだ、
9月限で17兆もの建玉があり、この行方が注目される。相場が上に放れる中、まだ、
損切りの出来ない投資家がたくさんいるということは、まだ、相当、踏み上がる余地
があるということだ。
引き続き、買いのスタンスで臨んでよい。
[8月19日の相場予想]
やはり、21000円台は、重かった。25日移動平均を終値で抜けなかったと
いうことは、まだ、下落トレンドが終わっていないことを示す。<4>が終わり、
<5>の下落トレンドに入ったと見て良いのではないか。債券の好調さを見ても、
今週の株式相場は、下値トライをすると考えざるを得ない。売り先行で考えるべきで
あろう。今週中にも12日の20448を試すであろう。
ちょうど、4年前の92年、終値で安値14309をつけたのは、8月18日、
ザラバ安値14194をつけたのは、今日、8月19日である。GANNが言うところの
アニバ−サリ−・デ−トである。しかし、4年前の安値は、まだ、磐石のものでは
なく、来年には、おそらく、再びトライし、割ってくるものと思われる。
(債券)
8月14日の120.03で下げ止まったかは、まだ、結論を出すわけにはいかな
い。高値の120.73からは、
120.73−−120.03−−120.44−−
となっており、120.03で調整が終わったととることも出来るが、次に、
120.03より下値をつけて3波の調整波完成となる可能性も否定できない。
いずれにしても、今日、結論が出るであろう。株式相場と逆相関になるはずなので、
株が朝から安く始まり、20870円以下になれば、おそらく、債券は、
戻し、120.03で調整が終わっていた、ということになるであろう。逆に、株が、
朝から高く、昨日の高値を超えてくるような展開であれば、朝方、債券は、売られ、
ひょっとしたら、120.03も若干、割り込むかもしれない。ただ、その時でも、
前から言っているように、119.83まで考えれば十分で、その後、再び、急角度
の上昇トレンドにのるであろう。朝方が、仕込みのチャンスである。
(株式)
窓を埋めてきたので、<3>波の半値戻しを達成した。もちろん、0.618戻し
(21222)も考えられない事ではないが、関門が多い。25日移動平均が、昨日現在で、
21024。昨日、ザラバでは抜いたが、終値は、下回った。終値ベ−スで、抜くの
は、骨が折れる。また、0.618戻しの手前には、8月5日の21188があり、
戻ったとしてもここらあたりがせいぜいだろう。
寄り付きから安く、20870円を下回ってくるようだと、戻りの<4>が終了し、
<5>波に入ったことになろう。朝方、高く、昨日の高値を更新した場合は、昨日の
高値を超えたら、手仕舞い売り。これで、<4>の波動が完成することになるからで
ある。いずれにしても、株式は、今日は、売り場探しである。素早く、逃げるように。
(債券)
昨日は、120.03で止まったが、今日も、朝方は、調整色の強い展開で、
120円割れもあるかもしれない。が、昨日もいったように、下値のメドとしては、
119.83までをみておけば十分。120円とび台からは、積極的に買っていって
良いだろう。株式相場との逆相関関係から、考えると、今日の株式相場は、途中から
再び下落のトレンドへ入る可能性が強いので、債券は、それと逆に途中から持ち直し
てくるであろう。なにしろ、買い方絶対有利の展開であるので、買い方は、腰を据え
て臨むべし。
(株式)
昨日は、やはり、0.382戻りと窓の間のところまで戻した。今日は、
窓埋め(21019−20992)できるかが、ポイントであるが、窓埋めすれば、
半値戻しの21075程度までは戻し、0.618戻しの21222近辺まで戻す
可能性も少し出てくる。窓埋めすれば、今週いっぱいは、堅調な動きになりそうだが
窓埋めしなければ、明日は、下げのトレンド<5>に入っていくであろう。後者の
可能性の方が強いか。
(債券)
2月8日の120.44をも超え、あと、節は、史上最高値の122.65の近辺
迄ない。この1週間の急伸に対する警戒感で、引け間際に下げたが、これは、あくま
で、上昇トレンドの中での調整にすぎない。
この、調整は、どこからの上昇に対する調整かと考えると、まず、7月17日の
117.78からの調整ということが、いえる。この場合は、0.382押しで、
119.60である。もう1つ、8月1日に119.31を付けた後、118.80
まで、1日のうちに、押したケ−スを考慮し、この場合は、117.78から
119.31を(3)の[1]とし、119.31から118.80までを[2]とし、
118.80から、120.73までを、[3]とする取り方である。この取り方だと、
0.382押しだと、120.00となる。
長いレンジ内での取り引きから、上に放れた相場なので、押し幅としては、大きく
ならないであろう。どちらの取り方が良いかは、今は、断言できないが、8月8日
から、9日にかけて、119.83と120.08の間でもんでいたので、そのあた
りが、押しのメドとなろう。120円とび台からは、買い下がりで良いであろう。
(株式)
A’の波動の取り方が正解であったようだ。とすると、今日、または、明日のうち
に、0.382戻しの20927から、窓の21019−20992のあたりまでの
上昇があろう。そのあたりに来たら、素早く逃げておきたい。この戻りの後は、再び
下落トレンド<5>にはいり、2万円の大台を試す可能性があるからだ。
(債券)
4月3日の120.31を抜けてきた。1つ1つ、関門を突破してきている。
超目先を考えると、
120.41−−120.25−−120.38−−
となっており、3波での軽い調整(120.15−20銭程度)を経て、再び、
上昇トレンドにのり、次は、2月8日の120.44をトライしてくるであろう。
売り方は、限月交代を控え、ますます窮地に立っている。売っている向きは、早く、
買い戻すべきである。待てば待つほど、状況は、悪くなっていく。損切りを早くする
のが、相場の1つの鉄則である。これが出来なければ、相場をやってはいけない。
(株式)
昨日までの波動の取り方を延長すると次の様になる。(これをAとする)
<1>(6.26)22750−−(7.17)21281 −1469 <2>(7.17)21281−−(7.19)21702 + 421 <3>(7.19)21702−−(8. 7)20452 −1250 (1)(7.19)21702−−(7.24)20627 −1075 (2)(7.24)20627−−(7.29)21284 + 657 (3)(7.29)21284−−(8. 1)20524 − 760 (4)(8. 1)20524−−(8. 5)21188 + 664 (5)(8. 5)21188−−(8. 7)20452 − 736 <4>(8. 7)20452−−(8. 8)20772 + 320 <5>(8. 8)20772−− (1)(8. 8)20772−−(8.12)20448 − 332 (2)(8.12)20448−−
昨日の下げ幅が、もう少し大きければ、この取り方を続けても良いのだが、下げが 小さかったので、もう1つの取り方が浮上してきた。(これをA’とする)
<1>(6.26)22750−−(7.17)21281 −1469 <2>(7.17)21281−−(7.19)21702 + 421 <3>(7.19)21702−−(8.12)20448 −1254 (1)(7.19)21702−−(7.24)20627 −1075 (2)(7.24)20627−−(7.29)21284 + 657 (3)(7.29)21284−−(8. 1)20524 − 760 (4)(8. 1)20524−−(8. 5)21188 + 664 (5)(8. 5)21188−−(8.12)20448 − 740 <4>(8.12)20448−−
今日の戻り方次第だが、20770円を超える戻りがあれば、A’の取り方の
方が良いことになる。Aの取り方だと、<4>も戻り率が小さすぎるし、8月5日
の21188から12日の20448の波動を見ると、5波動で下げているので、
A’にした方が良さそうである。その場合いの<4>の戻りのメドは、<3>の
0.382戻しの20927、半値戻しの21075。その間に5日と6日の間の
窓(21019−20992)があるので、常識的には、0.382戻しを超え、
窓の手前か、その途中かぐらいであろう。そして、その後は、再び、下落トレンドの
<5>となり、2万円大台の攻防となろう。
ただし、戻りが、20770円に届かない場合は、Aの取り方になり、<5>の
(3)の下落トレンドで、2万円前後までの下げがありそう。
(債券)
引き続き、強気継続。120.08の高値を超えて来れば、4月3日の
120.31の手前まであるだろう。そこは、多少、超えるには、時間がかかる
だろうが、何度目かのトライで抜けてくるだろう。抜けてきたら、そこで追加買い
すべきである。120.31を抜けたら、上昇速度は、加速化するであろう。
相場の流れに素直についていくべきである。
(株式)
波動の取り方は、次の様に考えている。
<1>(6.26)22750−−(7.17)21281 −1469 <2>(7.17)21281−−(7.19)21702 + 421 <3>(7.19)21702−−(8. 7)20452 −1250 (1)(7.19)21702−−(7.24)20627 −1075 (2)(7.24)20627−−(7.29)21284 + 657 (3)(7.29)21284−−(8. 1)20524 − 760 (4)(8. 1)20524−−(8. 2)21188 + 664 (5)(8. 2)21188−−(8. 7)20452 − 736 <4>(8. 7)20452−−(8. 8)20772 − 320 <5>(8. 8)20772−−今のところ、この波動の取り方が一番良いと思っているが、<2>、<4>の 戻りの波動の戻り率が、鈍いのが、多少、気になる。せめて、0.382程度の 戻りがあれば、この波動の取り方に自信がもてるのだが。逆に相場がそれだけ弱い 証拠なのかもしれないが。
(債券)
今日も、底固い動きであった。下値は、限られる。今までの上値抵抗線であった、
119.49が今度は、強固な下値支持線となる。
昨日も、今日も、店頭では、やれやれの売りが大半を占める。買いは、少数である
が、何故か、下がらない。売り方は、どんどん、焦ってくるであろう。去年の2月
からの急騰の時と同じである。上に、放れた相場では、値頃感からの売りは、禁物
なのである。いずれ、売ったところよりも、はるかに高い位置での買いを余儀なく
される。
4月3日の120.31が次の節であり、今日にもトライをしてこよう。一気に
抜くのは、難しいが、何度かトライした後に抜けるであろう。抜けた時には、また、
死ぬ気で買わなくてはならない。あとは、7月7日の122.65という史上最高値
の更新を待つのみとなる。
(株式)
昨日は、反発となり、昨日アップした波動の取り方のうち、前者の取り方がまだ、
有効となっている。7月19日の21702から、8月7日の20452までの
下げの0.382戻しで20929、半値戻しで21077。その間に、8月5日と
6日の間に開けた窓(21019−20992)があり、ここを、抜けるかどうかが
ポイントとなろう。おそらく、今日、戻ったとしても、この窓の途中がせいぜいでは
ないかと思う。半値戻しは、難しいであろう。戻しの後には、再び下落のトレンド
<5>が待っている。戻りの局面では、素早く逃げたい。
(債券)
とうとう、大きな節であった、119.49と200日移動平均を抜けてきた。
相場は、一変した。やれやれ売りが出るであろうが、ここは、売りではなく、
買うところである。放れた相場につくのは、相場の鉄則である。これから、
かっぱえびせん相場(やめられない、止まらない)、または山本リンダ相場
(どうにも止まらない)の始まりである。
次の節は、4月3日の120.31である。そこの手前では、多少、もむで
あろうが、じきに抜いて来るであろう。今回は、90年9月27日からの上昇相場
の仕上げで、現在は、<V>の<5>の(3)に当たるであろう。超強気で
のぞんで良い。天井は、高い。122円65銭の史上最高値は、簡単に抜けるで
あろう。私は、130円も有り得ると思っている。
(株式)
8月1日の安値を下回った。従って、波動の取り方を変えなくてはいけない。
<1>(6.26)22750−−(7.17)21281 −1469 <2>(7.17)21281−−(7.19)21702 + 421 <3>(7.19)21702−− (1)(7.19)21702−−(7.24)20627 −1075 (2)(7.24)20627−−(7.29)21284 + 657 (3)(7.29)21284−−(8. 1)20524 − 760 (4)(8. 1)20524−−(8. 2)21188 + 664 (5)(8. 2)21188−− この波動が正当なものになるには、(3)>(5)が、成立しなければならない。 従って、(5)の底値が、20428円を割れれば、この波動の取り方ではなく、 次の様に考えなければならない。 <1>(6.26)22750ーー(7.17)21281 ー1469 <2>(7.17)21281ーー(7.19)21702 + 421 <3>(7.19)21702ーー (1)(7.19)21702ーー(7.24)20627 ー1075 (2)(7.24)20627ーー(7.29)21284 + 657 (3)(7.29)21284ーー [1] (7.29)21284ーー(8. 1)20524 ー 760 [2] (8. 1)20524ーー(8. 2)21188 + 664 [3] (8. 2)21188ーー
今日は、20428円をポイントに考え、そこを守れれば、21000円近辺 (<3>の半値戻し)までの戻りがあり、もし、割れれば、後者の波動のパターン となり、20000円割れは、避けられない展開となるであろう。
(総括)
今日は、債券、株式が同時に200日移動平均をそれぞれ、上に、下に切る展開
となった。これで、昨年7月からの、債券安、株高のトレンドが変わった可能性が
非常に強くなった。
90年から、円高、債券高、株安のトレンドがメイン・トレンドであり、昨年の
夏からは、その調整トレンドに入っていたのである。その調整トレンドが終わり、
今や、再び、メイン・トレンドに復帰した模様である。この1年余りのトレンドに
慣れた頭を切り替える必要がある。
(相場のポイント) ”放れにつけ”
今日は、債券相場で、大きな節といわれた、119.49を抜き、そこから、
相場は、上に放れた。このように、長いもみ合いを経た後、大きな節をトライして
そこを抜け、上又は、下に放れた場合、相場の鉄則として、放れた方につかなけ
ればならない。今日の、債券の場合は、上に放れたので、119.50がついた
時点で、買わなければならないのである。厳しい言い方になるが、119.50を
つけた後に売った人は、相場の基礎も知らないということになる。
今日の119.49をめぐる攻防は、債券相場の関ヶ原であったのである。当然、
東軍は、買い方である。今日、もし、売った方は、明日は、売りポジションを解消
し、買いポジションを持たなければならない。良く、こんなに上がってしまった
から買いたくないという人がいるが、大間違いである。昨日と今日とでは、相場の
意味合いが全く変わってしまっているのである。死んだ子の年を考えてもしょうが
ないのである。トレンドが形成されれば、今日の数十銭や1円等をはるかに超える
上昇トレンドが期待できるのである。早く、乗ったもの勝ちである。