<相場予想> 8月30日

(債券)


[8月29日の相場結果](12月限)
始値 120.29 高値 120.75  安値 120.26 終値 120.67
出来高 67229  AVG25日 119.91  AVG200日 119.37
RSI7日 76.65  RSI25日 80.07

[8月30日の相場予想]
 限月交代で生じた9月限と12月限のギャップを早くも埋めてしまった。次の節としては、 9月限でつけた、8月21日の高値121.04。その手前で多少、もむことがあっても、 いずれは、抜いてくるであろう。
 来週も、引き続き、堅調な動きが予想される。調整があるとすると、最高値手前の 122円台付近にきてからか。

(株式)


[8月29日の相場結果]
始値  20687.40 高値  20706.99 安値 20503.62  終値 20553.16
AVG25日  20905.82  AVG200日 20836.75 
RSI7日 23.90  RSI25日 46.02

[8月30日の相場予想]
 28日の21039から昨日の20503までの下げの0.382戻しで20707。 半値戻しで20771。その程度までの戻りは、あるかもしれないが、そこでは、売り場 となろう。200日移動平均が、上値抵抗になっており、そこまでは、戻りそうにない。
 下落に向かった後は、12日の20448をトライし、抜けたら2万円割れを目指す。
 来週にかけて、2万円の攻防が繰り広げられるであろう。もし、割れたならば、いったん そこで買戻し、様子を見たい。3月13日の19627が、次のポイントになろう。
そこを、割り込むようだと、昨年7月3日からの戻り相場が、今年の6月26日で終了した 可能性がかなり高くなる。

来週は、夏休みで休ませていただきます。また、9月10日から相場予想を始めますので、 よろしくお願いします。

<相場予想> 8月29日

(債券)


[8月28日の相場結果](12月限)
始値 119.14 高値 120.54  安値 119.06 終値 120.39
出来高 78275  AVG25日 119.84  AVG200日 119.38
RSI7日 73.00  RSI25日 77.91

[8月29日の相場予想]
 予想通り、日銀の短観は、債券にプラスの材料となった。材料から相場を判断する ファンダメンタルの手法を取れば、相場が上に放れてからでないと、買えないということが おわかりであろう。テクニカルの手法を使えば、9月限で119.50をつけた時点で、 この相場に乗ることができたのである。
 いずれにしても、上に放れた相場で、しかも、売り方の買戻しが続く状態では、サーフィン と同じでこの波にできるだけ乗らなくてはならない。こんなに上がったから売るというのは、 愚の骨頂である。上値の節は、12月12日の122.29までない。この波に乗った人は、 できるだけ波乗りを楽しんでいただきたい。

(株式)


[8月28日の相場結果]
始値  20904.14 高値  21039.79 安値 20660.77  終値 20709.81
AVG25日  20919.05  AVG200日 20823.09 
RSI7日 29.41  RSI25日 50.93

[8月29日の相場予想]
 21000円台に戻る場面もあったが、結局、下落トレンド入りを確認することと なった。200日移動平均も下に切ってきただけに、明日も下値を試す展開となろう。
 12日の20448円をトライしてきそうである。そこを、下回れば、おそらく2万円の 大台は、切らずには終わらないであろう。
 今のところ、昨年の7月3日からの戻り相場が、6月26日で<3>が終わったとする 波動の取り方と、<5>が終わって、下落トレンドの<C>に入っている取り方があり、 私も迷っているところである。
 6月26日からの下落相場を今はAーBーCという形で表現しているが、前者の取り方 では、90年からの波動で見ると、<B>の<V>の<4>の(3)、後者の取り方だと、 <C>の<I>の<3>ということになる。とりあえず2万割れと言うのは、前者の取り方で 考えた<4>の(3)の下値で、後者の取り方にすると、来年にかけての大暴落相場の序章と なり、底値は、底なし沼である。
 波動の形から見れば、前者の取り方の方が自然だが、この取り方だと、<5>の上昇相場 がまだ、残っていることになる。が、その<5>がある可能性に多少の疑問が残る。
 一方、後者の取り方は、4月26日から6月26日にかけての動きをうまく波動で表しにくい。 が、これからの株式相場を考えると、もう、大きな上昇相場はないと考えるこの取り方の方が ぴったりくる。これからの下げが、どこで止まるかで、結論が出るであろうが、それまでは、 両方の取り方を考慮していく。

<相場予想> 8月28日

(債券)


[8月27日の相場結果](12月限)
始値 119.40 高値 119.40  安値 119.21 終値 119.25
出来高 25029  AVG25日 118.67(12月限)
RSI7日 53.85  RSI25日 75.05(限月交代修正済み)

[8月28日相場予想]
 今日は、いよいよ、日銀短観の発表である。先週後半からこの発表を意識して、 静観を決め込んでいた投資家も、これを期に、動かざるを得なくなるであろう。先週後半 から、調整気味の展開であったので、逆に、売られる可能性は低くなったと言える。

 12月限で考えると、

(8.21)119.70−−(8.23)119.32
(8.23)119.32−−(8.26)119.65
(8.26)119.65−−

となり、119.70からの3波での調整が終わりつつある。
  朝方の安いところは、積極的に拾っていって良い。

 

(株式)


[8月27日の相場結果]
始値  20862.34 高値  21022.41 安値 20827.97  終値 20910.27
AVG25日  20915.90  AVG200日 20808.85 
RSI7日 53.85  RSI25日 47.23

[8月28日の相場予想]
昨日の相場は、イメージ通りの展開であった。21000トビ台の戻りは、昨日で 終わり、今日は、再び、下げのトレンド(<C>の<3>波)に入る可能性が強い。
200日移動平均の20808をいったん割り込むと、下げ足が加速するであろう。 割り込めば12日の安値の20448の手前の20500円前後くらいまで、覚悟が 必要であろう。下げのトレンドへの対応で、先物、オプションをも積極的に使う必要 あり。

(T・BOND)

7月8日の7.24%から8月13日の6.66%までの戻りの0.618押しの あたりまできた。<4>の戻りが、終わった可能性が高くなってきた。8月20日の FOMCが、まさに材料出尽くしになった観がある。  もし、<5>に入るならば、ここから年末にかけて少なくとも8%を目指す展開と なろう。特に、9月27日の月蝕、10月11日の日蝕の前後は、警戒すべき。

<相場予想> 8月27日

(債券)


[8月26日の相場結果](限月交代により、今日から12月限)
始値 119.61 高値 119.65  安値 119.34 終値 119.50
出来高 28410  AVG25日 118.59(12月限)
RSI7日 75.21  RSI25日 75.22(限月交代修正済み)

[8月27日相場予想]
 23日の引け方から見ると、高値を抜く可能性が強いと思ったが、抜けずに、もう一度、 下値を確かめにいった。上に、抜けるのは、短観後かもしれない。
 今日から、12月限に限月交代となったが、この9月限との間に開いた、1円30銭もの ギャップをどのくらいのスピードで埋めて来るかが、12月限の将来を占う意味でのポイント となろう。
 今日は、株式相場が、再び、下落。この株式相場の下落も債券相場を下支えする材料と なろう。短観発表前で多くの投資家は見送りであろうが、119円50銭前後は、買いを 考えて良い。短観を見てからという言い訳は、プロフェッショナルの間では、有り得ない。

 

(株式)


[8月26日の相場結果]
始値  21212.72 高値  21212.72 安値 20879.72  終値 20883.74
AVG25日  20926.03  AVG200日 20794.41 
RSI7日 46.30  RSI25日 48.71

[8月27日の相場予想]

<A>(6.26)22750−−(8.12)20448  −2302 47日

<1>(6.26)22750−−(7.17)21281  −1469 21日
<2>(7.17)21281−−(7.19)21702  + 421  2日
<3>(7.19)21702−−(7.24)20627  −1075  5日
<4>(7.24)20627−−(7.29)21284  + 657  5日
<5>(7.29)21284−−(8.12)20448  − 836 14日 

<B>(8.12)20448−−(8.23)21398  + 950 11日

<C>(8.23)21398−−

<B>が終わり、<C>の下落トレンドに入った様だ。昨日は、寄り付き直後から、窓埋め となり、その後、急落した。とりあえず、窓埋め後すぐに、売った人は、正解であった。
 <B>の半値押しが、20923で、すでに達成。0.618押しは、20810。あと、 200日移動平均が20794。ひとまず、下げ止まるところとしては、200日移動平均の 手前の20800円台前半か。そこから、戻りが0.382から半値(23日の21398 から下げ止まったところまでに対して)程度(21000トビ台)あった後、再び、下落の トレンドとなり、今週中には、12日の20448をトライするであろう。

 

<相場予想> 8月26日

(債券)


[8月23日の相場結果]
始値 120.85 高値 120.91  安値 120.63 終値 120.90
出来高 29660  AVG25日 119.70  AVG200日 119.41
RSI7日 80.67  RSI25日 77.14

[8月26日の相場予想]
 先週後半は、何度も、120円60銭台をトライしたが、63銭でとまり、窓埋めは、 しなかった。下値は、相当固いということの証明である。下値を試して、あまり下がらな かったので、今度は、上値を試しに来たのである。この動きが今週、続くであろう。
今週は、28日に短観が発表になるが、先週の後半の下値試しの動きが終わったあと だけに、この上値トライのトレンドを支えるような、結果になるのではないかと思う。 ほとんどの人は、短観の数字等、ファンダメンタルから相場を読み取ろうとするが、私は 全く逆で、相場から、ファンダメンタルを判断するのである。
これが、春の時のようなもみ合い相場であれば、なかなか予想しにくいが、今は、 はっきりと、上向きのトレンドが出ているのであるから、これをくつがえすような材料が 出るとは、考えにくい。もし、短観で景気回復を確信させるような、数字がでるのであれば、 先週、おそらく、窓埋めをしたであろう。そう、私は、考える。
 多くの方の思考形態とは、かなり異なると思うが、このような、考えに立たないと、 いつまでたっても、相場をあと追いすることになってしまうであろう。
 アメリカのT−BONDが売られているが、私は、日本の債券相場に対する悪影響は、 少ないと思う。この件については、後日、くわしく説明したい。
明日は、限月交代の可能性が高いが、9月限で121.04、12月限で119.70の 高値をトライして、おそらく抜いてくるであろう。

(株式)


[8月23日の相場結果]
始値  21378.32 高値  21398.01 安値 21188.20  終値 21228.80
AVG25日  20930.91  AVG 20780.18 
RSI7日 65.27  RSI25日 47.44

[8月26日の相場予想]
 23日は、反落したが、窓埋めはしなかったので、まだ、戻りの波動が継続している と考える。23日の安値が21188.20と8月5日の高値の21188.10(この 戻り過程での前の節であった)のほんの少しの手前で止まったことになる。上値抵抗線 をいったん抜くと、今度は、そこが、下値支持線になることを見事にあらわしている。 このように、相場は非常に、基本に忠実に動いていることがおわかりであろう。
 引き続き、先週からの基本姿勢、半値戻り(21599)までの可能性を考える一方、 もし、窓埋め(21163)をしたら、その瞬間に売りを出す、ということで良かろう。

 

<相場予想> 8月23日

(債券)


[8月22日の相場結果]
始値 120.80 高値 120.95  安値 120.64 終値 120.66
出来高 39179  AVG25日 119.60  AVG200日 119.41
RSI7日 66.67  RSI25日 77.47

[8月23日相場予想]
 昨日は、予想よりも大きく下げたが、とりあえずは、21日の安値で踏ん張った。ここで、 踏ん張れるということは、トレンドに勢いがまだ、続いているということである。 今日も、この120.64、それから、窓の120.56を守れるかがポイント。
昨日の下げは、14日の120.03から、21日の121.04への上昇に対する調整 とまず、考えている。とすると、昨日の120.64は、0.382押しでちょうど良い。
 もし、窓の120.56を付ければ、少し、下押し(120円前後)の可能性が出てくるが、 その時は、おそらく、7月17日の117.78から121.04への上昇に対する調整 と考えなくては、ならないであろう。しかし、その可能性は、今のところ小さいと考えて いる.ただ、もし、120.56をつけた時は、いったん売って、120円前後での買いを 考えるべきだ。
 相場で注意しなければいけないのは、自分の思惑とはずれた時に、いつまでもその思惑に しがみつくことである。考えていた節を切ったならば、即座に、手仕舞いしなければならない。
相場には、温情は禁物。常に、冷静さが求められる。

(株式)


[8月22日の相場結果]
始値  21251.71 高値  21386.45 安値 21239.85  終値 21363.24
AVG25日  20940.81  AVG 20764.18 
RSI7日 81.44  RSI25日 47.88

[8月22日の相場予想]
 基本的には、昨日のスタンスと同じで良い。窓を埋めない限りは、まだ、戻り相場 の継続と考え、売りは、利喰いにとどめるべきで、ショート・ポジションは、窓を埋めた 直後までは、避けるべき。<A>の日柄が、47日かかっているので、<B>の日柄も その3分の1程度は必要か。とすると、来週のはじめくらいまでは、戻りの上値を試す 動きが続く可能性が強い。そして、裁定残を増やして、次の下落トレンドに入っていく のであろう。

 

<相場予想> 8月22日

(債券)


[8月21日の相場結果]
始値 120.70 高値 121.04  安値 120.64 終値 120.88
出来高 40284  AVG25日 119.49  AVG200日 119.42
RSI7日 83.91  RSI25日 81.32

[8月22日相場予想]
 やはり、窓は、簡単に埋まらず、下値は、その手前までであった。この窓を埋めずに いれば、強気スタンスを継続して何ら問題はない。今日も、下値は固そうだ。昨日の 安値の120.64から高値の121.04までの上昇の半値押しの120.84 あたりを考えておけば良いであろう。
 RSIの値が80を超えてきているが、過去の上昇時を調べてみると、上昇相場時 には、80以上の値が10日以上続くことも珍しくない。今のところ、投資家が大挙 して買っている様子も見られず、昨日の入札も静かで、過熱感は全くない。このような 相場は、息が長くなる。単なる踏み上げ相場だとたかをくくっていると、大変なことに なる。債券のポジションを減らしているところは、至急増やさなければならない。

(株式)


[8月21日の相場結果]
始値  21215.43 高値  21391.08 安値 21215.43  終値 21275.02
AVG25日  20948.94  AVG 20744.73 
RSI7日 83.70  RSI25日 48.58

[8月22日の相場予想]
 予想を超えた戻りになった。0.618をはるかに超えてきたので、これは、波動の 取り方を考え直さなければならないかなと思っている。

(新たな波動の取り方)

<A>(6.26)22750−−(8.12)20448  −2302 47日

<1>(6.26)22750−−(7.17)21281  −1469 21日
<2>(7.17)21281−−(7.19)21702  + 421  2日
<3>(7.19)21702−−(7.24)20627  −1075  5日
<4>(7.24)20627−−(7.29)21284  + 657  5日
<5>(7.29)21284−−(8.12)20448  − 836 14日 

<B>(8.12)20448−−

A−B−Cの調整の中間反騰のBに入っているようだ。
20日と21日の間に窓(21163ー21215)が開いているので、目先の下値 は、この窓の下の21163がメドとなる。これを上回っている限りは、<B>の戻り が継続中と考えれば良い。ここを、下回れば、<C>波入りのシグナルとなり、売らねば ならなくなる。この<B>の上値メドは、<A>の半値戻しの21599。今週から 来週にかけて、その目標にトライしてくるであろう。

<相場予想> 8月21日

(債券)


[8月20日の相場結果]
始値 120.84  高値 120.95  安値 120.59  終値 120.80
出来高 45580  AVG25日 119.38  AVG200日 119.42
RSI7日 86.67  RSI25日 81.52

[8月21日の相場予想]
 昨日も、下値は、120.59と窓の下の120.56をつけず、強い相場基調を 維持した。今日も、下値は、この窓の120.56で、この値段を付けると少し、 下を試す可能性が出てくるが、この値段を付けなければ、また上値を試す展開となろう。
 今日は、10年国債の入札があり、投資家は、この入札の結果を見ようという雰囲気 が強いが、待てば待つほど高いところを買わざるを得なくなるだろう。
 ファンダメンタリストは、材料が出てからしか買えないので、相場の初動期について いけない。おそらく、景気鈍化がはっきりした景気指標が出ないと、買っていけないで あろう。これが、ファンダメンタリストの限界である。
 テクニカルでは、材料の出る前に買いまたは売り、材料が出た時に反対売買で閉じる ことが可能である。今、マーケット参加者が考慮している材料は、すでに、マーケット で織り込み済みなので、今後、相場が動く材料は、現在、マーケット参加者が考慮して いない材料になる。
ひとたび、トレンドがはっきり出れば、後は、それを支える材料が出てくるのである。 だから、今、買われる材料がないと言って、見送るのは、テクニカル・アーティスト からすると、怠慢としか思えない。

(株式)

[8月20日の相場結果]
始値 21140.57 高値 21163.18  安値 20971.36 終値 21127.01
AVG25日  20954.45   AVG200日 20726.63
RSI7日  83.09 RSI25日 47.04

[8月21日の相場予想]
 昨日は、引け際に戻し、まだ、戻りに脈があることを示した。引き続き、上値メドは、 昨日と同じ、8月5日の21188と0.618戻しの21222。しかし、そのあたり をトライした後、<5>の下落サイクルに入る可能性があるので、素早く売り逃げなく てはならない。NT倍率が高いということは、そのうち、裁定売りが出る可能性を含んで いる。相場を見る場合、単に上げ下げを見るだけでなく、その上げ(下げ)が、本格的な 上げ(下げ)なのか、それとも次の下げ(上げ)の準備の為なのかを見極めなければ ならない。日経平均だけが上がる状況は、裁定売りを誘発し、下げの準備がされている と考えるのが妥当であろう。

<相場予想> 8月20日

(債券)


[8月19日の相場結果]
始値 120.73  高値 120.83  安値 120.63  終値120.81
出来高  35235  25日AVG 119.26  200日AVE 119.42
RSI7日 87.96  RSI25日 75.30

[8月20日の相場予想]
    窓(120.63ー120.56)を開けて上げてきた。昨日は、結局、この窓を 埋めなかったので、このまま、埋めなければ、相当強い相場ということの証明となる。
 今後、下落の時に、この窓が大きなポイントとなる。いずれにしても、13日の高値 120.73をあっさり抜いてきたので、当面、この強い相場についていくしかない。
 売り方が、総投げする状態にならないと、この相場は、終わらない。今日は、121 円台をトライする動きがありそうだ。

(株式)


[8月19日の相場結果]
始値 20847.77 高値 21152.73 安値 20847.77 終値 21106.41
25日AVE 20965.62  200日AVE 20708.54
RSI7日  68.21  RSI25日 43.58

[8月20日の相場予想]
<4>が、まだ、続いていたようだ。<3>の日数が24日に対して、15日で<4> が終わりとすると、3日で若干、短いかなと思ったら、案の定であった。やはり、日柄を 軽視してはいけない、と反省。
今日は、8月5日の21188にトライ、そこを抜けると0.618戻しの21222 の可能性が出てくる。しかし、ここから、さらなる上値を期待するより、次の下落 トレンド<5>に備えた方が良い。今日の高いところは、売っておくべきであろう。

<相場予想> 8月19日

(債券)


[8月16日の相場結果]
始値 120.15 高値 120.56 安値 120.11 終値 120.50
出来高 33636  25日AVG 119.16  90日AVG 118.69
RSI7日  85.71  RSI25日 70.20

[8月19日の相場予想]
 120.03で調整が終わったことが確認できた。再び、高値追いの展開となるで あろう。まず、13日の高値120.73をトライし、今週中には、121円台 (中心限月)乗せの可能性が強い。今週は、限月交代の可能性があるのだが、まだ、 9月限で17兆もの建玉があり、この行方が注目される。相場が上に放れる中、まだ、 損切りの出来ない投資家がたくさんいるということは、まだ、相当、踏み上がる余地 があるということだ。
 引き続き、買いのスタンスで臨んでよい。

(株式)


[8月16日の相場結果]
始値 20966.84 高値20966.84 安値20824.26 終値20834.00
25日AVG 20991.50   200日AVG 20689.69
RSI7日 67.62   RSI25日 41.55

[8月19日の相場予想]
 やはり、21000円台は、重かった。25日移動平均を終値で抜けなかったと いうことは、まだ、下落トレンドが終わっていないことを示す。<4>が終わり、 <5>の下落トレンドに入ったと見て良いのではないか。債券の好調さを見ても、 今週の株式相場は、下値トライをすると考えざるを得ない。売り先行で考えるべきで あろう。今週中にも12日の20448を試すであろう。  ちょうど、4年前の92年、終値で安値14309をつけたのは、8月18日、 ザラバ安値14194をつけたのは、今日、8月19日である。GANNが言うところの アニバ−サリ−・デ−トである。しかし、4年前の安値は、まだ、磐石のものでは なく、来年には、おそらく、再びトライし、割ってくるものと思われる。

<相場予想> 8月16日

(債券)
8月14日の120.03で下げ止まったかは、まだ、結論を出すわけにはいかな い。高値の120.73からは、
120.73−−120.03−−120.44−−
となっており、120.03で調整が終わったととることも出来るが、次に、 120.03より下値をつけて3波の調整波完成となる可能性も否定できない。
いずれにしても、今日、結論が出るであろう。株式相場と逆相関になるはずなので、 株が朝から安く始まり、20870円以下になれば、おそらく、債券は、 戻し、120.03で調整が終わっていた、ということになるであろう。逆に、株が、 朝から高く、昨日の高値を超えてくるような展開であれば、朝方、債券は、売られ、 ひょっとしたら、120.03も若干、割り込むかもしれない。ただ、その時でも、 前から言っているように、119.83まで考えれば十分で、その後、再び、急角度 の上昇トレンドにのるであろう。朝方が、仕込みのチャンスである。

(株式)
 窓を埋めてきたので、<3>波の半値戻しを達成した。もちろん、0.618戻し (21222)も考えられない事ではないが、関門が多い。25日移動平均が、昨日現在で、 21024。昨日、ザラバでは抜いたが、終値は、下回った。終値ベ−スで、抜くの は、骨が折れる。また、0.618戻しの手前には、8月5日の21188があり、 戻ったとしてもここらあたりがせいぜいだろう。  寄り付きから安く、20870円を下回ってくるようだと、戻りの<4>が終了し、 <5>波に入ったことになろう。朝方、高く、昨日の高値を更新した場合は、昨日の 高値を超えたら、手仕舞い売り。これで、<4>の波動が完成することになるからで ある。いずれにしても、株式は、今日は、売り場探しである。素早く、逃げるように。

<相場予想> 8月15日

(債券)
昨日は、120.03で止まったが、今日も、朝方は、調整色の強い展開で、 120円割れもあるかもしれない。が、昨日もいったように、下値のメドとしては、 119.83までをみておけば十分。120円とび台からは、積極的に買っていって 良いだろう。株式相場との逆相関関係から、考えると、今日の株式相場は、途中から 再び下落のトレンドへ入る可能性が強いので、債券は、それと逆に途中から持ち直し てくるであろう。なにしろ、買い方絶対有利の展開であるので、買い方は、腰を据え て臨むべし。

(株式)
昨日は、やはり、0.382戻りと窓の間のところまで戻した。今日は、 窓埋め(21019−20992)できるかが、ポイントであるが、窓埋めすれば、 半値戻しの21075程度までは戻し、0.618戻しの21222近辺まで戻す 可能性も少し出てくる。窓埋めすれば、今週いっぱいは、堅調な動きになりそうだが 窓埋めしなければ、明日は、下げのトレンド<5>に入っていくであろう。後者の 可能性の方が強いか。

 

<相場予想> 8月14日

(債券)
 2月8日の120.44をも超え、あと、節は、史上最高値の122.65の近辺 迄ない。この1週間の急伸に対する警戒感で、引け間際に下げたが、これは、あくま で、上昇トレンドの中での調整にすぎない。
 この、調整は、どこからの上昇に対する調整かと考えると、まず、7月17日の 117.78からの調整ということが、いえる。この場合は、0.382押しで、 119.60である。もう1つ、8月1日に119.31を付けた後、118.80 まで、1日のうちに、押したケ−スを考慮し、この場合は、117.78から 119.31を(3)の[1]とし、119.31から118.80までを[2]とし、 118.80から、120.73までを、[3]とする取り方である。この取り方だと、 0.382押しだと、120.00となる。
 長いレンジ内での取り引きから、上に放れた相場なので、押し幅としては、大きく ならないであろう。どちらの取り方が良いかは、今は、断言できないが、8月8日 から、9日にかけて、119.83と120.08の間でもんでいたので、そのあた りが、押しのメドとなろう。120円とび台からは、買い下がりで良いであろう。

(株式)
 A’の波動の取り方が正解であったようだ。とすると、今日、または、明日のうち に、0.382戻しの20927から、窓の21019−20992のあたりまでの 上昇があろう。そのあたりに来たら、素早く逃げておきたい。この戻りの後は、再び 下落トレンド<5>にはいり、2万円の大台を試す可能性があるからだ。

<相場予想> 8月13日

(債券)
 4月3日の120.31を抜けてきた。1つ1つ、関門を突破してきている。 超目先を考えると、
 120.41−−120.25−−120.38−−
となっており、3波での軽い調整(120.15−20銭程度)を経て、再び、 上昇トレンドにのり、次は、2月8日の120.44をトライしてくるであろう。 売り方は、限月交代を控え、ますます窮地に立っている。売っている向きは、早く、 買い戻すべきである。待てば待つほど、状況は、悪くなっていく。損切りを早くする のが、相場の1つの鉄則である。これが出来なければ、相場をやってはいけない。

(株式)
   昨日までの波動の取り方を延長すると次の様になる。(これをAとする)

<1>(6.26)22750−−(7.17)21281    −1469
<2>(7.17)21281−−(7.19)21702    + 421
<3>(7.19)21702−−(8. 7)20452    −1250
(1)(7.19)21702−−(7.24)20627    −1075
(2)(7.24)20627−−(7.29)21284    + 657
(3)(7.29)21284−−(8. 1)20524    − 760
(4)(8. 1)20524−−(8. 5)21188    + 664
(5)(8. 5)21188−−(8. 7)20452    − 736
<4>(8. 7)20452−−(8. 8)20772    + 320
<5>(8. 8)20772−−
(1)(8. 8)20772−−(8.12)20448    − 332
(2)(8.12)20448−−

 昨日の下げ幅が、もう少し大きければ、この取り方を続けても良いのだが、下げが 小さかったので、もう1つの取り方が浮上してきた。(これをA’とする)

<1>(6.26)22750−−(7.17)21281    −1469
<2>(7.17)21281−−(7.19)21702    + 421
<3>(7.19)21702−−(8.12)20448    −1254
(1)(7.19)21702−−(7.24)20627    −1075
(2)(7.24)20627−−(7.29)21284    + 657
(3)(7.29)21284−−(8. 1)20524    − 760
(4)(8. 1)20524−−(8. 5)21188    + 664
(5)(8. 5)21188−−(8.12)20448    − 740
<4>(8.12)20448−−

 今日の戻り方次第だが、20770円を超える戻りがあれば、A’の取り方の 方が良いことになる。Aの取り方だと、<4>も戻り率が小さすぎるし、8月5日 の21188から12日の20448の波動を見ると、5波動で下げているので、 A’にした方が良さそうである。その場合いの<4>の戻りのメドは、<3>の 0.382戻しの20927、半値戻しの21075。その間に5日と6日の間の 窓(21019−20992)があるので、常識的には、0.382戻しを超え、 窓の手前か、その途中かぐらいであろう。そして、その後は、再び、下落トレンドの <5>となり、2万円大台の攻防となろう。
 ただし、戻りが、20770円に届かない場合は、Aの取り方になり、<5>の (3)の下落トレンドで、2万円前後までの下げがありそう。

<相場予想> 8月12日

(債券)
 引き続き、強気継続。120.08の高値を超えて来れば、4月3日の 120.31の手前まであるだろう。そこは、多少、超えるには、時間がかかる だろうが、何度目かのトライで抜けてくるだろう。抜けてきたら、そこで追加買い すべきである。120.31を抜けたら、上昇速度は、加速化するであろう。 相場の流れに素直についていくべきである。

(株式)
 波動の取り方は、次の様に考えている。

<1>(6.26)22750−−(7.17)21281    −1469
<2>(7.17)21281−−(7.19)21702    + 421
<3>(7.19)21702−−(8. 7)20452    −1250
(1)(7.19)21702−−(7.24)20627    −1075
(2)(7.24)20627−−(7.29)21284    + 657
(3)(7.29)21284−−(8. 1)20524    − 760
(4)(8. 1)20524−−(8. 2)21188    + 664
(5)(8. 2)21188−−(8. 7)20452    − 736
<4>(8. 7)20452−−(8. 8)20772    − 320
<5>(8. 8)20772−−
 今のところ、この波動の取り方が一番良いと思っているが、<2>、<4>の 戻りの波動の戻り率が、鈍いのが、多少、気になる。せめて、0.382程度の 戻りがあれば、この波動の取り方に自信がもてるのだが。逆に相場がそれだけ弱い 証拠なのかもしれないが。
 この取り方でいくと、再び、下落のトレンドに入ることになる。<3>が<1> よりも小さいので、<5>の最大下げ幅は、<3>以下となる。従って、<5>の 底値は、最低でも19522以上ということになる。まあ、今週は、20000円を めぐる攻防がありそうである。

<相場予想> 8月9日

(債券)
 今日も、底固い動きであった。下値は、限られる。今までの上値抵抗線であった、 119.49が今度は、強固な下値支持線となる。
 昨日も、今日も、店頭では、やれやれの売りが大半を占める。買いは、少数である が、何故か、下がらない。売り方は、どんどん、焦ってくるであろう。去年の2月 からの急騰の時と同じである。上に、放れた相場では、値頃感からの売りは、禁物 なのである。いずれ、売ったところよりも、はるかに高い位置での買いを余儀なく される。
 4月3日の120.31が次の節であり、今日にもトライをしてこよう。一気に 抜くのは、難しいが、何度かトライした後に抜けるであろう。抜けた時には、また、 死ぬ気で買わなくてはならない。あとは、7月7日の122.65という史上最高値 の更新を待つのみとなる。

(株式)
 昨日は、反発となり、昨日アップした波動の取り方のうち、前者の取り方がまだ、 有効となっている。7月19日の21702から、8月7日の20452までの 下げの0.382戻しで20929、半値戻しで21077。その間に、8月5日と 6日の間に開けた窓(21019−20992)があり、ここを、抜けるかどうかが ポイントとなろう。おそらく、今日、戻ったとしても、この窓の途中がせいぜいでは ないかと思う。半値戻しは、難しいであろう。戻しの後には、再び下落のトレンド <5>が待っている。戻りの局面では、素早く逃げたい。

<相場予想> 8月8日

(債券)
  とうとう、大きな節であった、119.49と200日移動平均を抜けてきた。  相場は、一変した。やれやれ売りが出るであろうが、ここは、売りではなく、  買うところである。放れた相場につくのは、相場の鉄則である。これから、  かっぱえびせん相場(やめられない、止まらない)、または山本リンダ相場  (どうにも止まらない)の始まりである。
 次の節は、4月3日の120.31である。そこの手前では、多少、もむで  あろうが、じきに抜いて来るであろう。今回は、90年9月27日からの上昇相場  の仕上げで、現在は、<V>の<5>の(3)に当たるであろう。超強気で  のぞんで良い。天井は、高い。122円65銭の史上最高値は、簡単に抜けるで  あろう。私は、130円も有り得ると思っている。

(株式)
  8月1日の安値を下回った。従って、波動の取り方を変えなくてはいけない。

 
<1>(6.26)22750−−(7.17)21281    −1469
<2>(7.17)21281−−(7.19)21702    + 421
<3>(7.19)21702−−
(1)(7.19)21702−−(7.24)20627    −1075
(2)(7.24)20627−−(7.29)21284    + 657
(3)(7.29)21284−−(8. 1)20524    − 760
(4)(8. 1)20524−−(8. 2)21188    + 664
(5)(8. 2)21188−−

 この波動が正当なものになるには、(3)>(5)が、成立しなければならない。
従って、(5)の底値が、20428円を割れれば、この波動の取り方ではなく、
次の様に考えなければならない。

<1>(6.26)22750ーー(7.17)21281    ー1469
<2>(7.17)21281ーー(7.19)21702    + 421
<3>(7.19)21702ーー
(1)(7.19)21702ーー(7.24)20627    ー1075
(2)(7.24)20627ーー(7.29)21284    + 657
(3)(7.29)21284ーー

 [1] (7.29)21284ーー(8. 1)20524    ー 760
 [2] (8. 1)20524ーー(8. 2)21188    + 664
 [3] (8. 2)21188ーー

今日は、20428円をポイントに考え、そこを守れれば、21000円近辺 (<3>の半値戻し)までの戻りがあり、もし、割れれば、後者の波動のパターン となり、20000円割れは、避けられない展開となるであろう。

(総括)
 今日は、債券、株式が同時に200日移動平均をそれぞれ、上に、下に切る展開 となった。これで、昨年7月からの、債券安、株高のトレンドが変わった可能性が 非常に強くなった。
 90年から、円高、債券高、株安のトレンドがメイン・トレンドであり、昨年の 夏からは、その調整トレンドに入っていたのである。その調整トレンドが終わり、 今や、再び、メイン・トレンドに復帰した模様である。この1年余りのトレンドに 慣れた頭を切り替える必要がある。

(相場のポイント) ”放れにつけ”
 今日は、債券相場で、大きな節といわれた、119.49を抜き、そこから、 相場は、上に放れた。このように、長いもみ合いを経た後、大きな節をトライして そこを抜け、上又は、下に放れた場合、相場の鉄則として、放れた方につかなけ ればならない。今日の、債券の場合は、上に放れたので、119.50がついた 時点で、買わなければならないのである。厳しい言い方になるが、119.50を つけた後に売った人は、相場の基礎も知らないということになる。
今日の119.49をめぐる攻防は、債券相場の関ヶ原であったのである。当然、 東軍は、買い方である。今日、もし、売った方は、明日は、売りポジションを解消 し、買いポジションを持たなければならない。良く、こんなに上がってしまった から買いたくないという人がいるが、大間違いである。昨日と今日とでは、相場の 意味合いが全く変わってしまっているのである。死んだ子の年を考えてもしょうが ないのである。トレンドが形成されれば、今日の数十銭や1円等をはるかに超える 上昇トレンドが期待できるのである。早く、乗ったもの勝ちである。

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