迷走録 2003年10月

 

平成15年10月26日

英語音声学研究会著「大人の英語発音講座」(日本放送出版協会)を購入した。帯に「英語音声学の精鋭によるコンパクトでダイナミックな発音指導書だ。カタカナ表記から入る大胆さと、ていねいな説明で、リラックスした大人の気分でわかていける。これで、まだ間に合う。−遠山顕」とあったので買いました。新しい知識もいくつか手に入ったけど、わたしの場合、重要な項目については知っている情報がほとんどだったので、特に絶対読まなくてはというほどのものでもなかったです。ただ、音声学の泰斗竹林滋氏のお弟子さんたちが書いているので、いちいち疑いながら読む必要がないのはよかったです。というわけで、もし万一、仮にあれっと思うようなところがあったとしても、よほどの裏付けと無謀と同義語に近いほどの勇気がなければ、口にしてはいけません。文字だけでなくCDで実際の音の情報があるとわかりやすいかなとは思いました。

最近は、刺激がなくて勉強が停滞しています。英語を上達させたくて大学院生になったのに、直接実技にかかわる練習時間がほとんど取れなくなってしまうとは、おかしなもんだ。発音もカタカナ、発音記号の知識も怪しいという音声学専攻の院生(他校です。教授陣にもときどき変なのいます。これも他校です。)もみかけましたが、だんだん事情がわかってきました。わたしも院生になってからは、進歩がほぼ止まっています。わずかな進歩も、院の勉強とは直接関係のないところで起きています。今のシステムだと、もともと英語ができる人が、研究しないと実用的な成果はなかなか出せないような気がします。やっぱり、どう考えてもおかしなもんだ!

 

平成15年10月19日

最近、師匠に連絡もしていないので、Autumnal Greetings !なる件名のメールを頂いてしまいました。季節の挨拶から始まって、それとなく元気でやっているかとお声を掛けていただきました。ありがたいお言葉、ちょっぴり師匠の元気を分けてもらったような気分です。何が変わったわけでもありませんが、気分は、なごみました。しかし、レポート等の課題を考えると気分は、再び重くなります。はぁーっ・・・。

週に1回の週間STが乏しい英語に関する情報の全てのような日々が続いています。今は、健康をキープするのが重要ですが、節制ばかりでは、ストレス溜まるし、新しいことを精力的に始める時間も体力の余裕もないし、妙に何か満たされない日々が続いています。はぁーっ・・・。再び、ため息だっ!

 

平成15年10月13日

久し振りにイギリス英語の本を購入しました。サマンサ・リーレンス著(編集:cafeglobe.com)「イギリス英語でとっさのひとこと<CD付き> 」(語研)とミツコ・ホフ著「CD BOOK イギリス英語を話そう−イギリスで通じる英語を、イギリス流に話したい」(明日香出版社)の2冊です。両方ともざっと目を通し、CDを聞いてみました。どちらかといえば、「イギリス英語でとっさのひとこと<CD付き> 」が良かったかなという程度です。そのうち気が向いたらここに感想を書きます。

それから、長年とり続けていたデイリー読売を止め、週間STにしました。こちらの方が読み切れるし、週に一回というものストレスが溜まりません。週間STは、簡単すぎないかと思っていましたが、結構ためになります。なにより気楽に読めるのがいいです。しばらく続けてみようと思っています。

 

平成15年10月5日

イギリス英語ではないですが、発音の教材を買いました。平成14年6月2日の迷走録に、Hummingbird について書きましたが、ハミング発音スクールが、「英会話の為のボイストレーニングシステム」:ハミング8メソッドの教材を販売しました。DVD3枚中1枚だけ見ましたが、なかなかいいです。発音の基礎の基礎が取り上げられているので、Hummingbird の練習をしたが、どうも音が英語らしく響かないという人は、一度試してみることをお勧めします。一通りやってみたら、また感想を迷走録に書くつもりです。

相も変わらず、大学院のテキストの進み具合は大丈夫だろうかというほど遅いです。アロマセラピーの方は、気に入ってほとんど毎日やっています。貴重な癒しの時間になっています。くつろげる時間が取れるというのは、いいことだ。

 

 

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