迷走録 2002年6月

 

平成14年6月30日

イントネーションの勉強は、細々と続けています。チャンクについては、問題数が少ないので覚えてしまうといけないという理由でときどきしか解きません。問題を解いてみたら、今日は25問中22問正解でした。前回より1問正解が少なくなりましたが、前回つまずいたところは一応クリアしたようです。今回は解答のスピードを上げて、極力聞き返さずにやって、この結果なのでまあまあのできだと思います。

前回つまずいたところは、一応本当にわかったようで、聞いて瞬間にわかります。チャンクの問題についてすべて瞬時にわかるようになったら、FocusPitch と順を追って進めていきたいと思います。

それから、久しぶりに前にやっていたイントネーションの問題をやってみたら、正答率が66.7%(5月2日)から80%にUPしていました。単語を聞いて8種類のイントネーション・パターンから選ぶものだけど(レベルの高い文章バージョンもあるけど今はやっていない。)、High Fall High Rise の正答率は100%になりました。実感としても、以前よりすごく楽になったし、いくつかは聞いた瞬間にわかるようになりました。

チャンクの練習でイントネーションが聞きやすくなった気がしていたのですが、数値としても表れています。去年の5月に初めてやったときは、難しい文章バージョンですが、正答率10%でした。あまりに難しいので、単語バージョンができたと思うのですが、それにしてもイントネーションについては、ほとんどゼロの状態から、よくここまで来たものだと思います。

今日は、DVDで「紅の豚」を見ました。英語で見たのですが、いまいち細かいところがわからなかった。途中少し寝てしまったようです。いろんな英語がでてきたけど、イギリス英語はなかったようです。すくなくともRPはなかった。

 

平成14年6月25日

りおさんからメールをいただきました。「一見ちゃらんぽらん」って表現はちょっとまずかったかなあ。Linksのページと同じことを書きたくなかったので、こうなってしまったのですが、これでもどう紹介しようかずいぶん迷ったんですよ。

リンクの件。
こちらも有難うございます。
ご紹介文も読ませて頂きました。
「一見ちゃらんぽらん」!!これ、ツボにはまりました。
今日1日、笑って過ごせそうです〜〜^^
でも、誉めていただいているのだと、理解することにしました。
あの貧相なサイト、もうすこし手をかけなければ、と常々思ってるんですがね。
ま、誰に迷惑かけるでもないし、いいか。。
先ず、もうすこし英語をしっかりさせるのが先ですね。

英語で会話をしようという人は、りおさんのホームページを一度は読んでみるといいと思う。単に勉強ができるだけじゃ、いい会話はできないと思う。内容がなきゃ話しが続かないから、話す内容も重要だけど、単に内容だけそろえたからいいというものではなくて、やっぱり最後はその人の姿勢とか人柄だよね。その点で掲示板でのやりとりは、参考になると思います。今いったような英語に対する姿勢は、わたしが今はなき某英語学校で学んだことです。りおさんは、その学校にいっていたとしたら、絶対先生に気に入られそうなタイプだと思うな。

てな訳で、りおさんのホームページは、自分も気に入ってるし、お勧めだと思っていたのですが、うまい紹介文が思い浮かばずに今までリンクしていなかったのです。

しかし、よくよく考えたら、どこにもりおの英語の・・・なんて書いてないので、話題が英語だけでなくっても、「ちゃらんぽらん」なわけでないですね。先日も、kujila さんと「思いこみって結構あるんだよねぇ。」とメールでやりとりしていたばかりなのに、いきなり大きな勘違いです。まあいろんな意見があると思うけど、りおさんのホームページはいいと思うな。

 

平成14年6月23日

先週書いたイントネーションの勉強を細々と続けています。今日解いたチャンクの問題は、25問中23問正解でした。まあまあの正解率になったと思います。あとは、瞬時にわかるように瞬発力をつけることが課題かな。

この1週間は、結構たくさんメールのやりとりをしました。みんな、がんばってるなと思いました。自分もやらなくてはと思いました。やりとりのなかで、自分について、いろいろ考え直す機会がもてました。これも必要なことだと思います。

それから、リンクを2件追加しました。イギリス在住の kujilanat)さんのUK パイプライン UDA式発音トレーニングを受けられた経験のあるりおさんのIO’S WEBSITEです。

ちょっと人生について深く考えてみようなんてときは、UK パイプライン Self-talk : 独り言の部屋 (単に思った事)あたりをのぞくのもいいかも知れません。そうじゃなくても、結構読み応えのあるページが多いです。掲示板もいいです。

りおさんのIO’S WEBSITEのほうは、一見ちゃらんぽらん(失礼!)のようにみえて、実は、ちゃんと押さえるところは押さえているといった感じのサイトです。英文日記なんかもこまめに更新されています。なんとなく、読んでいて元気になるサイトかな。

そういや、最近DVD見てないや。なにかいいのないかな?

 

平成14年6月16日

えみーるのサロンで掲示板に書き込んだところ、えみーるさんのいわれるように『なんか、えらい物議をかもしだしてますね』状態になってしまって、事態収拾に向けてたくさんの時間を使い自分の英語の勉強はほとんどできませんでした。(って、前にどこかほかの掲示板でも同じようなことが、あったような気が、・・・。)

最近、掲示板への書き込み恐怖症になりそうです。

問題になったのは、data の発音で、「ダータ」と発音されるのは、イギリス英語かアメリカ英語かというものです。みなさんも興味があったら、掲示板をのぞくか、OALD等のイギリス系の辞書で調べてみてください。

細々とですが、イントネーションの勉強を再開しました。今日も少しやりました。この一週間で少しずつイントネーションがよく聞こえるようになっていたのですが、今日チャンク(chunk)というものを初めて勉強しましたが、なかなかいいです。

チャンクは、「information-unit」・「tone-unit」・「tone-group」・「intonational phrase」・「word group」とも言われますが、要するに文の区切りです。「んなこたーわーてるよ!」という人も多いと思いますが、実際の音声で練習してみるとなかなか手強いです。これを練習するとイントネーションの勉強に役立ちそうです。実際今日効果を実感しました。これがマンネリ打破のきっかけになればいいのだが、・・・。

 

平成14年6月9日

先週数年ぶりにイギリスのホストファミリーに電話しました。電話番号は変わってなかったのですが、引っ越しをしていたので、住所を電話で聞いたのですが、これが難しかった。ついでに、メールアドレスも聞きました。前よりは、格段によくなっていたのですが、まだまだ実力不足を感じました。

昨日は、これまた数年ぶりに、RPを話す先生に電話しました。出だしはスムーズにいったので、結構普通のスピードではなしてくれたのですが、途中でつまったらスピードゆっくりの手加減モードにシフトしてしまいました。

日本にいると、ある程度のレベルまでいかないと、ネイティブも自動的に手加減モードに入ってしまうので、上達しにくいのだと思いました。

本来なら、支えたところに、語彙や発音上の問題があるのに、それを避けて、ほかのところまで、ゆっくり発音して、語彙も選んで話されては、全然練習になりません。

たまたま、続けて2人と話す機会があったので、これではいけないと実感したのですが、人の話を聞いただけでは、どこか人ごとのようで、なかなか本当の意味で気がつきません。また、例え気がついたとしも、これといった対策の立てようがないのも残念です。

やはり、わたしも例外に漏れず、インプットの量が全然足りないので、肝心なときに言葉が出てこずに、説明につまってしまいます。そして、つまると、そこで相手はいきなり手加減モードになってしまいます。

ひとりの時に、手持ちの表現を増やし、発音やイントネーションやスピードも練習しておかないと、漫然とレッスンだけ受け続けても、日本人慣れしていないネイティブにはいつまでったても苦戦するということを実感しました。とりあえずは、手持ちの表現を増やすことをやってみようと思います。

 

平成14年6月2日

30音でマスターする英会話の「30音DVDレヴュー」に書き込みをしたところいくつか質問がでて、それに答えるのに時間を使い自分の英語の勉強はほとんどできませんでした。

内容は、主に Hummingbird についてです。そこに「わたし自身は、アメリカ英語を発音するときは、Hummingbird のRで発音しています。」と書いたように、Hummingbird は、結構気に入って練習しました。今でもアメリカ英語の発音を練習するときは、Hummingbird 方式でやります。Hummingbird の練習をやっている人は、Rをのぞいて、UDA式でも無理なく練習できると思います。実際、わたしも、ときどきUDA式でも発音の練習をすることもあります。

しかし、UDA式の練習だけしている人が、Hummingbird 方式でやろうとすると、Rだけでなく、ほかでもそうとう苦労すると思われます。あえて違いを書けば、UDA式は、どちらかといえば短期完成向けで、Hummingbird 方式は時間をかけてクオリティーの高い(たとえばアナウンサーのような)発音を修得するのに向いているように思います。

イギリス英語を練習する人で、どうしても英語らしい発音の仕方を学びたいという人は、お金も手間もかかりますが、Hummingbird 方式で練習すると効果があると思います。具体的には、イギリス英語をマスターする「STEP2英語らしい発音の仕方を学ぶ」を読んで、30音をイギリス英語の練習に使うためのアドバイスの「30音」を「Hummingbird」に読み替えて練習するといいと思います。

あのページを書いたときは、まだ、Hummingbird のビデオを購入していないか、購入していても Hummingbird をしっかり理解する前に書いているので30音を勧めていますが、現時点では、イギリス英語の練習とアメリカ英語の練習の両立という点では、Hummingbird のビデオのほうをお勧めします。細かい理由もあるのですが、実際に両方やろうという物好きな人は少ないと思うので省略します。

両立という点以外でも、イギリス英語の発音にこだわる人は、RPやBBCのアナウンサーの発音のイメージが頭のなかにあると思うので、Hummingbird のビデオのほうが向いていると思うのです。

 

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