迷走録 2002年3月

 

平成14年3月31日

ご存じかもしれませんが、4月からNHKラジオの番組が変わって、英語リスニング入門が始まります。講師はなんとあの『英語音声学入門』の松坂ヒロシ先生です。テキストとCD買いました。なかなかよかったです。まあー、アメリカ英語なのは、ひとまずひとまず置いといて。ウリはネイティブの容赦ないスピードかつ生活雑音入りで手強いとのことでしたが、なんや、全然ふつーうやんという感じでした。(全部はっきり聞きとれるっつー訳じゃないねんけどな。)

久しぶりに、昔NHKのテレビ英会話でやっていたがんばれウィリアムのビデオを見てみたら、当時はほとんど聞き取れなかったのに、今ではほぼ聞き取れるようになっていました。一応意味はとれて、話の筋はわかるというくらいのレベルですが、格段の進歩です。ただ、昔見て粗筋はなんとなく覚えているので、そのうち初めての英国ドラマで、どれくらい理解できるか試してみたいと思っています。ただ4月から仕事の担当を変わるので、当分は残業等で新しいことをやる気力はなさそうです。

 

平成14年3月24日

やっと21日(木)に、ワードパワー英英和辞典増進会出版社)を見つけて買いました。Z会の書籍の品揃えのいい書店を思い出したので、もしかしてと思って行ってみたら、その書店では山積みされていました。ないないと探していたのに、山積みされているとなんか気が抜けてしまいましたが、思い直して購入しました。

ざっと見た感想は、「悪くはない」です。編集主幹がカタカナ表記で有名な人なので、嫌な予感がしていたのですが、趣味が悪いです。英語の発音解説ではアルファベットを発音記号と「実際の英語に近いカタカナ表記」(ママ)で表しています。発音記号は、原典の OXFORD wordpower Dictionary から一部変更されています。ちょー悪趣味です。音声学については、有名な正統派の教授のテキストや、正統派の教授の監修の辞書で学びましょう。日本でいえば、例えば竹林滋氏や松坂ヒロシ氏でしょう。イギリスならば Professor John Wells あたりが間違いないでしょう。イギリス英語を勉強するみなさんは、発音だけは他の辞書で引き直しましょう。

発音以外では、悪趣味と思われるところはありません。ただ、和訳で一か所、自分は(そして恐らくわたしの先生達も)こちらの意味では使わないという訳例がありました。例文の訳も鵜呑みにせずに、参考程度にして、センスは他で磨いた方が良いでしょう。誤植と思われるところも見つけました。せっかく元の辞書にいいものを使っているのだから、しっかりしてよと言いたくなります。

悪いことばかり書きましたが、英英和については、他の選択肢がない(他にも出版されている/されていたものはあるようですが)ので、あら探ししながら使ってみることにしました。くどいようですが最後にもう一度、もし発音記号をしっかり勉強したことのない人でワードパワー英英和辞典を使ってみようという人は、「イギリス英語を勉強するみなさんは、発音だけは他の辞書で引き直しましょう。」というアドバイスを忘れないでください。

 

平成14年3月17日

実物はまだ見たことがないのですが、Z会(増進会出版社)からワードパワー英英和辞典という辞書が発売にされているようです。【本書の特徴】によると「使える英語力を身につけるための,まったく新しい辞典.英英辞典と英和辞典のハイブリッド形式.細かい語法や難語にとらわれず,やさしい英語で理解して,やさしい英語で発信する力を高めます.」とあります。「1.英英辞典(OXFORD wordpower Dictionary 2nd edition)のコンテンツをすべて収録」「2.定義・例文の全訳+訳例付き」「3.コラム・イラスト新規追加」とあるので、OXFORD wordpower Dictionary がベースになっていろいろ日本人向けに作られているようです。

本屋で見かけたら購入しようと思っているのですが、見かけませんでした。好評で売り切れなのか、それともあまり話題になっていないのだろうかと気になります。OALDベースだったら、すぐに探し回ってでも入手するんだけど、ワードパワーはそれほど気に入っていないので、もう少し様子を見てみようかなと思っています。

3月10日に書いた「気になる Phrasal Verbsを覚える」ことは、暇なときには、まだやっています。語彙については他にもやっておきたいこともあるんだけど、ひとりでやってるとなかなかモチベーションが高まらないんだよね。

 

平成14年3月10日

先週からときどき、Oxford Phrasal Verbs Dictionary for learners of English という辞書をぱらぱらとめっくって、気になる Phrasal Verbsを覚えるということをやっています。定義も例文も気にいっています。Oxford のものは全般に気にいっていますが、この辞書は、イメージのつかみやすい例文が多いので分りやすくていいです。

巻末の GUIDE to the PARTICLE も、結構役立ちます。副詞や前置詞の基本的な意味が Phrasal Verbs の例を挙げて説明してあります。他にも興味深い情報があります。例えば、about については、 About is used in approximately 120 verbs (2%) in this dictionary. と書いてあり、どれくらいの動詞と結びついているのかわかっておもしろいです。ちなみに総収録数は6,000です。

最近は、マンネリ気味でずっと低空飛行です。当分は、このスランプから抜け出せそうにありません。まあ、今回のは根が深いので、時期が来るまでは、どうしようもないと思いますが、・・・。その気になったときに集中できるように、せいぜい環境(条件等)でも整えておくことにしますか。

 

平成14年3月2日

今日から3月4日月曜日まで、九州に行って来ます。太宰府にお礼参りに行って来ます。梅も見頃だろうし、曲水の宴という儀式に日程を無理矢理あわせたので、今週は日曜日には更新できません。

最近は、漢辞海という漢和辞典にはまっています。よくできた学習英和辞典のようなつくりになっているので、ぱらぱらめくって、読みあさっています。いずれは、英検1級もとりたいので、漢字も勉強し直さなくてはと思っていたのですが、その前に漢検ってのもありかなと。

英語の方では、Tell me Moreというソフトが気になっています。レベルの目安は、「はじめて編」がTOEIC 250 英検4級、「基礎マスター編 」がTOEIC 400 英検準2級、「レベルアップ編 」がTOEIC 780 英検準1級、「ビジネス編」TOEIC 900 英検1級だそうです。ちなみに「学習する言語はイギリス英語です」とあります。「音声認識を活用、リアルな会話練習が楽しめる。※認識レベルは7段階で調整可能」というところも気になります。どうせ買っても、一生懸命やるのは最初のうちだけだろうし、今月は九州行きでいきなり大出費なので、購入を迷っています。

 

 

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