平成14年4月28日
ゴールデンウィークに突入して2日めですが、英語に関しては平日並みの密度でしかやれてません。時間があると、だらだらしてしまって。ただ、自由になる時間が平日に比べて格段に多いので、1日あたりの量としては平日と比べものにならないほど多くなりますが、・・・。
しかし、こういう力を抜いてだらーっというのも、考えてみれば贅沢な時間の使い方かも知れない。余裕というのも大切ですよね。
発音については、A. C. Gimson と J. D. O'Connor & G. F. Arnold と Roger Kingdon の著書を読み比べながら理解を深めつつあります。理解が深まるきっかけになったのは、Kingdon の著書にあった「Every complete utterance must have at least one kinetic tone.」という一文でした。すなわち、ひとつの完全な発話には、最低でもひとつピッチの変動のある kinetic(動的な)トーンがなくてはならないということです。
単語ひとつでも、それで完結するならば、第一アクセントのピッチが変化しなくてはいけないということになります。さて、では、その kinetic(動的な)トーンの種類ですが、 J. D. O'Connor & G. F. Arnold では6種類、 Roger Kingdon では、なんと36種類もあります。
36種類といっても、ひとつの単語(シラブル数)に起こるのは20種類で、しかも、Normal と Emphatic は、型自体は同じで、違いは動きの大小だけなので、10種類と考えてもいいと思います。ようするに強調して話そうとすれば、ピッチの変化は自然に大きくなるので、Normal と Emphatic の使い分けは自動的にできると思います。
わたしとしては、まず日常会話で頻繁に用いられるという高落下型で練習してみようと思っています。この高落下型(The High Drop)というのは、O'Connor と Arnold の著書で使われているイントネーションの用語です。イントネーションの用語は、それぞれ違っていて、Gimson は「下降核(falling nucleus)」の「高下降(調)(high fall)」、 Kingdon は、kinetic(動的な)トーンの用語と同じ高下降調(High Fall)です。(たぶんこれでOKのはず。まだしっかり読み込んでいないので、少しあやふやですが、・・・。)
上の用語は、kinetic(動的な)トーンの用語なら全て高下降調(High Fall)になります。単語の場合、簡単にいってしまえば、アクセント(ストレス)=イントネーションなので、高下降調の練習をやって正しくできれば、イントネーションもOKなわけです。厳密にいえば、イントネーションは、アクセントだけでなく、文法(意味)上の違いも表すので、より複雑ですが、・・・。
Gimson の本におもしろい説明があります。She can は、insult(n) = IN. SULT や insult(v) = in. SULTの型にはなっても、beacon = BEA. conの型にはならない。SHE CAN か she CAN であって、*SHE can にはならないということです。(ここでは、フォントがないので、大文字&太字が第一アクセント、大文字が第二アクセント、小文字がアクセントを受けない音節としました。)
ほかにも、How can she? は、quantity や uncertain と同じアクセント・パターンになっても、encounter と同じアクセント・パターンにはならないなんてのもあって結構おもしろいです。
この休みは、基礎的な単語について、個々の音とアクセント(ストレス)≒イントネーションを練習して、文のイントネーションへの stepping stone にしたいと思っています。
平成14年4月21日
例の新基礎英語2ですが、週に2回くらいは聞けています。けっこう続いているので自分でもびっくりしています。来月になれば仕事も少し落ち着くので、より集中して聞けるのではと思っています。まあ、このままやる気が持続していればの話しですが、・・・。
しかし、来月の英語をどうのこうの考える前にやることがある。そう、ゴールデンウィークを気持ちよく迎えるために、今週は気合いを入れて仕事を片づけなくては!休日出勤なんてのだけは避けたいと思う。
昨日は、やっと「ブリジット・ジョーンズの日記」のDVDを購入することができました。字幕なしで見たけど、なんとなく筋が追える程度かな?音だけ拾って意味を考えないならかなり拾えるのだけど、意味を取ろうとすると全然追いつけない。もう一度字幕有りでみてストーリーを楽しもうと思っています。
平成14年4月14日
少し続けてみようと書いたNHKラジオの新基礎英語2ですが、最近聞いているうちに眠ってしまいます。MDに録音してあるので、最初のうちは聞き直していたのですが、録音だけで聞かない日もでてきました。なるべくリアルタイムで聞くのが良いとは思うのですが、なかなか、・・・。ひとりでやってると、なかなか続きません。気分転換にイントネーションの本も読み始めました。
実はドイツに注文していた Roger Kingdon のThe groundwork of English Intonation が11日に届いたのです。この本は2月17日から48時間以内に発送されるはずであったのに、なんと届いたのは4月11日でした。最初のメールでは「The bookseller processed this order on February 17, 2002. Your order will be shipped within 48 hours of this date. Expected delivery time will be within 8-14 business days from the date of shipment.」といっていたのに、なかなか届かないので、BuyerOrderTrack で調べると「Status: Shipped Date Processed: February 27, 2002 Estimated Delivery Date: On/Before: March 09, 2002 」となっていた。どこが、48時間以内じゃい!しかも BuyerOrderTrack の予想の配達日より1月あまりも遅れるとは!!
ともかく無事に届いたのはうれしかった。この本も多くのイギリス英語についての本と同様絶版で、しかもなかなかみかけないんだよね。一応これで、イントネーションについて読みたい最低限の本が揃ったので、そのうちイントネーションについてまとめてみたいと思っています。例によって、いつになるわかりませんが、・・・。なんだか、いつかまとめるといってそのままになっているものが、だんだん増えてきた。
「これはおもしろい。もう少し調べてみよう!」と思ったときに「いつかまとめるつもりです。」と書くんだけど、自分で一通り納得すると、急に書こうという気がしぼんでしまうんだよね。そういうわけで、もしもいつかまとめるつもりですといったもので気になっているのがあったら、リクエストしてみてください。やる気になるかもしれません。ただし、あまりプレッシャーはかけないでくださいね。まあ、これからもぼちぼち行こうと思ってます。
平成14年4月7日
4月から始まったNHKラジオの新基礎英語2ですが、聞いているうちに気に入ったので、とうとうテキストとCDを購入してしまいました。基礎とはいっても、テキストを見ないで完全に聞き取るのは結構大変だと思いました。'I hope you are happy here.' のように簡単な文も、you are が yoh のように発音されるので、知識としては知っていてもなかなか、・・・。純粋に音で聞くのは難しい。意味を考えながらでなく、音で聞いてわかるというのが目標なのですが、繰り返しによる慣れが必要のようです。発音としては、they are = their や you are = your となることがあるということを、知識として知っているだけでは不十分ということをイヤというほど実感しました。前々から、一度聞き取りやリピーティングを丁寧にやらなくてはと思っていたのですが、この教材は自分のレベルにも趣味にも合っていそうなので少し続けてみようと思います。
平成14年4月3日
4月から始まったNHKラジオの英語リスニング入門を聞いています。結構気に入りました。2日同じプログラムが流れるのも気に入りました。英語リスニング入門を聞くついでに、新基礎英語1・2・3も聞いています。特に新基礎英語2のネイティブは2人ともイギリス人で、しかも自分がリピーティングのモデルにしたいと思っていたような話し方なので、気ままに練習しています。いつまで続くか分りませんが、・・・。