迷走録 2004年3月

 

平成16年3月7日

昨日と今日は忙しかった。それで師匠のお見舞いに行けないのは分っていたし、「全て正常に戻ったら連絡する」とも言われているし、あんなそんなで電話もしにくくて、結局電話できなかった。気にはなっているのだが、・・・。

話しは変わりますが、なんとまだ、レポートが2科目返送されていません。問い合わせたところ「講評が遅れている=評価をつけがたい、ということでは決してないので、誤解のないよう…。」という回答が返ってきました。それでも気になります。それに在宅試験の提出期限はどうなる?もうすぐ年度が変わってしまうぞ。来年度の履修科目も決めなくてはいけないのに!

TA(大学院の事務の方)とのメールのやりとりを少し。『英語学研究の在宅試験を受領報告ありがとうございました。実は完成が締め切り当日の昼になったので持参しました。某先生によると「クリエティビティーは、締め切り後に最大値に達する。そうですが、締め切り日当日なので、クリエティビティーは、かなり最大値に近づいていたのではないかと思います。(笑)院生としては締め切り破りはできないので、院生としての最大値のはずです。』とのメールに対して『英語学、確かにクリエイティビティは最大限に発揮されていたようです。今日、評価がでまして、Chikashi(本名は秘密だよ)さんはAでした。お疲れ様でした。』と回答をいただきました。

英語学(統語論)はおもしろかった。文法も深く学ぶと役立ちます。こんなに頭の中がすっきりするとは思わなかった。音声学以来の衝撃かな。レポート地獄がなければ、一生やらなかったろうな。文法も学習理論もネット上や学習ノウハウ本で一般に言われていることとは、ずいぶん違います。師匠が生徒をどんどん伸ばしていくのも、こういった理論に叶った方法で教えていたからだということがよく分りました。実技(師匠のレッスン)と理論の両方に触れたからよく分ったのだと思います。大学院の教授にしても師匠にしても、本物は違います。本物に触れるということは大切ですね。

 

平成16年3月14日

ようやくレポートが1科目返送されてきました。しかし、まだ1科目返送されていません。在宅試験の提出期限が厳しい。在宅試験が通るかどうかで、来年度の履修科目も変わってくるのに、ちっとも予定が立てられない!

話しは変わって、迷走録の平成13年5月6日に書いたイントネーションをあてるプログラムですが、今年の成果は1月からの正答率は71.4%(以下全て今年分の累積)、2月からで71.8%、3月からでは74.3%と少しずつ進歩しているようです。最低は2月11日の56.0%で、最高は2月23日と3月13日の90.0%です。ちなみに今日は80.0%でした。イントネーションのパターンは7種類なので、偶然に当たる確立はかなり低いはず。1回に30問、気が向けばもう少しやっています。

2001年は7回やって49.1%。2002年は5月2日に1回やって46.0%。あまりにひどいので、文のイントネーションのプログラムを中止して、単語のピッチ(パターンはイントネーションと同じ7つ)に切り替えました。ロンドン大学夏季英語音声学コース(UCL Summer Course in English Phonetics 2002)を目指して5月2日から7月28日までに6回やって81.5%、最低が5月2日の66.7%で最高が7月14日の88.0%でした。

お陰でロンドン大学では落ちこぼれることなく何とか付いていけました。フェアウェル・パーティの直前に、担任のセッター先生がご主人に私を紹介してくださったのですが、そのとき、なんと「Chikashiは、イントネーションの(7つの)パターンがほぼ識別できる」といわれたのでした。ご主人は、ほー、すごいじゃん♪というようなリアクション。それで、なんとセッター先生がその場で問題をだして答えるはめに。私の答えられそうなパターンを選んでくれたと思うのですが、見事正解!「いやー、すごい!!」ということになりました。どんな質問で、なんと答えたか、全然覚えていません。

2003年は、一度も問題を解いていませんでした。というよりロンドンから帰ってから、今年の1月9日まで一度も問題を解いていませんでした。ロンドンから帰ってからは、大学院に入るための準備に追われ、入れば入ったでレポート地獄でした。ロンドンでセッター先生にお願いして特別に録音していただいたイントネーション練習用のテープを活用しなくてはとは思うのですが、セッター先生の録音はさらに細分化されたパターンのものなので、混乱しないように例のプログラムで基礎からやり直し、実力が安定したら活用させていただこうと思っています。気軽にセッター先生なんて書いていますが、Dr Jane Setter は、あの有名な English Pronouncing Dictionary の editor なのです。うーん、またロン大の Summer Course に行きたくなってきた!

 

平成16年3月21日

ようやく最後のレポートが返送されてきました。ああ、前回の在宅試験の提出も終わっていない。期限が迫ってきている。来年度の履修科目も考えなくてはいけない。相変わらず、締め切りに追われている毎日です。

例のイントネーションをあてるプログラムですが、ついに3月18日に100%を達成しました。まだ完全ではないので、間違える日の方が多いです。・・・っていうか、100%はまだ1回だけです。3月13日以降では、80%を下回ったことはないです。少しずつですが効果は出てきているようです。

した。相互リンクしました。興味があれば、一度覗いてみてください。

 

平成16年3月28日

前回の在宅試験の提出は終わり、あと一つ在宅試験を残すのみ。締め切りは3月31日。書くことは決めたが、まだ一行も書いていない。あと3日しかない。ああ、まだまだ、相変わらず、締め切りに追われる毎日が続いています。

例のイントネーションをあてるプログラムですが、ついに3月27日に3回目の100%を達成しました。しかし今日は83.3%です。あれからも80%は達成していて、3月13日以降では、80%を下回ったことはないです。少しずつです効果は出てきていますが、後一歩の飛躍が欲しいところです。

 

 

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