平成13年4月29日
先週『速読速聴・英単語 Advanced 1000 』(増進会出版社)を買ったばかりですが、昨日もっといい本を見つけたので買いました。
同じ増進会出版社から Oxford Book Worms Factfile CD Book シリーズが出ていました。いくつかのタイトルがあったのですが、内容で(イギリス英語で吹き込まれていそうなもの)選んで、Diana, Princess of Wales と Disaster! を買いました。(2つともイギリス英語で吹き込まれていました。)
本の帯に『今までの対訳本ではどうもピンとこなかったすべての方へ Z会が提案する「サンドイッチ訳方式」(「俯瞰的読解法」特許2860456号) 導入→通読→検証の3ステップで着実に「英語を読む力」を伸ばす!』とあります。ちょっと仰々しく書いてありますが、やってみると意外にいい感じです。
方針も訳のセンスも気に入りました。(イギリス英語の教材では、)最近にないヒット作だと思いました。
肝心の吹き込まれているイギリス英語も気に入りました。でも、読む方が楽なのでしっかり聞かないまま終わりそうな予感がします。最近どうも楽な方へ流れがちでいけません。
平成13年4月22日
今日は、久しぶりにK國屋とM善に本をあさりに行ってきました。結構良さそうな本がいくらかありましたが、一度にあまりたくさん買っても使い切れないので、とりあえず『モノカタ』と松本茂監修『速読速聴・英単語 Advanced 1000 』(増進会出版社)を買いました。
『速読速聴・英単語 Advanced 1000 』の【このような方にお勧めします】に、「1)上級レベルを狙う方。具体的には、TOEICテストスコアが現在600〜700台で、800台、さらには900台を狙う方。英検でいえば1級を狙う方。2)英字新聞・雑誌や放送英語、インターネットの英語などを大きな不自由なく、読み[聴き]こなしたいというすべての方。」とあります。
そろそろ上級者の仲間入りをしたいので、『速読速聴・英単語 Advanced 1000 』でも、ちょっとやってみようかなと思っています。でも、どうせイギリス英語でないから、すぐに飽きそうですが、・・・。
イギリス英語をやろうとすると、いつまでたっても苦労がたえません。まあ、少々の苦労はあきらめるしかなさそうですね。
平成13年4月15日
忙しいので、ちっとも体調が戻りません。英語の方も停滞です。
4月15日は11時10分まで働きました。夕飯は、家に帰って11時50分に食べました。(昼からそれまで働きづめでした。)さすがに疲れました。この時期は例年仕方がないとは思っていますが、せめて8時には終わりたかった。この時期は忙しいといっても、せいぜい週に3・4日程7時から8時くらいまで残業するだけだから、あまりえらそうなことはいえませんが、・・・。
早く5時から男(古い!!)の生活に戻りたい!
ちょっと嗜好を変えて「ジュビリー」(Jubilee)か「レザー・ブレイド」(Razor Blade Smile)のDVDでも買ってみようかな?なんでも「ジュビリー」は錬金術師ジョン・ディーとエリザベス女王が1587年から現在のロンドンに旅にでる話だとか。もう一方の「レザー・ブレイド」は1850年に死亡した美女リリスが、吸血鬼の血を引く伯爵によって永遠の命を与えられ現代でヒットマンをするというアクション・ホラーだそうです。両方とも最近発売されたばかりの英国映画のDVDです。
次回には、何か成果を報告できるといいのですが、・・・。
平成13年4月8日
今回は、ギムスン(A. C. Gimson)の Gimson's Pronunciation of English の(第6版)から /u:/ の新しい傾向を紹介します。
第5版にはなかった /u:/ の variant: newer unrounded realization of English /u:/ が、第6版には載っています。
この新しい /u:/ は、日本語のウーに近いので、発音するときに前ほど口を強く丸める必要はなくなりました。
それによって、advice to foreign learners にある日本人へのアドバイスも、should add fairly close lip-rounding.から、 should introduce some more lip-rounding.に変わりました。
参考までに、それぞれの該当個所を引用しておきます。
Advice to foreign learners(第6版)
The unrounded back vowel of Japnese may involve considerably more lip spreding than the newer unrounded realization of English /u:/ and Japnese learners of English should introduce some more lip-rounding.
Advice to foreign learners(第5版)
...and those whose own close back vowel is unrounded, as in Japnese, should add fairly close lip-rounding.
これでまた一段とイギリス英語のほうが、アメリカ英語よりも発音しやすくなりました。最近はイギリス映画も元気がいいので、だれか日本人むけの最新のイギリス英語の発音教材をだしてくれるといいのですが、・・・。
平成13年4月2日
3月25日の迷走録に書いたギムスン(A. C. Gimson)の Gimson's Pronunciation of English の(第6版)におもしろいことが載っていたので紹介します。
よく最近は日本語が乱れたとかいわれますが、イギリスでも同じような傾向が、・・・。(イギリス人がそれを嘆いているかは、学術書なので載っていませんが、・・・。)
第6版の7章の Recent Innovations に「The over-frequent use of a 'checking' high rise on declarative sentences in conversational narratives, where some from of fall would previously have been expected, e.g. (the mark´ indicates the high rise) 'I was at Heath´row yesterday. They've got a new duty-´free shop'. This was a new trend in Australia and New zealand some 20 years earlier,and perhaps even before that in parts of USA. How it has spread to British is a matter of some dispute; suggested strong influences have been the high number of Australasian shop assistants in London and the popularity of Australian soap operas on British television.」とあります。
日本のー「・・・じゃないですかー。」みたいなー、語尾が上がり調子って感じー。・・・でしょうか?
アメリカで始まったイントネーションが、オーストラリア等を経て、イギリスにまで影響を与えているようですな。
日本のも、アメリカの若い世代が使う、上がり調子のイントネーションと、やたら「like」とかを使う流行の影響らしいですが、いやはや、何処もアメリカの影響力の大きなことですな。
次回は、第6版から /u:/ の新しい傾向を紹介しようと思います。
平成13年4月1日
相変わらず忙しくて、体調もさっぱり戻りません。英語については、引き続き停滞しています。
今日は、気分転換に書店にいって、なぜか「NHKテレビ フランス語会話」を買ってしまったので、4月から、フランス語の勉強を始めようと思いました。えっ、「Chikashi さんて井川遥さんのファンだったのですか?」って、「あ、あのー、そのー」(しどろもどろ)
そんなわけで、フランス語の勉強を思い立ったのですが、しばらくして「フランス語の調子はどうですか?」と聞かれても、「いやー、その、あれを書いたのは、なにの日のことですので、・・・」とお茶を濁せそうなので、今日書きました。次回「 Chikashi のフランス語初体験」に続く!(・・・かもしれない。)