迷走録 2001年5月

 

平成13年5月27日

昨日と今日は、今までの疲れがどっとでたので、レッスンもキャンセルして、家でごろごろしていました。この2か月はこれまでに経験したことのないくらいの忙しさでした。特にプライベートで自分の好きなことに全身全霊を込めて自分の実力以上の仕事をしたので、後になって、疲れがどっとでたようです。

そんなわけで、今日は1日家でごろごろしていたので、昨日届いたばかりのテープを聞いてみました。

聞きたいテープがあったので、出版社(南雲堂)に直接注文しておいたものです。せっかく注文するので、ついでに去年の12年12月17日に紹介した『日本人だからうまい英語が話せる!』(河田英一著)のテープも注文しておきました。

肝心の聞きたかったテープとは『イギリス英語のイントネーション』(Intonatuon of Colloquial English)です。テープは著者の J. D. O'Connor と G. F. Arnold によって吹き込まれていました。最初は、G. F. Arnold の方が少し聞き難かったのですが、直ぐに慣れました。ちょっと量が多いので、やりこなせるか心配ですが、イギリス英語のイントネーションとしては、貴重な教材だと思います。

※ なぜ吹き込み者が特定できたかというと、『英語音声学−改訂版−』(Better English Pronuncation)のテープの吹き込み者がJ. D. O'Connor と S. C. Fletcher と John Wells なので、2つのテープを聞き比べると、J. D. O'connor が特定できるわけです。

次回は、『日本人だからうまい英語が話せる!』のテープの感想を書くつもりです。

 

平成13年5月20日

昨日は、約2月ぶりに、会話のレッスンを受けました。その間、実質上ほとんど会話をしたことがなかったにもかかわらず、fluency intonation がよくなっていました。先生は、私が2月もレッスンを受けていないので、またもとに戻っていないか心配していたようです。

ところが、ここ数年の課題で、しかも先生が一番強調していたにもかかわらず、一向に進歩の気配のなかった fluency intonation が、いきなり(ちょっと大袈裟にいえば)別人のように進歩していたので、さすがに辛口の先生も珍しく褒めてくれました。むしろ最初は、褒めるよりも、びっくりしていたようです。(これは、レッスンの終わりの方で確認してわかりました。びっくりしても顔に出さないところがイギリス人的?)

先生とは発音の練習(私は、イントネーション等も含めて考えている)について見解の相違があって、先生は私の練習方法にかなり懐疑的な態度をしめしていた(イギリス人の understatement を差し引いて考えれば、私の練習方法では上達は不可能に近いと言っているに等しかった)のですが、これについても、一ひねりした表現で、「(個々の)発音に関しては会話上の問題は全くないし、音声学上の知識は今では君の方があるだろう。しかし、君はまだ上を求めているのだろう。私にはその手伝いをするだけの知識も技術もない。ただ、accuracy と fluency の向上については引き続き協力できるできるだろう。」と言ってくれました。(素直には褒めてくれないんだよなあ。)

この忙しかった2月を振り返ってみると、自分ながら、よくあきらめずに続けたものだと思います。単に上達しただけでなく、いろいろなことで、いい経験になったと思います。

 

平成13年5月13日

昨日は、休日出勤して、正味12時間働いた。忙しいとなかなか勉強の時間がとれないので、昨日も「暇なときに、もっと一生懸命やっておけばよかった。」と一瞬思った。でも、よく考えると、暇になるとまた怠けそうなので、最近は、時間をみつけて少しでもやるようにしています。忙中(自ずから)閑ありとは、よくいったものです。

イントネーションのパターンを当てるソフトの正解率も、5割をなんとか超えるようになりました。少ない時間で、集中してやっているので、却って効率がいいようです。人間万事塞翁が馬とは、よくいったものですな。(今日は、なんか諺ばかり書いてますが、たんなる気まぐれです。)

しかし、皮肉なことに、いろいろ考えて、あーでもない、こーでもないと、いろいろ手を出して、時間も結構掛けていたときよりも、あっさり進歩してしまうとは、まさしく、下手の考え休むに似たりを地でいくようなものですね。(あー、三度めだ。)

今日は、久しぶりにレッスンを受けたら、アメリカ英語でも、ストレスのあるところや、イントネーションを、前よりよく分かるようになっていました。そして、今日のレッスンで真似ることも少し上達しました。イントネーションは、ある程度聞き取れないと、上達がむつかしいと思いました。

ある程度、聞けるようになったら、自分が本当にできているかを、分かる人に聞いてもらて、フィードバックすることも、とても重要だとわかりました。

聞き取りは、いいソフトが、いろいろあるので、集中的にやれば、時間とお金の節約ができそうです。イギリスでも、聞き取りは、ear training といって重視されているようです。

 

平成13年5月6日

長いと思っていたゴールデンウィークも終わってしまった。いろいろやろうと思っていたのに、ほとんどなにもやれなかった。でも、しっかり休養がとれたので、それが一番だと思う。

イントネーションのパターンを当てるソフトをやってみたが、1回目は1割くらいしか正解しなかった。文章を聞いて、7つのパターンから選ぶものだけど、けっこうむずかしい。翌日にやった2回目は、3割正解。母音の3択の問題は、ほぼ瞬時に正解がわかるので、イントネーションも、そのレベルまで行きたいと思う。(ただ、poolだけは、何回聞いても?という感じなので、しっかり復習しなくてはと思った。)

もう2ヶ月もレッスンを受けていないので、気分を変えるためにも、今月からレッスンを再開するつもりです。

 

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