迷走録 2005年6月

 

平成17年6月7日
 

今日スカパーがついた。モニターに応募して当選した。BBC worldを6月モニターすることが条件。機材とアンテナの標準取り付けは無料でしたが、角度等の問題で、屋根の上の既存のアンテナの支柱につけてもらったので、8000円掛かりました。

モニターは条件が悪い。BBC worldを単独で契約しなくてはいけないので、BBC worldを含むパックの契約は、半年間できない。英語パックもダメ。それでも、GLCは契約しようかなという気になっている。意外にイギリス英語やオーストラリア英語が多いので、おもしろい。

文句ばかり言ってないて、ちょっと考えてみると、 これって、スカパー見てれば、ホームステイしているのにかなり近い状況といえるかも。今は、夜にネイティブの先生のライティングとってる。これは隔週だけど1回3時間なんだよね。スカパーとあわせると結構いい環境になりそう。

そういえば、先週、アメリカの独立の年を聞かれて、頭の中でseventeen seventy-six という声がして、びっくりした。音声学以外で英語で記憶しているものができたとは。生で聞いたことは、覚えているつもりがなくても、なぜか、あとで思い出せることがある だよなぁ。 しかし、アメリカの独立の年が英語で覚えた最初の年号とは。日本のものでもイギリスのものでもないのが少し寂しい。アメリカ人の先生だからしかたないか。そんなことくらいでめげていないで、生の英語に触れるチャンスがあったら逃がさないようにしなくては。

生の英語に触れるのも大切だとは思うが、会話のスピードをキープするには、リスニングやリーディングが役に立っている気がする。生の英語に触れると、確かに、英語に対する反応 (実際に応答したり、行動したりする)のスピードは鍛えられると思う。この反応のスピード・アップは、一人でやっているとなかなか伸びないような気がする。逆に、 反応ということを考えなければ、聞き流し 程度のリスニングや、専門書の義務的読書程度でも、続けておくと、生の英語に触れる触れないにかかわらず、理解のスピードが上がっていくような気がする。自習については、(例えば速読・精読等)いろいろやるとさらに効果があるように思 われる。まあ、月並みな話、年季がいるということでしょうな。

 

平成17年6月12日
 

今日 は、英検を受けてきました。恥ずかしながら、十分な準備もできずに、1級を受けてしまいました。過去の結果は、ほとんど不合格Cで、1回か2回不合格Bがあったくらいだと思う。準1級のころからダブル受験で受けていたので、準1すべるときに、1級が不合格Cなのは、当然だが、・・・。今回は結果を知るのが、少し恐ろしい。

ただ、久しぶりに受けてみて、随分傾向が変わったとは思った。(おいおい過去問くらい見とけよ!と言われても仕方ないです。)ケンブリッジ英検に少し近づいたような気がする。ブリ験(って略すか?)より、語彙の問題が異様にむずかしいが、これをクリアすれば、かなり合格圏に近づけるような気がする。昔受けたときは、これは、どんなにがんばっても、永遠に合格圏にすら近づけないように思え、深い深い絶望の淵に沈み込んだものでした。(遠い目)

今日からは、TOEICに向けて準備をしなくては。6月の公開試験と7月のIPテストが待っている。どう考えても、今受けているTOEIC対策講座だけでは、不十分なので、ほかにもやっておかなくてはいけない。しかし、秋の英検を目指して、語彙だけは、こつこつとやっていかないと、間に合わないような気がする。

この数年で、リーディングだけは、確実に伸びたと思う。あっ、ライティングもか。課題に追われて苦しかったけど、(今も追われ続けているが、)結果的には、それが実力を伸ばしてくれたと思う。あとは、リスニングとリテンションをなんとかしたいと思う。これが伸びると、実力維持&/or アップが楽になるのではないかと思う。

 

平成17年6月19日
 

以前、夜 にネイティブの先生のライティングのクラスをとっていると書きましたが、先日の出来事です。私の場合、日本人慣れしているネイティブには、はっきり話せば、通常英語を聞き返されることは、ほとんどありません。声が小さかったとか、もごもごしていたとか、単語や文法で大きな間違いをしたりとかすると聞き返されますが、まあそれでも通常2度目で 通じます。

先日のクラスで、聞き返されたときに、はっきり言い直したのですが、先生は2度目も(聞き取りの苦手な人がTOEICのリスニング・パートでするような感じで、)必死で聞き取ろうとされていました。先生は、一瞬頭の中で反芻され て納得されたのか、すっきりした顔になり、にやりとして、板書しました。

そのときやっていたのは、Using grammar in writing というところで、"There are Y types of X: A, B and C." とか "X is divided into Y classes. There are A, B and C." というような構文をつかって、文を作るということをやっていました。

私が答えたのは、"There are two categories of martial arts: with bare hands and with arms."(武術には2種類ある。素手で戦うものと、武器を使うものと。)でした。最後を同じ母音の arts と arms にして、心の中で、「うっしし」と思っていました。ところが、先生に「ちょっと混乱しそうなところが、あるけど、なぜかわかるかね?」と (英語で)いわれて、思わず(日本語で)「あっ」と声をあげてしまいました。(師匠なら、ここでにやりと笑って、皮肉っぽく日本語で「あっ」とリフレーズされるところですな。ははは。)

 「武器で」は、"with arms" でなくて "with weapons" でなければ混乱します。先生は、一瞬「(素)手だけで」で戦うものと「腕だけで」戦うものを想像したそうです。確かに、技としては手だけの技も腕だけの技も、いつくか存在しています。『そんな、「パンチ・チョップ・はりて etc 」系vsウエスタンラリアット(プロレス技)・入身投げ(合気道)etc 」系ちゅう分類なんて、ほんま、あんのんかいな?』『ぼけちゃうか? なんてつっこんだらええねん?』となりそうです。

それに、Google で"arms"のイメージ(画像)を検索してみると、腕とかイスの肘掛とかでなく武力に該当しそうなものは、ほとんど近代的軍隊の使用する兵器でした。いまどき、日本刀や青竜刀や槍やヌンチャクで戦争なんてしないか、・・・。 そうしてみると、この場合、"bare hands" との対比でなくても "with arms" というチョイスは、あまり適当とはいえないような気がします。

母音を揃えようとか、いろいろ考えた挙句に、わかりやすい文を書くということから、意識が飛んでしまいました。まだまだですな。

 

平成17年6月26日
 

本日、TOEICを受験してきました。リスニングは、 前回よりよく聞き取れました。ただし、弱いところもあるので、点数として結果に表れるかどうかは、分かりませんが、・・・。これまでも、細部は分からなくても、消去法やヤマカンでそこそこの点数とっていたので、今回のあやふやだったところが多く間違っていれば、逆に得点としては低くなることもありえるかも。リスニングは、(英検1級のリスニングと違って、)会話等の内容がある程度限られているようなので、たくさん問題を解いておくと違うと思う。さらに、問題練習を積む必要性を感じました。

リーディングは、最悪。左前のやつが貧乏ゆすりしていた。ときどき小さな音もしていたが、これは左耳をふさげば聞こえなくなる程度だったので、(右前だとマークできないので困るが、)許せなくもない。しかし、自分の視野の左上で常に、そのあほの足がぶらぶらしているのが、気になって文面に集中できなかったのには苛ついた。結局、長文が13問くらい解けなかったので、適当に塗りつぶす破目になった。それくらいでめげない集中力がある人はいいのだろうが、自分はたとえ日本語の試験でも、あの揺すり方だと、集中できないと思う。相性が悪いというか、バイオリズムが全然違うとかで、全然だめなんだろうね。それほど気にならない貧乏ゆすりもあるんだけどね。

7月のIPは、席は早いもの順なので、一番前に座ってやる。音もよく聞こえるし、うざいやつが前に来ることもないし。今日は、冷房の効きが、ゆるすぎたりきつすぎたりと変動した。個人的な主観でなく、温度と湿度の基準を作り、その範囲内で実施してほしいよ。よく、女性で、半そでの薄着できて、自分が寒いからといって、冷房の温度を上げさせるやつがいるけど、そういうやつの言うことを聞く試験官もカスだと思う。今回は、おそらく全館一斉制御で、他の部屋のやつらに振り回されたのではないかと思う。まず最初に、どこか他の部屋で、暑いといって、(実際暑くて苦情をいおうかと思ったほど、暑かった。今年は家ではまだ冷房入れてないんですが、・・・、)下げさせた。今度は、下がりすぎて、ちょっと鼻水が出たよ。他にも鼻すすってる人いたし。そして、また別の誰かが苦情をいって、室温をあげさせたのだと思う。少し蒸し暑くなった。冷房なしの会場もあるらしいから、それよりはましだが、しっかり対応してほしいよ。

 

 

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