迷走録 2012年6月

 

平成24年6月10日

久しぶりに某○ュンク堂に出かけました。数ヶ月の間にTOEIC関係の本がたくさん出ていました。心を動かされましたが、まだ先にやるべきTOEIC対策本が たくさん残っているので購入はしませんでした。すぐにやらないなら、版の新しい方が誤植等が減っているのでと言い聞かせて、今回はなんとか購入を踏まることができました。(でも、次回に最新の版を購入するには、また大型書店まで足を運ぶ必要があるんだよなあ。)

TOEIC関係以外のコーナーものぞいてみました。イギリス英語の 本も増えましたねえ。まあ、購入はしませんでしたが、・・・。自制心と克己心を120%発揮しながら、さらに物色していましたが、ついに強烈な誘惑に襲われて、気がつくと1冊の本を持ってレジの前に並んでいました。以下次回に続く、・・・。

というのでは、あんまりなので続きを。購入したのは、竹内真生子著『 日本人のための英語発音完全教本(DVD&CD付)』です。イギリス英語とアメリカ英語を均等に扱っています。(wannabe)イギリス英語使いとしてはうれしい仕様です。メソッドは、ザ・ジングルズやハミング8(ハミング発音スクール)やUDA式の特長を上手に取り入れて洗練したようにも思えます。

隅々まで読んだわけではありませんが、発音本の中では音声学的に一番しっかりしています。ただ、suprasegmental features(超分節的特徴)またはプロソディ(韻律・prosody)については、あまり詳しくありません。また個々の音につてもVOTやフォルマントのレベルでの検証が載っていません。ちょっと不自然に感じるところもあります。このメソッド独特の癖が残る可能性もあると思います。どういうことかというと、ザ・ジングルズをやっている人は、普通に話しているときでもザ・ジングルズをやっているなという感じの発音になる人ますが、このメソッドも同様だと言うことです。同様に、ハミング8にもハミング8の色が会話に出る人もいます。その中にいると一色に染まって気がつかないと思います。この『 日本人のための英語発音完全教本(DVD&CD付)』については、最近の自分にしては珍しく、気になるところだけでも、少し継続してやってみようと思っています。気が向いたら、経過報告します。まあ、やろうかなという気があるだけで、実際にはやらないかもです(笑)

 


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