迷走録 2000年7月

 

平成12年7月23日

今日、TOEICを受けてきました。なんと、試験開始前に携帯電話とデジタル時計と机の上に出すように指示され、試験官がそれをチェックしてまわりました。「やっと、やってくれた。」という感じでした。(今までに、何度か不愉快な思いをしたことがあったので・・・)

今日は(も?)誰かが「寒い」と苦情を言ったらしく、途中から蒸し暑くなりました。案内には、調節できるような服装で来るようにと記載されているので、会場に温度計を準備し、客観的な基準を示して、わがままな要求は却下して欲しいと思いました。(それとも、暑くなった人は、裸で受けろってことかい?)

前に、英国系の英会話学校に通っていた時の話ですが、ある女性が授業中に勝手に、冷房の設定温度を上げたことがありました。その時に、先生が、その女性に注意したのですが、その女性は、虫の居所が悪かったのか、口答えをしました。それで、ついに、先生が、とうとう「おまえは、デモクラシーの意味が分かっていないのか?」とか「おまえはselfishだ。」とまで言いました。その女性にも、思い当たるところがあったらしく、その後は、何かするときに、クラスメートに聞くようになりました。

先生は、常日頃「コミュニケーションをとろうという姿勢が大事だ。」とか「 'common sense' がなくては、話にならない。」と言っていました。また、いい意味で規律を大切にする先生でした。当時を振り返ってみると、その学校では、英語だけでなく、本当にいろいろなことを学んだと思います。

(※もちろん、先生が、 '彼女が注意されたことを受け入れることができる' と予測したり、 '言ってもダメな生徒に無駄な注意をしない' というコモンセンスを持ち合わせていたのは、言うまでもありません。)

なんか、今日は愚痴っぽくなりましたが、TOEICを受けた後に思ったことを書いてみました。次回からは、もっと英語に関係のある話題に戻るつもりです。

 

平成12年7月16日

"Blimey"(ブライミー)て知っていますか。最近、Michael Caine(マイケル ケイン)主演の "Alfie"(アルフィー)で聴き取りの練習をしています。このアルフィーの中で マイケル・ケインがブライミーを連発するのです。確か昔レッスンで、「スラングで "(God) blind me" の省略形」と習ったような気がして辞書を引いたけど、"Blimey" と綴るとは知らなかったので、自分では探せませんでした。OALDによると interj (Brit sl) (expressing suprise or annoyance) とあります。師匠によると、意味は "unbelievable " とか、"I can't believe it" とか、 "phew"(これはスペルを聞かなかったので?です。)だそうです。

私の師匠のアルフィー評は「Alfie is a classic, music by Sonny Rollins, acting by Michael Caine, Millicent M., Eleanor B. et al.., a piece of 60's England ( London ) that sits alongside 'Blow Up' 'Up the Junction' and 'A taste of Honey' as essential viewing of an era that is both romantic in one way and obnoxious in others ( the innocence vs. the sexism for example )...」ということだそうです。

しかし、スクリプトがないのは辛い。だれか、情報を持っていませんか?

 

平成12年7月9日

先日予告した"ポケベルを英語でなんと言いますか?"です。

何年か前のことですが、英会話学校で(授業のはじめの会話か、 Fluency hour = 某学校のフリー・コ(UK)ンバセイションの時か忘れましたが・・・)「ポケベルって英語でなんていうの?」とだれかが言ったので、自分が"beeper"といったら、先生(もちろんイギリス人です)が(途中で笑いながら)"No, bleeper. Because it bleeps. 'Bleep, bleep, bleep'"といいました。う〜ん知らないうちにアメリカ英語に「感染」していたとは!恐るべしアメリカ英語!!しかし、理由が「ビープ」じゃなくて「ブリープ」と鳴るからだと言う説明は笑えました。

ちなみに、ポケベルは"pager" とも言うそうです。ついでに、"page / page boy"(UK) は、給仕・ボーイの意味です。"bellboy"(US)は米語なのでご注意を!あるイギリス人に言わせると「"bellhop"なんてカエルみたいだ!」そうです。※"bellhop"(US) = "page boy"

 

平成12年7月1日

今日は予告と違いますが、ジョークについて。今日のレッスンでイングリッシュ・ユーモアが話題になって、オーストラリア人はイギリス人と同じセンスだが、アメリカ人は違うという話を聞きました。先生の職場でイギリス流のジョークを言うと「オーストラリア人」と「両親がイギリス人のカナダ人」だけが笑うそうです。先日は三人でモンティ・パイソンのジョークで盛上ったそうです。

先生が、English humour というので、England と Scotland で違うのかと質問したら、「うーん、British と言うべきだったかな?」と言った後、ジョークではスコットランド人は mean (UK)(けち)でアイルランド人は foolish だが、ウェールズ人の定番については知らないとのことでした。(※先生は、racistではありません。為念。)

そのあとで、年に一度ぐらいしか決まらない自分のジョークで笑ってもらえたので、ハッピーでした。Rockt Reader というソフトの話しをしたのですが、途中で 「You said reader? I thought it was whirler...」 といったので、「爆発が弱かった?」といったらうけました。パンは rocket の explosion と plosive consonant (d) です。自分の発音が未熟なので、先生には Rocket *eeler と聞こえたので whirler と思って話しを聞いていたとのことです。

発音は、まだまだということなのだろうけど、帰りに気分がよかったので、ついカードで『空飛ぶモンティ・パイソン』コレクターズBOX(金38,000円+税也)を買ってしまいました。

 

 

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