迷走録 2000年9月

 

平成12年9月24日

数字のルールこれだけの英訳は苦戦しました。ルールについては、自分で「定義」?してみたあと、ネイティブにチェックしてもらったのですが、それが大変でした。まず内容のチェックから始めたのですが2人とも根っからの文系タイプなので、そこでつまづきました。

1 The use of "and" in numbers.」のA complete definition では、苦し紛れにcategoryという言葉を使いましたが、「A three digit number, comprised of hundreds tens and units, will hereby be referred to as a category.」に「hereby」とあるように、文字どおり「ここでは」という意味です。正しい用語がわかれば訂正します。

都合1時間ほどかけて、やっつけたのですが、「有意義だったけど、こんなに大変なのは、しばらくは御免だ。」という意見で一致しました。「Any definition may be possible on request.」ということで今日は終わりにします。

 

平成12年9月17日

先日、サーチエンジンで探し物をしているとき偶然に、イギリス英語の教材をみつけました。『Accelerated English [日本語名:コリン・ローズの加速学習英会話]<中級日常英会話>』というものです。ずっと気になっているのですが、値段も結構するので、購入しようかどうか迷っています。HPによると、テキスト11冊・CD22枚・ビデオ4巻の構成ということです。なかでもビデオの説明には『第2巻には唇の動きを見ながら発音練習ができる、CDとは異なる別の発音編も収録されています。 とあるので、どんなものか物凄く気になります。ちなみにアドレスは、 http://www.als-japan.co.jp/ です。どなたか使った方がいましたら、使用した感想等を教えてほしいのですが・・・。

2年ほど前に、サーチエンジンで調べたときには、コリン・ローズの学習方法でつくられた語学教材は、見つかりませんでした。そのときに、トニー・ブザンについても探してみたのですが、同様でした。著書だけはみつかったので、購入して読んでみました。どちらの著書も、なかなか参考にはなりました。

コリン・ローズのほうは、邦訳の副題に『「学び方」のまなびかた』とあります。また、トニー・ブザンのほうも、原書の foreword で How do I learn how to learn? 等の疑問を持って、心理学等の研究を始めたと言っています。しかし、「方法はわかっても、肝心のそれ用の教材がなくては、自分1人で英語の勉強はできないなあ」というのが読後の感想でした。

参考までに、著書を紹介しておきます。

Colin Rose 著「ACCELERATED LEARNING」 Accelerated Learning System Limited
コリン・ローズ著 森眞由美編・訳「コリンローズの加速学習法」PHP研究所

Tony Buzun 著「THE MIND MAP BOOK」 BBC Books
トニー・ブザン著 田中孝顕訳「これが驚異のマインド・マップ放射思考だ!!」騎虎書房

最後に1つ付け加えると2人とも、イギリス人です。さて、教材はみつかったけど、すぐ買うべきか?(迷っているうちにドリッピー等のイギリスバージョンともいうべきフォーサイス自身が吹き込んだ教材のように絶版にならないうちに買っておくべきか?)

 

平成12年9月10日

先日は師匠とRowan Atkinson (ビーンの俳優)の THE THIN BLUE LINE (シン ブルー・ライン)の話から、イギリスのTVについての話題に移ってもり上りました。特に "Clive James: The Television" ネタは面白かった。長尾豊著『「魔術」は英語の家庭教師』(絶版)の中の「英国TV事情」に、その番組についての説明があるので、少し引用を交えて紹介します。

"Clive James: The Television" は全世界のTV番組を面白おかしく紹介する番組で、それを長尾氏が見た感想は・・・

『なんで私はロンドンで「ひょうきんザンゲ」を見なければならなかったのか,「8時だよ全員集合」の合唱隊が流され ,"The Christianity has yet to reach Japan" などとバカにされていたのです。・・・』

他にも『ザ・ガマン』・『木枯紋次郎』も海の彼方でバカにされていたそうです。『「魔術」は英語の家庭教師』は残念ながら絶版です。もし古本屋で見かけたら絶対「買い」だと思います。英国ネタだけでなく英語の学習に役立つ情報も満載です。(えっ、学習書だからあたりまえだって?まあ、そういわずに、どこかで探して一度読んでください。それだけの価値はあると思います。)しかし、改訂版を心待ちにしているファンは自分だけじゃないと思うんだけど・・・。

それから、THE THIN BLUE LINE (シン ブルー・ライン)は、大きなレンタルショップを探せば、見つかると思います。最近の私と師匠の一押しの英国ドラマです。

 

成12年9月3日

TOEICのリーディングのスコアーが下がってしまったので、本を読み始めました。普段から小説のたぐいは、ほとんど読まないので、何を読もうか迷ったのですが、 Vivian Buchan 著『英日対訳 アメリカ人はこうしてプレゼンに自信をつけている!』(スリーエーネットワーク)に決めました。

本当は読み物もイギリスのもので決めたかったのですが、まあ文字だけなら、ほとんど変わりはないので内容で決めました。読みやすいし、内容も良くまとまっていると思います。英語で読んで、なんかもやもやして良く分からないときは、和訳を参照して疑問を解決し、どんどん次に進むようにしています。

この本は、自分にはめずらしく最後まで読めそうです。読み終わるまでに、次の興味ある本がみつかるといいのですが・・・。

みなさんは、英検やTOEICのリーディング対策はどうされていますか?

 

 

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