迷走録 2004年9月

 

 

平成16年9月5日

いつも使っているPCが、ある辞書をインストールしたら立ち上がらなくなりました。バックアップ用ウインドウズのCD−ROMが見つからないので、とりあえず復旧はあきらめ、ノートパソコンでしのいでいます。いろいろなデータやメールアドレスもほとんど失いました。一番きつかったのは、書きかけのレポートが消えたことです。まだ引きずってます。今月中旬にはなんとか遅れを取り戻せるのではと思っています。

英語の方は、どうしても読まなければならないテキストを読んでいるくらいで、せっかく芽の出だしたイントネーションについては、手がつけられません。ただ最近はイントネーションの研究より、子供用の辞書や読み物(CDまたはカセット付き)に興味があります。もう少し余裕ができたら、子供用の読み物かフォニックス教材でもやっ て見ようと思っています。

 

平成16年9月12日

レポートの遅れが取り戻せません。やりたいことがいっぱいあるので、レポートに身が入りません。レポートのプレッシャーで、やりたいことも思いっ切りできません。それで、レポートに集中できません。悪循環だ〜っ。何とか断ち切らなくては。

英語力の方は、少しは上達したのではないかと思う。イントネーションが進歩したのと、難しい文章を分析しながら読んで理解すると言うことをやっているので、リテンションがよくなったのだと思う。どれほど点数に現れるか分かりませんが、10月にTOEICを受験してみる予定です。

 

平成16年9月20日

相変わらず、レポートの遅れが取り戻せません。気になることはほとんど、気の済むまでやり尽くしたか、あるいはきっぱり諦めたので、後はいかに明鏡止水の境地でレポートにとりくみ続けるかにかかっています。

TOEICの準備のトの字(Tの字か?)もやってません。いやー、どっかの掲示板に書き込む暇あるなら、勉強しろよっていわれそうな気がしてきた。海より深くハンセー。ってほんとに反省してっんのかよ<自分。

 

平成16年9月26日

相変わらず、レポートの遅れが取り戻せません。でも、ほんの少しだけ進みました。一番苦しいのを一つ終えました。英語でエッセイを書くものですが、unclearといわれて書き直しになっていたものです。典型的な日本人パターンの英文は卒業していると思っていたのですが、複雑なパターンになると曖昧さが出てくるようです。

欧米人には、「起承転結」というパターンはなかなかとらえがたいようです。どうして「転」がくるのか理解できないそうです。西洋の思考は線形で東洋の思考は中心に向かってぐるぐる円を描きながら収束していくパターンにたとえる人もいるようです。「序論・本論・結論」のパターンを踏まえることは、押さえても、思考をlinearに提示するのは、気をつけないとついはしょってしまいます。

さて、このエッセイも英語にすると、第1パラグラフと第2パラグラフの間にギャップがあります。あなたならどう書きますか?

「多くの日本人の英語学習者が当面する問題として、(それらは、無意識で行われるのであるが、)東洋の論理形式をそのまま英文に持ち込むことが挙げられる。このことは、欧米人にとって理解の障害をもたらす。」みたいなつなぎがないと、いきなり『欧米人には、「起承転結」というパターンは・・・』と書き出すと、彼らの思考を妨げるようです。

いやー、奥が深いですね。日本にいるネイティブと話すときや、海外でも旅行者をよく相手にしている人と話す場合は、こちらの意をくもうとしてくれるので、気がつかないときが多いと思うのですが、通じにくい時は、論理のパターンが違うことが多いのだと思います。通じないと、発音が悪いからだとか、表現を知らないからだとか思いがちですが、結構論理のパターンが違うことも多いと思います。でも、こういうことは、ライティングで訂正してもらわないと、なかなか気がつかないところだと思いました。

 

 

 

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