ファイナルファンタジー IV スクウェア
ハードがスーパーファミコンに移っての4作目である。
わたしがスーパファミコンを購入したのとほぼ同時に購入した。
(SFC発売後約1年半経過していたが・・・)
FF3が、まぁまぁ面白かったのでちょっとやってみようかなというつもりで購入。
これが、思った以上の出来でビックリしたのを覚えている。
シリーズでは1番人気とも言われている。
- ストーリー
- いつも通りクリスタルが登場する。
軍事国家であるバロンにて飛空艇団「赤い翼」を指揮する暗黒騎士セシルは、国王の名により各国からクリスタルを強奪する。
しかし、セシルはそんな状況に不信を感じる。そのような感情を見抜かれたセシルは、竜騎士のカインと共に、ある命をうける・・・
という、非常に重いスタートのストーリーである。
(軽いストーリーのRPGはあまりないですけど(笑))
2のように様々な登場人物と共にストーリーを進める方法である。
- ハードの変化
- SFCに変わったということで、グラフィック的にも音源も非常に良くなっていると感じる。
通常画面のバリエーション、戦闘画面に背景が付いたことや魔法効果などほとんどの点でSFCの実力を感じ取れる。
特に音源がここまで良いものとは感じてなかったので驚いたのを覚えている。
- ATB
- アクティブタイムバトルと呼ぶこの方法は、新たな戦闘場面を作るシステムのひとつとなった。
コマンド型RPGのコマンド入力方法は大きく分けると次の2通りが考えられる。
- 1ターンごとに全てのキャラクターに対して次のターンでの行動を先に入力
- そのキャラクタの行動順が回ってきたときにそこで行動するコマンドを入力
1は今までのシリーズでの方式である。
ATBは2の方法をさらに進化させたものと言える。
コマンドを操作している間も時間が流れていくのである。ぼっとしていると何時の間には全滅になる可能性もあり得るのである。(普通そんなことはないけど(笑))
だから、わざと待ってから行動をするという芸当もできるのである。
最初のボス戦でそれを実戦できるようにしてあるのが良い。
- 魔法
-
以下の点が変更
- ATB採用と言うことで、ヘイストの効果が攻撃回数からATBでの行動順に有利になるということに変わった。同時にスロウが登場。
- クラスごとの使用回数からMP制になった。
- 召還魔法の効果は1種類になった
- テレポで無条件に戦闘から離脱できるようになった(除ボス戦)
でも、逃げやすいのでたいして使わない。(ギルを落っことすだけ)
- ポーキーという使い道がほとんどない魔法ができた。
ミニマムやトードもポーキーと似たような扱いになってしまった。
- 全体対象への切換が種別ごとにできなくなった。
(1匹か全部だけになった)
- 乗り物
- 黒チョコボという飛べるチョコボが登場。ついでにMPを回復してくれる白チョコボも登場
飛空挺も相変わらず色々登場する。他にホバークラフトがある。
ただ、船のたぐいはほとんど出てこない。
- プレイステーション版
- 7が発売されたあと、プレイステーションにこの作品が移植された。
移植自体は結構歓迎なのだが、出来がお粗末である・・・
- ほとんどベタ移植であること。リメイクくらいはして欲しかった。
- 効果音をサンプリングしている。(しかもレートが低いので違和感多い)
- 処理落ちがおきる。
などである。
どうせ移植するのであれば、ドラクエ3のSFC版くらいはやって欲しいものである。
- ネタバレコーナー
- とりあえず、ストーリーに関わるネタなので、見たい人は進んでほしい。
見てしまったあとの苦情は受けられませんのでご注意を。
内容
- 苦労した戦闘
- ストーリー展開を含めたキャラクター紹介
良いところ
- SFCの利点を生かしている。
- ATBを生かした戦闘
- キャラクターが生きだしている。
気になるところ
- ストーリーが好みによって評価が分かれそう。
- キャラに特化しすぎていて、戦闘の自由度が大きく減少した。
最後に一言
SFCのハードって思った以上に良かったと感じたソフト。
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