ファイナルファンタジー III スクウェア
そろそろ、定番シリーズに成りつつあった3作目である。
前作との直接的な繋がりがないだけでなく、システム的にも変わっているのはお約束である。
しかし、システムは1作目を発展させたという感じかもしれない。
わたしは、某カメラ店で2000円程度でたたき売っていたのを購入した(笑)
- ストーリー
- この作品でも、色々な人物が大きく関わっていくストーリーになっている。
なかなか、涙ちょうだいなシーンも増えだしている。
システム重視と言われがちな奇数だが、わたしは結構印象に残っている。
- ジョブチェンジ
- システム面でもっとも大きいものと言えば、ジョブチェンジシステムである。
1作目では、ゲームスタート時に選ぶことができるだけなので状況によっては非常に辛い展開になることがある。
この作品は、いつでもキャラクターのジョブを変えることができる。ただし最初からすべてのジョブが使えるわけではなく、ストーリー中にクリスタルの力を借りて新たなジョブを手に入れるのである。
ジョブも1作目に比べて大幅に増えた。
さらに展開によっては、特定のジョブを活用するようになっている。
わたしとしては、この方がいろんなジョブを使う気になって面白いのだが、「制限されるのは嫌」という意見も多いようである。
ジョブごとのコメントは一応やっていない人のことも考えてネタバレコーナーでとする。
- サイドビューバトル
- 2よりさらに強化されている。ここまで来るとファミコンの限界を垣間見ている気がしてならない。
まずは、魔法の効果が非常に綺麗になっている。3段階あるおなじみのファイア、ブリザド、サンダー系の各魔法も上級のものは強力そうに感じるのである。
召還魔法の画面効果もファミコンとしては限界ともいえそうなものと思う。
もう一つ大きな違いがある。
ダメージ(回復)表示が、直接キャラクターに表示されるようになったことである。
いままでは「○○に△△のダメージ」という表示がこの手のRPGの基本であったが、この方法だと一気に表示できるのでスピーディーになる。
わたしがこの手法を見たのはこの作品が最初である。
ところで、この作品以前に使われているのを見たことはありますか?知っている方はぜひ教えてください。
また、バックアタックという戦闘開始時の状態が追加された。
単純に言うと背後から襲われた状態である。
前衛と後衛が逆になるので、先制攻撃される上に前衛後衛の入れ替えに1ターン損してしまう・・・
- 魔法
- 今回はジョブごとに使える魔法が決まっている。
また、1作目のようにレベルごとに使用回数がある形に戻ってしまった。
ただ使用回数は大幅アップしているので使う機会は多いと思われる。
展開上無いと困る場面もあるし・・・
この作品から召還魔法が登場する。
召還獣を呼び出して助けてくれるのだが、この作品は2種類のジョブがあり先に出てくるジョブは、効果が2種類のうちのランダムなため使いどころが若干難しい。
あとから出てくる方はやはり強力である。
4作目以降はすべてあとから登場するジョブの効果を採用している。
- 乗り物
- 乗り物が多くなった。特に飛空挺が何種類も登場する。
ただ、山を越せないので爽快感が若干減ってしまったのは残念なところ。
- 動物キャラクター
- チョコボは当然登場するのだが、今回はアイテムを預かるデブチョコボが登場する。「ちょこぼくさい」というのはどういう臭いなのか気になってしょうがない(爆)
さらに、いまでは有名なモーグリが後半に初登場する。
いまでは、このシリーズの動物キャラの顔になっているのだが、チョコボは登場回数が増えたもののモーグリはまだ地味であった。
- ネタバレコーナー
- とりあえず、ストーリーに関わるネタなので、見たい人は進んでほしい。
見てしまったあとの苦情は受けられませんのでご注意を。
良いところ
- 戦闘を面白くするジョブシステム
- 戦闘時の画面効果のさらなる向上
- ファミコンの限界に挑戦したBGM
気になるところ
- 後半のダンジョンが色々な意味で辛い(笑)
- 意地悪な仕掛けがちょっとある。
場合によっては数時間を無駄にしてくれます
最後に一言
受験前にはまっていたので、親に隠れてやっていたのが懐かしい(爆)
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